誰でもわかる!役立つ!やさしい解剖学

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解剖学を”難しいもの”だと思っていませんか?

解剖学は医学を学ぶ学生が最も苦戦する科目です。全ての基礎になるため、膨大な量の情報を理解し、覚える必要があるからです。

ですが、解剖学の本質は難しいものではありません。

そして、言葉を覚える時に、まずひらがなを覚える、アルファベットを覚える、のと同じくらい、医学においては基本的で大切なものです。

解剖学がとてもわかりやすく親しみやすくなります。

この章を読むとあなたは

解剖学の本質が理解でき、実際に使える知識として定着させる土台を作ることができます。

 

解剖学は ”あなたの身体の設計図を知る学問”  です。

まず、想像力を働かせて理想の家を考えてみましょう

さて、本題の理解を深めるために、まず家の設計図を思い浮かべて見ましょう。

あなたはこれから一生住み続ける家を作るとします。予算とか、場所とか一切気にせず、自分が住みたい家を住みたい場所に作れるとします。

ただ、ひとつだけ条件があって、一度作ったら、ずっと同じ家に住み続けなければいけません。
簡単な修理はできますが、気に入らなくたったり、古くなったりしても家を取り替えることはできません。
家具や家電も、一度選んだら死ぬまでそれを使い続けなければいけません。

さて、どんな家を作りますか?

 

どんな家を思い描いたでしょうか?あなたの個性が溢れた素敵な家だと思いますが、おそらくどんな家でも以下の3点のポイントは押さえているのではないかと思います。

1:適度な(十分な)広さがある。

2:暑さ、寒さ、台風や地震などの自然災害が防げて、住む土地にあった十分な耐久性があって、かつセキュリティーも万全で常に安心して家の中で過ごせる。

3:自分の思い通りの位置に思い通りの動きをしてくれる家具や家電があって、それらを動かす電気や水道などのライフラインが適切に安定して供給されていて、何の不便もない。

少なくともこの3点が満たされていれば、安心で快適な日常生活が送れますよね。

 

解剖学の定義:一生住み続ける家=あなたの身体

さて、先ほど想像していただいた一生住み続ける家、これは実はあなたの身体のことなんです。あなたの身体はあなたが一生住み続ける決して誰とも交換することのできない家です。そして、あなたの身体の仕組みを知る、つまり、あなたが一生住み続ける家について正しくを知ることが、医学でいうことろの「解剖学」に当たります。

では、先ほどの家を自分の身体に置き換えてみましょう。

家の形を作るものは、骨、筋肉、皮膚

家において、一番大切な物は、大黒柱だと思いますが、これは人体の身体でいうと、背骨、専門用語では、脊柱です。

そして、家の重要な役割は、大切なものを安全に保管する空間があることです。雨、風など外部ストレスからあなたやあなたの大切な家具や家電を守ってくれていますよね。

自分の身体において大切な守るべき物と言えば、脳や神経、そして心臓や肺などの臓器すべてにあたりますが、それらが収まる空間(部屋や金庫)となるものが、頭蓋骨、胸郭、骨盤など骨で創られる骨格(空間)です。

そして、骨組みだけでは家は不安定ですし、雨風もしのげませんから、壁が必要になりますが、壁にあたるものが、筋肉です。そしてその壁をコーティングしているものが皮膚。

これが人間の身体の外側の構造です。

あなたの身体という家の中では、臓器や神経、血液などが生活している

では、続いて家の中を見てみましょう。

人間の活動というのはすべて脳と神経の働きによって制御されています。意志のある動きだけでなく、無意識な活動(呼吸や血液循環などの生命維持活動)もすべてです。

快適な自分の身体という家の司令塔、つまりあなた自身が、脳であり、その脳の指令によって、または予めセットされたプログラム通りに、あなたの快適な生活の為に動く家具や家電にあたるものが、心臓や肺、胃、腸、生殖器、肝臓などの臓器すべてであり、それぞれの機関をつなぐために全身を縦横無尽に動きまわる電気や水道などのライフラインにあたるのが神経や血液に当たります。

なんとなくイメージできましたでしょうか?

住みやすい家=健康な身体

先ほどの理想的な家を人間の身体に置き換えてみると住みやすい家=健康な身体は以下のような状態です。

1:必要な臓器が適切に収まる空間があって、
2:生活習慣や外的ストレスに対する十分な耐性があって、
3:神経の流れが円滑で、脳や各臓器の働き、すべての循環が正常に行われている状態

さらに具体的にいうと以下の様になります。

1:脳からの神経がまず通過する脊髄、脳を保護する頭蓋骨と背骨
心臓や肺などの呼吸や血液循環に必須の臓器を保護する胸郭
生殖器や消化器などを保護する骨盤
に歪みなく、正常な位置にある状態

2:骨格のまわりの筋肉が適切な緊張を保ち、重力や外からのストレスに対して柔軟に受け止めつつ骨が作る空間を維持できる状態

3:1と2により脳の指令を受け取った神経は滞ることなく情報を体中に伝達できるため臓器の活動が正常で活発、つまり、血液やリンパの流れ、ホルモン分泌も適切で身体の不調を感じない状態

 

 

まとめ 

解剖学とはあなたの身体の設計図を知る学問です。もう少しいうと、正常な身体の仕組みを知る学問です。

基本的に解剖学上の、理想の状態ができていれば身体の不調は感じないはずですし、病気にもなりません。

逆を言えば、もし何か身体の不調を感じるのであれば、その原因は必ず正常と比較することで見つけることができます。自分でみつけられるようになるためにはまず正常な状態を知るのがスタート地点です。

異常に気がつくために、正常な身体の設計図を知ること、これが医学でいう解剖学の本意です。

 

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