【末梢神経2/3】 脊髄神経の話〜脊椎と脊髄と脊髄神経の関係〜

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末梢神経シリーズ2/3  脊髄神経

人間の生命の営みや活動は、すべて神経伝達によって行われており、神経は中枢神経と末梢神経に大きく分類できます。

中枢神経:

より統括的な働きをする脳と脊髄

末梢神経:

脳、神経それぞれから、枝を伸ばすように出て身体の細部に届いている神経のこと
末梢神経はさらに以下の3つに分類される

1:脳から直接出ている脳神経
2:脊髄から直接出ている脊髄神経
3:無意識の生命活動を司る自律神経

今回は、上記のうち、脊髄から出ている脊髄神経についてその名称と役割をまとめて解説します。

脊髄神経の定義

脊髄神経は、(背骨の中を走る細長い索状(コード状)の神経で、脳とともに中枢神経系に分類される)脊髄から発する末梢神経で、身体の運動、感覚、生命維持活動などあらゆる生命活動に関与しています。

31対の脊髄神経

脊髄神経は、全身で合計31対あり、それぞれの各皮節の感覚と対応する筋節の運動を支配しています。表現を変えると、各神経ごとに担当する身体の部位が決まっているということになり、担当部位は以下ように発する脊髄(脊椎)の文節で分かれています。

頸神経(C) 8対
胸神経(Th) 12対
腰神経(L) 5対
仙骨神経(S)5対
尾骨神経(Co)1対

 

脊髄神経の構造

太さ

成人で約40~45cm
後頭孔から始まり、下端はL1,2であり、上肢、下肢を支配する神経が多数出ている部位で特に発達していて太く、下端へ行くほど細くなっていく構造をしています。

最も脊髄の太い部分は、膨大部と呼ばれます。
頸膨大:C2~T2
腕神経叢:C5~T1ー第5-6頚椎(C5/6)で最大径
腰膨大:Th9~Th12
腰神経叢:Th12~L4ー第12胸椎(Th12)で最大径
*Th12以下急激に細くなった脊髄は、円錐状になり、L1~2で糸状になり、それ以下は、多数の神経根が充満する馬尾となる。

文節の数

頸髄(C):8分節
胸髄(Th):12分節
腰髄(L):5分節
仙髄(S):5分節
尾髄(Co):1文節

脊柱と脊髄(中枢神経)、脊髄神経(末梢神経)の関係

人体の大黒柱である脊柱は、脊椎という背骨の骨が積み木のように積み重なって、構成されています。
その中に守られる様に脳から出てくる脊髄が収まり、脊椎の間から脊髄神経が出て身体の各部に連絡しています。

発達学的には、脊柱から作られ、その後脊髄が作られます。
脊髄の発達は、脊柱の発達よりも遅れるため、脊髄髄節と脊椎の対応が尾側ほど斜めに椎間内を走行するような構造になっています。

 

 

 

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