歳をとると筋肉痛になるのが遅くなるのは嘘?

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筋肉痛が翌日以降に来るのは老化の証拠?

久しぶりに運動をした時、すぐに筋肉痛になる場合と3日後くらいに筋肉痛になる場合があります。

よく、翌日に筋肉痛が来るのは、若い証拠で、筋肉痛を感じるまでに2〜3日かかるのは歳をとった証拠、と言われますが、実は、筋肉痛が起こるまでに要する日数と年齢は関係ありません

ではなぜ、”筋肉痛が翌日以降に起こるのは老化の証拠”と言われるようになったのでしょうか?

同じ負荷の運動を行えば、筋肉痛が起こるまでの時間もほぼ同じ

なぜを説明する為に、まず、筋肉痛が起こるメカニズム、からお話していきます。

筋肉には、収縮と伸張の2つの働きがありますが、これらの働きを激しく繰り返す、つまり普段の筋肉の働き以上の作業を筋肉に課した場合、筋肉の周りの組織である筋膜の細胞が破壊され、その際に痛みを感じる物質が出てきます。

その物質が脳に伝えられることで、あなたは痛み、つまり”筋肉痛”を感じます。

初めて行う運動時に筋肉痛が起きやすく、慣れてくるとその時と同じ運動を行っていても筋肉痛が起きにくくなるのは筋肉が耐えられる負荷がどんどん増えていくからです。

となると、年齢を重ねたり、普段運動を行わない人は、普段から運動を行っている人よりも、筋肉痛は起きやすいといとは言えますが、生じる時差については説明できません。

筋肉痛が遅れてやってくるのは、廊下による伝達速度の低下?

上記のメカニズムから考えると、歳をとると筋肉痛を感じるまでに時間がかかる理由として、筋肉が痛みの物質が発生してから、脳に届くまでの時差、つまり神経の伝達速度が年齢を重ねると遅くなるから、という説も作れなくもないですが、神経の伝達速度が数日もかかるようでは、人間としての活動がそもそも行えないので、これも適切な理論ではありません。

実際、老化により神経伝達速度は減少する可能性はありますが、その時差はあっても人間が自覚出るほどの長さになることはあり得ません。

同じ筋力を持っていて、同じ運動を行う限りは、筋肉痛が起こる時間に年齢による差はほぼないと言って間違いありません。

筋肉痛を感じるのが遅くなる原因はやはり老化現象?

では、なぜ、歳をとると筋肉痛を感じるまでに数日かかるようになる、と言われるのか。そろそろ答えをお話しします。

以下のように、筋肉には2種類あり、使う筋肉の種類や使い方により筋肉痛を感じるまでの時差が生じている、からです。

1)早く激しい運動が得意な筋肉

2)ゆっくりとした長時間の運動が得意な筋肉

筋肉痛は1)の筋肉を主に使った場合には、すぐに起こり、2)の筋肉を使った場合には、2〜3日後に起こるというメカニズムがあります。

年齢を重ねると強い運動はほぼやらなくなりますよね….もしくは、若い人と一緒に同じ運動をしているつもりでも、使う筋肉や使い方がゆっくりとしている場合がほとんどだと思います。

つまり、実際に、年齢を重ねると筋肉痛を感じるのが遅くなったのではなく、年齢を重ねると筋肉がそもそも低下している人が多いので、すぐに筋肉痛になるような運動が行えくなった、と考えるのが正しい理論です。

筋肉痛を感じるのが遅くなるというのは、結局は老化のサイン、である、ということ自体は間違いではないです。

筋肉は、年齢を重ねても健康で元気に生きるための要となります。

正しく意識できるようにしたいですね。

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