異常(病気)を知るためには、正常(健康)を正しく知る必要がある

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医学とは正常の比較から異常を見つけること

人間の身体は、
自分の意志とは関係ない生命維持活動も、
意図的な運動や日常生活も
視る、聞く、触る、味わう、臭うなどの感覚も含め

すべての活動は脳と神経の正常な働きがあることによって
可能となっています。

例えるなら、社長や社員に適切な指示を与え、
社員が適切にその任務を果たす事によって
会社が安定して運営されるように、

脳(社長)が神経(連絡手段)を通じて
身体の各パーツ(社員)に適切な指令を与え、
各パーツが正常に機能することによって
人間の正常な身体の営みは行われています。

では、その脳や神経のどこかに、
または身体の臓器の一部に
何らかの問題が生じた場合、どうなるでしょうか?

例えば、
社長が、突然指示をだすことを止めたり、間違った指示を出してしまったり、
(脳が機能しなくなる)
営業の社員が、交通事故で仕事ができなくなってしまったら、
(臓器不全に陥る)
メールや電話などの伝達手段が機能しなくなったら
(神経障害)

会社の円滑な運営はできなくなりますし、
それが長い期間続けば続く程、
会社がかかえる損失は大きくなり
会社の存続はできなくなるように、

脳や神経や臓器のどこかに何らかの問題が生じたら
不具合が「症状」として現れますし、
放置すれば、死に向かいます。

これが、医学でいうところのの「病理」で、
正常との比較の中で主に以下の5つのポイントを考えていきます。

「症状」…どんな「異常」な状態が現れているか?
「原因」…解剖生理学的に、どんな事象が身体の中で起きているのか?
「検査 診断」…どんな検査で「異常」を調べ、病名を決めるのか?
「治療」…原因に対して、どんな対処をしていくのか?
「予後」…これから先、どのような症状の経過をとると予想できるのか?

当然のことですが、「正常」を知らなければ、異常はみつけられません。
そして、正常を知り、異常に自分で気がつけるようになれば、
病気の予防や早期対策が可能になります。

医学において、もっとも大切なことは正常を知り、
異常に早く気がつくことができるようになることです。

病気になった人を治療するよりも、
人が病気にならずに健康を維持できること。

そのための「医学」をわかりやすく伝えていくことがこの活動の目的です。

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