筋緊張の異常の種類による分類

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筋肉の緊張とは?

筋肉の緊張と言っても、ピンとこない人もいるかもしれませんが、例えば、日本人の国民病とも言える『肩こり』の状態は、筋肉の緊張が過剰に高い状態です。

全身で筋肉の緊張が高すぎれば、ロボットのようなぎこちない動きになりますし、逆に低い状態では、身体自体を支える事ができないのでタコみたいにクニャクニャした状態になってしまいます。

 

筋肉の緊張を正常に保つための器官

私たちが、普段スムースで滑らかな運動ができるのは、大脳基底核や小脳などが筋緊張の調整をしてくれるからです。

この点を考えるにあたってポイントになるのは、どんな小さな部分的な運動に感じても、ほぼ全身の筋肉が関与していること、それぞれの筋肉が協力しあって、特定の動作を生み出していること、です。

全身の筋肉が一つのチームとして同じ目的を共有し、休むべき筋肉は休み、緊張すべき筋肉が緊張する、伸びるべき筋肉が伸び、縮むべき筋肉が縮む、ということができて初めて全体としてスムースな人間らしい動きが生まれます。

全身の筋肉の調整役、つまりチームの監督のような役割を果たすのが『大脳基底核』や『小脳』にあたる場所です。

もしこれらの部分に何らかの器質的な問題があれば、筋肉の緊張の全体的なバランスに異常が生じるので滑らかで自然な人間らしい動きができなくなります。

異常筋緊張の分類

筋緊張の異常というのは、高い、低いだけではありませんので、その種類についていかに説明していきます。

★痙直型

筋肉の緊張が高すぎるのが特徴です。
筋肉のこわばり、硬さ(痙縮・固縮)があるため、拘縮、変形、股関節脱臼などを起こしやすい。

★アテトーゼ型

随意運動(自分が意識して行う運動)に伴って不随意運動(自分の意識とは関係なく起こる運動)がみられるのが特徴。
筋の緊張が安定しない為に、姿勢が定まらず、また左右対称の姿勢が取りにくい。
心理的要因で、筋緊張が高くなりやすいという特徴もある。

★強剛型

関節の動きが硬く、関節の運動時に鉛管を曲げるような抵抗があ流のが特徴。
全身の緊張が高い。

★失調型

姿勢保持や動きの為の筋活動の調整が上手く出来ないため、バランスが悪く、手が揺れるなどの状態がみられる。

★低緊張型

全身の筋緊張が低く、ぐにゃぐにゃしている状態。

★混合型

上記のうちのいくつかが混じっているもの。
「アテトーゼ型」+「痙直型」が多い。

 

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