筋肉の検索結果 264 件

関節の動きと可動域

2023/2/3

【骨盤内関節】と【骨盤を含む関節】傾きと運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

上半身と下半身をつないで姿勢保持と内臓保護に機能する【骨盤】運動方向(作用)、動く範囲(関節可動域:ROM)、機能する筋肉(骨格筋)ついてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【骨盤関節】解剖学構造と動きの特徴 【骨盤】は、「寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)」と「仙骨および尾骨(背骨の末端部)」で構成される骨結合(ユニット)で、消化器や生殖器など重要な臓器が納まる空間を作ったり、上半身と下半身をつないで身体を支える重要な役割をしています。 【骨盤】はほぼひとつの骨のように結合していますが、骨盤内要素のみで構 ...

関節の動きと可動域

2023/1/3

【肩関節複合体(肩甲帯)】可動域(ROM)と運動方向【イラストわかりやすい解剖運動学】

人体最大の可動域を持つ、「上腕骨」「肩甲骨」「鎖骨」「胸郭(胸骨と肋骨)」による4関節の複合関節【肩関節(肩甲帯)】解剖学構造と運動学(運動方向と可動域)についてイラスト図解でわかりやすく解説しています。 【肩関節複合体(肩甲帯)】とは?4関節の解剖学構造 【肩関節】は「上腕骨骨頭」と「肩甲骨関節窩」との球関節として説明されることが多いのですが、実際の運動においては、「肩甲骨」と関節を構成する「鎖骨」および「胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)」を含めた体幹部と上肢の複合関節になっています。 つまり、【肩関節】の動き ...

呼吸法とコア強化 正しい筋トレ

2023/10/13

【コア(体幹)筋トレ解剖学】腹筋や体幹筋を鍛えるトレーニングの正しいやり方のイラスト図解!

姿勢や運動の土台となる【コア(体幹)】を鍛えるトレーニングやエクササイズ効果を最大限高める解剖学と運動学についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説して 『腹筋トレーニング』を頑張ってもお腹が痩せない理由 さて、あなたが【腹筋】を鍛えるトレーニングをしたり、コア(体幹)を鍛えるため筋トレに励む理由は何ですか? 「下腹を凹ませたい」「くびれたウエストが欲しい」「姿勢改善したい」「腰痛改善したい」「痩せたい」「シックスパックにしたい」「お腹を出せるスタイルにしたい」など様々な理由や目標があると思います。 では ...

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正しいヨガポーズ

2023/10/11

【側屈ヨガポーズ解剖学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

普段の生活ではほとんど意識しない動きだけど、背骨や椎間組織の機能と呼吸機能を高める優れた効果がある【側屈ヨガポーズ】の解剖学および運動学に基づく正しい姿勢の作り方、注意点、様々な応用ポーズの種類や効果、軽減方法などについてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【側屈ヨガポーズ(アーサナ)】とは? 【側屈】とは、前後の動きを抑制した(安定させた)状態で背骨を同じ面上で左右いずれかの方向へ傾ける動きです。 普段の生活で意識的に背骨を【側屈】する機会はほとんどありませんが、ヨガやラジオ体操などには【 ...

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正しいヨガポーズ

2023/10/10

【ツイスト(ひねり)ヨガポーズ解剖学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

背骨を回旋させることにより椎間組織の弾性を高め、背骨と肩甲帯、背骨と骨盤帯の連携を調整する効果がある【ツイスト(ひねり)ヨガポーズ】の解剖学および運動学に基づく正しい姿勢の作り方、注意点、様々な応用ポーズの種類や効果、軽減方法などについてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【ツイストヨガポーズ(アーサナ)】とは? 【ツイスト(ひねり)】とは背骨を長くするように各椎間を広げ、上半身と下半身を反対の方向へ回旋させることによって椎間関節がそれぞれ回旋し、背骨全体でひねりを生み出します。 【ツイスト ...

姿勢と生活習慣 正しい筋トレ

2023/1/11

マッサージや整体通いでは悪化する?!現代人の肩こり腰痛解消に【筋トレ】が効果的な理由

マッサージや整体では解消しないどことろか悪化してしまった「肩こり」「首こり」「腰痛」が、筋トレですっかり解消したという事実を医学的に紐解いていくと、多くの現代人が悩む「肩こり」「首こり」「腰痛」の根本的な解消方法が見えてきます。 「マッサージ」や「整体」では肩こりや腰痛が悪化する?! スマホが手放せず、長時間座ったままでのパソコン作業などが多い現代において、「肩こり」「首こり」「腰痛」コンボと、それに連なって起こるなかなかスッキリ解消しない「眼精疲労」「脳疲労」「身体疲労(だるささなど)」にほぼ全ての現代 ...

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正しいヨガポーズ

2023/10/12

【後屈ヨガポーズ解剖学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

正しく実践すれば優れた美容健康効果を期待できますが、腰や首を痛めるリスクも非常に高い【後屈ヨガポーズ】の解剖学および運動学に基づく正しい姿勢の作り方、注意点、様々な応用ポーズの種類や効果、軽減方法などについてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【後屈ヨガポーズ(アーサナ)】とは? 【後屈ヨガポーズ】は、達成感や見た目のインパクトの大きいため、Instagramでヨガポーズを投稿するヨギーも多く、憧れのポーズだと思っている人も多いかもしれません。 【後屈】と聞くと「背骨(腰)を反る」動きをイメ ...

正しいヨガポーズ

2023/10/10

【前屈ヨガポーズ解剖学 & 運動学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

様々な美容健康効果がある【前屈ヨガポーズ】の解剖学および運動学に基づく正しい姿勢の作り方、注意点、様々な応用ポーズの種類や効果、軽減方法などについてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【前屈ヨガポーズ(アーサナ)】とは? 【前屈ヨガポーズ】は上半身前面と下半身前面を近づける【股関節屈曲】要素を含むアーサナです。 【前屈】はどんな時にする姿勢? 日常生活では「意識的前屈」することは少ないかもしれませんが、日常で無意識かつ頻回に行っている動作のほとんどに【前屈】要素が含まれています。 例えば、「 ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【ディープフロントライン(深前線:DFL)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学⑥

筋膜の機能的なつながりである「アナトミートレイン」のうち、身体の中心部で空間を作って姿勢軸を支える【ディープフロントライン(深前線:DFL)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜連携」を示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながりである【アナトミートレイン】を理解していると、「肩こり」や「腰痛」などの身体の不調の解消、運動パフォーマンス向上、 ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【アームライン(AL)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学⑤

筋膜の機能的なつながりである「アナトミートレイン」のうち、体幹軸から肩甲帯を経由して、上肢(腕・手・指)へつながる4つの筋膜ライン【AL(アームライン)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜」連携を示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながり【アナトミートレイン】を理解していると、肩こりや腰痛などの身体の不調の解消、運動パフォーマンスや姿勢改 ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【機能線(ファンクショナルライン:FL)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学⑤

「アナトミートレイン」のうち運動パフォーマンスアップに特化した筋膜連携である【FL(ファンクショナルライン:機能線)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜」のつながりを示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながり【アナトミートレイン】を理解していると、「肩こり」や「腰痛」などの身体の不調の解消、運動パフォーマンスや姿勢改善に役立ちます。   ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【ラセン線(SPL)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学④

筋膜の機能的なつながりである「アナトミートレイン(筋膜ライン)」のうち、足底から頭部まで身体の周りを左右2つの対抗するラセンで包み込む斜め走行で安定に作用する【SPL(スパイラルライン:ラセン線)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜連結」を示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながりである【アナトミートレイン】を理解していると「肩こり」や「 ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【外側線(LL:ラテラルライン)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学③

筋膜の機能的なつながりである「アナトミートレイン」のうち、身体の外側を走行して他の筋膜ラインの統合と調整に機能して外側から全身のバランスを整える筋膜ライン【LL(ラテラルライン:外側線)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜」のつながりを示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながり【アナトミートレイン】を理解していると、「肩こり」や「腰痛」な ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/29

【脊椎(脊柱)〜頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨〜】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

人体(骨格)の大黒柱!姿勢評価に役立つ【背骨(脊柱・脊椎)】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【脊椎(脊柱・背骨)】とは?どこにあるどんな骨? 集合体を支える人(物)のことを「大黒柱」と言いますが、人体(骨格)の「大黒柱」が【背骨(脊柱)】です。 【背骨(脊柱)】)は、【頭蓋骨(頭の骨)】直下から【骨盤】下端まで、背中(身体)の中心を通るように存在する長い柱のような骨ですが、家の大黒柱のような一本柱ではなく、約31〜34個の「突起付き円盤形の椎骨」が積み重なっている ...

筋膜とアナトミートレイン

2023/1/5

【スーパーフィシャルフロントライン(SFL:浅前線)】アナトミートレイン・イラスト図解解剖学②

筋膜の機能的なつながりである「アナトミートレイン」のうち、足背から頭皮まで身前面を2本のラインでつなぐ【SFL(スーパーフィシャルフロントライン:浅前線)】についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説します。 【アナトミートレイン】とは? 【アナトミートレイン(Aatomy Trains)】とは、Thomas Myers 氏が開発した全身の「筋膜」のつながりを示すマッピングのことです。 「筋膜」の機能的なつながりである【アナトミートレイン】を理解していると、「肩こり」や「腰痛」などの身体の不調の解消、運動 ...

脳と神経

2023/1/16

「脳の認知機能」と「人生を豊かにする脳トレ方法」〜「脳老化」「認知症」「高次脳機能障害」違いと分類

「生理学的に誰でにも起こる脳老化」と「認知機能障害(認知症や高次脳機能障害)」を明確に区別しながら、脳の認知機能について整理し、「脳老化」を抑制する脳トレで人生100年時代を元気に楽しむための具体的な方法についてまとめました。 「認知機能」で人生の質が決まる? 世界でもトップクラスの高齢化社会にある日本。 団塊の世代が75歳の後期高齢者に到達するのが2025年には、全人口の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会になり、全人口の4人に1人を占める後期高齢者が健康ではなければ、医療費や介護費など現役世代に負 ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/14

『人体の軸:骨(ほね)』骨解剖構造と役割(骨解剖学と生理学)関節を作り運動や姿勢の軸となる!

二本足歩行をする人間が重力に対して安定した生命体構造を維持し、姿勢や運動の軸となる骨の基本的な役割や構造(骨解剖学や運動学)について、イラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【人体の骨(ほね)】役割 どんなモノにも柱や土台が必要ですが、人体構造の基礎土台(柱)になっているパーツが【骨(こつ)】であり、大きく5つの役割を担っています。 人体(姿勢)の柱(軸)になる 【骨(こつ)】には、人体構造の基礎(土台/軸)を構築する役割があります。 【骨(こつ)】同士がつくる「枠組み(骨格)」は家に例えると柱 ...

脳と神経 血液と循環

2023/1/19

「中枢神経系(脳と脊髄)を影響する血流や脳脊髄液の仕組みとバックアップ機能」と「血管障害(脳出血や脳梗塞)」

人体の司令塔である「中枢神経系(脳と脊髄)」への血液供給が減少すればめまいやふらつきなどの症状が現れ、停止した場合は数分以内に人間として本来持っている機能の一部(脳血管障害)、または全部(脳死)が停止してしまいます。 バックアップを含め豊富な血管が入り込むことで安定した血液供給ができる仕組みにより人体の司令塔である「中枢神経系(脳と脊髄)」を栄養する血液循環と血管障害(脳出血や脳梗塞)についてまとめました。 「中枢神経系(脳と脊髄)」血流の仕組み(複数経路とバックアップ) 脳の重量は体重のわずか2.5%な ...

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正しいストレッチ

2023/1/14

憧れの【180°開脚】を目指す!開脚のための柔軟性を高めるストレッチの正しいやり方

身体の柔らかさ(柔軟性)を象徴する【180°開脚】ができるようになるための「正しいストレッチ方法」についてわかりやすく解説しています。 【開脚】って本当にすごいの? 脚を前後または左右に180°開く「180°開脚」ができると、すごく身体の柔らかい人に見えますし、どんなポーズでも自在にできるように思えてしまいます。 確かに、「180°開脚」を達成するには、可動範囲が広く大きい「股関節」を支える複数の組織の柔軟性や筋力が必要なため難易度の高いポーズであることは間違い無いのですが、「180°開脚」ができる人がど ...

姿勢と生活習慣 脳と神経

2023/10/30

スマホ時代の正しい眼精疲労・近視対策!【視力の仕組みとよくある勘違い】コンタクトやレーシックに頼らない視力回復法

【モノを見る仕組み(視力)】【視力低下の原因】】【眼精疲労の原因】【人生を豊かにする眼精疲労対策と根本視力回復方法】について整理してまとめました。 スマホ時代の正しい眼精疲労・近視対策!眼精疲労を予防解消し、コンタクト、メガネ、レーシックに頼らない本当の視力回復を目指そう! 日本は近視大国 日本は世界でも有名な近視大国で、外国人に日本人の似顔絵を描いてもらうとかなり高い確率で「メガネの人」を描くそうです。 確かに、小学生ぐらいから「メガネ人口」が非常に多いのは日本独特の傾向で、確かに世界から見るとかなり異 ...

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正しいストレッチ

2023/1/10

【ストレッチの種類】正しいストレッチの選び方と効果のでるやり方

【ストレッチ】の種類、怪我を予防しながら柔軟性向上効果を高めるための基礎知識(解剖学と生理学)、目的に応じた正しい【ストレッチ】のやり方についてまとめました。 ストレッチとは? 「ストレッチ」は、一般的に柔軟性を高めて関節の可動域や柔軟性を高める目的で行うアプローチの総称で、筋肉を一時的に「伸張させる」手段を使います。 柔軟性には様々な要素が関連しますが、ストレッチの主なアプローチ対象は筋トレと同じ骨格筋で、血行促進や疲労回復効果もあるため他のトレーニングの前後に行うウォーミングアップやクールダウンにも組 ...

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正しいストレッチ 筋肉の基礎知識 筋膜とアナトミートレイン 関節の動きと可動域

2023/1/14

柔軟性とは?「定義(解剖生理学)と種類」「身体が硬い人」と「身体が柔らかい人」の違いとは?

「身体が硬い人」と「身体が柔らかい人」の身体にはどんな違いがあるのか、「柔軟性」の定義に基づく正しいストレッチのやり方がわかるように、イラスト図解を用いて解剖学と運動学の観点からわかりやすく解説します。 【柔軟性】とは?「身体が柔らかい」ってどういうこと? 「柔らかい身体」を目指してストレッチやヨガに励む人はたくさんいますが、そもそも「身体の柔らかさ(柔軟性)」とは何か理解して自分に適した効果的なエクササイズができている人はあまりいません。 「柔軟性」を解剖学や生理学の観点から正しく理解することで、自分の ...

姿勢と生活習慣 脳と神経

2023/1/14

【頭痛の特徴と原因】現代人に最も多い頭痛の原因は頭にない?正しい頭痛解消法

頭は身体の司令塔である「脳」が収まっている人体の中でも最も重要な場所のひとつですが、現代人の「頭痛」の原因のほとんどが「脳」にないと知っていましたか? 【頭痛の特徴と原因】と【現代人に最も多い頭痛と解消法】について整理してまとめました。 【頭痛】原因のほとんどは「頭」ではない? 頭は身体の司令塔である「脳」が収まっている人体の中でも最も重要な場所のひとつであり、「頭痛」は、脳卒中(脳出血・脳梗塞)など重篤な病気のサインでもあるので、どうしても過剰に心配になってしまいますよね。 実際、脳神経外科を訪れる患者 ...

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正しいヨガポーズ

2023/1/12

「効果的なヨガ練習方法とシークエンスの組み方」ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

ヨガレッスン(シークエンス)の組み方やデザインの仕方次第で、実感できる効果も上達速度にも大きな違いが出ますので、怪我を予防しながら、早く憧れのヨガポーズができるようになるためのシークエンスの組み方(レッスンのデザインの仕方)についてまとめました。 ヨガシークエンスも順番が大事 難易度の高いことや複雑なことを達成しようと思ったら、それなりの準備が必要です。 高度なパフォーマンスを本番で求められるプロのアスリートやダンサーなどの本番までにかける準備は相当なものですし、ヨガの先生だって朝起きてすぐに複雑なポーズ ...

内臓の構造と仕組み 脳と神経 血液と循環

2023/10/9

ウィルス対策は「免疫力」が100% !「免疫力」を高めて感染症やアレルギー(自己免疫疾患)を予防する方法

人間の身体の仕組みを考えた時、ウィルス感染やアレルギーなどの自己免疫疾患から効果的に自分を守れる方法はただひとつ「免疫力を高めること」なので、免疫力を高める方法についてまとめました。 「免疫」とは?「免疫力」って何? 「免疫」とは、文字通り「疫(病気)」から「免(まぬがれる)」ために人体が標準装備している「自己防御システム」のことです。 外から侵入してきたウィルスや細菌から身体内で発生した身体に外を及ぼす細胞まで、常に監視していて、駆除や排除を行うことで身体の健康状態を保つために休むことなく働いてくれてい ...

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正しいヨガポーズ

2023/10/13

【ヨガのバランスポーズ解剖学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

バランス能力強化が期待できるヨガポーズの正しいやり方やできない時の効果的な軽減方法や注意事項についてイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【バランス】とは? バランスとは単純に身体の平衡感覚のことではなく、身体を空間において適切な位置に保持し、運動を円滑に行うすべての調整機能を含みます。 解剖学および生理学的にバランス能力が強化される仕組みを理解しておくと、取り組む姿勢や視点も変わってきます。 詳しくはこちら! ヨガバランスポーズ(アーサナ)の種類 ヨガポーズでは、足、つま先、手、前腕、お尻、 ...

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正しいストレッチ 筋肉の基礎知識 筋膜とアナトミートレイン

2023/1/14

【ストレッチ(筋収縮)生理学】正しい「柔軟性向上エクササイズ」「ウォーミングアップ」「クールダウン」基礎知識

「柔軟性向上エクササイズ」「ウォーミングアップ」「クールダウン」「ヨガなどの姿勢保持ポーズの筋力や運動パフォーマンスを高める」トレーニングに欠かせない【ストレッチ】を解剖生理学の観点から「ストレッチで起きる身体の変化」について整理しました。 【ストレッチ】とは? 【ストレッチ】とは、「骨格筋」を伸張(収縮)させることで関節可動域や筋力を変化させるためのトレーンング方法で、「ウォーミングアップ」「クールダウン」から「ヨガポーズや運動パフォーマンス向上のための筋力増強」などに多様な目的に有効です。 ただ、【ス ...

姿勢と生活習慣 競技とスポーツ 脳と神経

2023/1/4

【バランス(平衡機能)とは?】バランス機能の定義と効果的な鍛え方(バランス強化方法)

運動パフォーマンスに大きく影響する【バランス(平衡機能)】に関与する身体器官と機能について解剖学と生理学の観点からまとめ、効果的に【バランス能力】を鍛えるトレーニング方法について紹介しています。 【バランス能力】とは? 【バランス】というと「シーソーが釣り合う様子」「平均台での体操やヨガのバランスポーズ」「片脚立ちのバランステスト」「サーカスのパフォーマンス」などを連想すると思いますが、そもそも人体における【バランス能力】とは何なのでしょうか? 人体における【バランス】は「平衡感覚(平衡機能)」とも呼ばれ ...

姿勢と生活習慣 脳と神経 血液と循環

2023/1/14

めまいはなぜ起こる?「めまい」「ふらつき」「酔い」原因別対処法まとめ

日常のちょっとした変化(寝不足や血糖値の低下など)でも起こり得るが、重篤な病気(脳血管障害など)の症状である【めまい】について、種類(原因別)と起こり得る症状、正しい対処法などについて整理しました。 【めまい】とは? 突然「めまい」が起こり緊急入院した患者さんのうち、耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐などはあっても、脳の症状がなかった約100人の患者さんに詳しい検査(脳のCTとMRIを含む)をして、その原因を調べたとあるデータによると、その結果は以下の通りになったという報告があります。 また、耳性めまいを訴える方 ...

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正しいヨガポーズ

2023/10/12

【逆転ヨガポーズ解剖学】ヨガ(アーサナ)のやり方と効果がわかるイラスト図解!

伝統的にも「全ポーズの母」と呼ばれ、若さを保つために効果的だけれど非常にリスクの高い【逆転ヨガポーズ】の解剖学および運動学に基づく正しい姿勢の作り方、注意点、様々な応用ポーズの種類や効果、軽減方法などについてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています! 【逆転ヨガポーズ】は本当に万能? 【逆転のヨガポーズ】の効果効能としては、脳への血流を増やす、リンパを流す、内臓の位置を正常に戻す、ホルモンバランス改善、甲状腺機の改善、ダイエット効果、などまるで万能薬のように書かれていることが多いのですが、これらに明 ...

姿勢と生活習慣 脳と神経

2023/1/14

ストレスとは?心と身体の健康を守るストレス社会における賢い対処法

イライラ・対人関係の問題・不安感・欲求不満…現代は「ストレス社会」と言われ多くの人が精神的・肉体的ストレスを感じ、ストレスは他人や周りの環境によって与えられるやっかいものだと考えていますが、ストレスは自分の身体を守るために自分が発生させている反応です。 ストレスに対する正しい知識を持つことやストレスに対する耐性を高める身体作りを普段から心がけることで毎日の生活の質を大幅に改善できますので、ストレス社会を賢く生きる方法を一緒に考えましょう。 「ストレス」とは何? 「ストレス」とは、外部刺激に対して身体が起こ ...

姿勢と生活習慣 機能ユニット 骨格と関節

2023/2/3

正しい姿勢を作る主要3要素「背骨」「コア(腹腔)」「骨盤」の解剖学

『姿勢』も定義、『姿勢』を決める主要3要素、『姿勢』と運動(活動)の関係など、『良い姿勢』を維持する方法を理解するための基礎知識とあらゆる活動や運動の基本軸となる正しい『姿勢』の解剖学についてまとめました。 そもそも【姿勢】とは?姿勢の幹となる要素は「背骨」「コア」「骨盤」 「パソコンで長時間作業するための姿勢」「バックや荷物を持って移動するための姿勢」「電車で脚を組んだ姿勢」「スマホを見ている姿勢」「ソファでダラリとくつろぐ姿勢」など、私たちは生活や仕事のスタイルにより様々な姿勢を一定時間保持したり、活 ...

脳と神経

2023/1/19

「神経構造」「神経伝達の仕組み」「神経路(感覚・運動・反射)」「神経障害の分類と種類」まとめ

人体はコントロールセンターである「脳(神経の集合体)」と身体パーツをつなぐ神経経路による巨大なネットワークシステムのようなもの。 人体の連絡網である神経を細胞レベルまで分解し、神経伝達を理解する上で重要な「ニューロン」「シナプス」「神経伝達物質」「主要神経路」「反射機能」「神経障害の種類や分類」について整理して説明します。 「神経」情報伝達の仕組み 情報の伝達(報・連・相)は、仕事においても人間関係においても重要なものですが、人体の生命維持やあらゆる活動にも必要不可欠です。 人体は、脳を司令塔として複数の ...

姿勢と生活習慣 脳と神経

2023/1/26

「質の高い睡眠でぐっすり!」スマホ疲れや脳疲れを解消!毎日スッキリ元気に過ごすための睡眠方法

現代人の生活はスマホやインターネットの普及などで便利になる一方で、 睡眠時間確保がおろそかになったり、質の高い睡眠を妨害する要素が増えたため、睡眠の悩みを持つ人が急増しています。 睡眠の質が低下したり、必要な睡眠時間が不足すると、日中活動のパフォーマンスが低下するだけでなく、心身の健康に異常を来たし、日常生活もままならない状態になってしまうこともありますので、「睡眠」を正しく理解し、良い睡眠を十分な時間確保できる工夫を取り入れてください。 現代人の睡眠問題:「量」よりも「質」低下 睡眠は「量」と「質」の両 ...

姿勢と生活習慣

2023/1/10

「頑張らないから成功する!正しいダイエット」痩せて健康になる超簡単ダイエット方法

次々と登場する「新しい」ダイエットを追いかけ続け心も体もボロボロな「ダイエット法難民」になっていませんか? 脳や身体の機能を上手く活用して人間の本来の機能を正しく理解すれば、一生無理なく続けられる正しい効果的なダイエットになりますし、その基本原理は仕事や勉強などの目標達成にも応用できます! 巷の「ダイエット法」で痩せないのはなぜ? 「ダイエットは頑張ること」だと誤解していませんか? 「ダイエットが成功しないのは意思が弱いせい」だと思っていませんか? 次々と登場する「新しい」ダイエットを追いかけ続ける「ダイ ...

正しい筋トレ

2023/1/11

【下半身トレ解剖学】お尻・股関節・太ももを鍛えるトレーニングの正しいやり方イラスト図解!

【下半身(お尻・股関節・太もも中心)】を鍛えるトレーニングやエクササイズ効果を最大限高める解剖学と運動学についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 正しいトレーニングの基礎知識 【下半身(お尻・股関節・太もも中心)】を鍛えるトレーニングやエクササイズでも、上半身を含む準備姿勢の作り方や全身の筋肉連動を意識した動かす方向や負荷のかけ方で効果が大きく変わります。 無理のない効果的なトレーニングを行うには、姿勢保持に働く筋肉、主に動作に働く筋肉、補助的に動作に関与する筋肉それぞれの相互作用やバラン ...

正しい筋トレ

2023/1/11

【上半身トレ解剖学】胸・肩・腕を鍛えるトレーニングの正しいやり方イラスト図解!

【上半身(胸・肩・腕)】を鍛えるトレーニングやエクササイズ効果を最大限高める解剖学と運動学についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 正しいトレーニングの基礎知識 【上半身(胸・肩・腕)】を鍛えるトレーニングやエクササイズでも、下半身を含む準備姿勢の作り方や全身の筋肉連動を意識した動かす方向や負荷のかけ方で効果が大きく変わります。 無理のない効果的なトレーニングを行うには、姿勢保持に働く筋肉、主に動作に働く筋肉、補助的に動作に関与する筋肉それぞれの相互作用やバランスをきちんと把握すること大切 ...

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関節の動きと可動域

2023/1/3

【顎関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

頭蓋(頭および顔部分)唯一の可動関節【顎関節(側頭下顎関節)】の運動方向や可動域(ROM)についてイラスト図解を用いてわかりやすくまとめました。 【顎関節(側頭下顎関節)】とは?どこにあるどんな関節? 頭や顔の骨である頭蓋はほぼ全てが「不動関節(縫合)」ですが、「側頭骨」に対する「下顎骨」で構成される【顎関節(側頭下顎関節)】だけは「可動関節」です。 【顎関節(側頭下顎関節)】は耳の前あたりにあり、口を開閉することで関節面での動きを触れることができ、口の開閉および摂食や咀嚼において不可欠な関節運動です。 ...

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関節の動きと可動域

2023/1/24

【関節】とは?関節の種類と運動方向(運動面)の基礎知識まとめ

骨と骨をつないで姿勢や運動軸を作る【関節】の解剖学構造や運動学(運動方向や可動域に関するメカニズム)について、イラスト図解を使ってわかりやすく整理しています。 【関節】とは? 【関節】とは骨と骨の間を繋ぐ(骨格を結びつける)構造で、姿勢や運動する時の身体のあり方(軸や運動方向)を決める主要要素で、可動域または結合組織構造により、それぞれ大きく3種類に分類できます。 人体には複数の骨と骨の結合である【関節】があり、「関節包」「筋肉(骨格筋)」「靭帯」などの組織にサポートされながら、運動や姿勢(ポジション)維 ...

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関節の動きと可動域

2023/1/3

【手首・手・手指関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

細かい動作ができる【手関節(手首および手部部関節)および手指関節】の運動方向や可動域(ROM)についてイラスト図解を用いてわかりやすくまとめました。 【手首および手指関節】とは?どこにあるどんな関節 【手部(手首〜ゆび先まで)】は左右合わせて54個の骨で構成されていて、「隣接する手根骨や手指骨」結合による関節面はもちろん、前腕部との関節や機能(主要な運動方向)関節も定義されていて、細かく複雑な動作がコントロールできるように複数の関節が相互に連動しています。 関節名 関節の種類 要素 手関節(橈骨手根関節) ...

内臓の構造と仕組み 呼吸の仕組み 筋肉の基礎知識 筋肉解剖学 脳と神経 血液と循環 骨格と関節

2023/8/24

【生理学】と【解剖学】の違い:正常な身体の仕組みや構造を学ぼう!

人体の構造を知る【生理学】と【解剖学】の違い、また、正常との違いから病気を読み解く「病理学」の定義や違いについてわかりやすくまとめました。 正常の身体の仕組みや構造(人体の解剖学と生理学)を理解していると、病気の原因を突き止めたり、予防や対処方法なども考えられるようになります。 病理学と正常の人間の仕組みを学んで、病気が発信する異常サインを正しく読み取り、病気の予防や早期改善に役立てましょう! 「生理学」と「解剖学」の定義と歴史 「生理学」と「解剖学」の違いを説明する前に、まず「生理学」と「解剖学」の定義 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

【肩甲骨とは?】肩の運動と姿勢のバロメーター【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

「肩甲骨はがし」や「肩甲骨ストレッチ」などを効果的に行って肩こり予防対策をしたり、肩甲骨周囲筋肉の起始停止を覚えたりするために役立つ【肩甲骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【肩甲骨とは?】どこにあるどんな骨? 【肩甲骨】は、人体の大黒柱である「背骨」を挟んで、背中上部に左右対称に存在する翼のような、骨解剖学構造としてもとてもユニークな形状の骨で、「天使の羽」などと呼ばれることもあります。 【肩甲骨】は、腕(上腕骨)を3次元空間で自由に動かす時の支点となる【肩関節 ...

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機能ユニット 関節の動きと可動域

2023/1/14

【肩甲上腕リズム】肩関節における上腕骨(腕)と肩甲骨(体幹)の動きの関係

「肩関節複合体(肩甲帯)」作用(運動)における「上腕骨」と「肩甲骨」運動学的相互作用である【肩甲上腕リズム】を理解しておくことで、肩周りの筋肉や靭帯の負担軽減、姿勢改善、肩の痛みや可動域制限の予防や解消に役立ちます。 【肩甲上腕リズム】とは? 【肩甲上腕リズム】は、1930年代にCodmanが最初に発表した「上腕骨」と「肩甲骨」の運動学的な相互作用のことで、「上腕骨」と「肩甲骨」の動きの連動や関与割合の参考値が算出されているため、肩関節機能を最適化させるための評価指標として有効に活用できます。 例えば、肩 ...

下腿(ふくらはぎ)の筋肉 機能ユニット 足と足趾の筋肉

2023/1/10

【足のアーチ】とは?外反母趾、扁平足、転倒を予防改善して疲れにくい身体へ!「効果的な足趾と足の運動」正しいやり方

スポーツや運動パフォーマンスを高めたい場合はもちろん、ハイヒールなど特殊な靴を履く機会が多い人、転倒予防対策が必要な人、姿勢を整えて疲れにくい身体を作りたい人は、【足のアーチ】の解剖学構造と機能構造を理解したコンディショニングやトレーニングをしましょう。 【足のアーチ】とは?立位歩行における唯一の接地面 【足のアーチ】とは、下肢遠位端:足部骨と軟部組織(筋肉や靭帯など)により構成される縦または横方向の弓状構造です。 【足のアーチ】は、いわゆる「土踏まず」と呼ばれる部分あたりの機能構造で、立位歩行における地 ...

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姿勢と生活習慣

2023/1/7

【四十肩(五十肩)】とは?「肩関節周囲炎」原因と予防対策まとめ

40代〜50代で「腕が上がりにくい」とか「腕を動かすと痛みがある」などの症状があると「四十肩(五十肩)」と言われますが、その実態を知っていますか? 「四十肩(五十肩)」と年齢の関係や「肩こり」との関係、「肩の痛み」や「腕の上がりにくさ」など肩周りの問題を医学的に整理し、予防対策方法を丁寧に解説します。 【四十肩(五十肩)】とは何? 【四十肩(五十肩)】とは、「40代〜50代の肩こり」「腕の上がりにくさや腕を上げた時の痛みなど」を表現する名前として広く使われていますが、【四十肩(五十肩)】はギックリ腰などと ...

脳と神経

2023/3/14

【末梢神経(脳神経・脊髄神経(感覚神経と運動神経)・自律神経)】構造と役割まとめ

中枢神経と身体の各部位をつなぐ連絡網である末梢神経を【脳から直接出ている脳神経】【脊髄から直接出ている脊髄神経】【無意識の生命活動を司る自律神経】の3つに大きく分類して説明しています。 「末梢神経」とは?末梢神経の定義と種類 「末梢神経」とは、人体の司令塔である「中枢神経(脳と脊髄)」以外の神経の総称で、中枢神経(脳と脊髄)から枝を伸ばすように出て身体の細部に届いています。 「末梢神経」はその役割や構造により、【脳から直接出ている脳神経】【脊髄から直接出ている脊髄神経】【無意識の生命活動を司る自律神経】の ...

脳と神経

2023/1/19

人体の司令塔!【中枢神経(脳と脊髄)】基本構造と役割分担(機能局在:高次脳機能)

「脳」と「脊髄」は私たちの心身をコントロールする神経の中でも中枢(高次の統合や発動)機能を持つ中枢神経に分類されます。 人体の司令塔となる高次機能が集結している【中枢神経(脳と脊髄)】の基本構造と役割について整理してまとめました。 中枢神経(脳と脊髄)とは? 「中枢神経」とは、神経系の進化により神経が集まって中核機能(高次の統合機能)を担うもので、人間を含む脊椎動物では「脳」と「脊髄」のことです。 「脳」と「脊髄」は、全神経の統合や支配など中枢的役割を果たしている部分であり、身体各部が受けた刺激を末梢神経 ...

内臓の構造と仕組み 脳と神経

2023/1/15

【排尿の仕組みと排尿障害】排尿に関わる器官(膀胱・尿道・骨盤底筋)と神経制御(脳と脊髄神経)

排尿の仕組みと排尿に関わる器官(膀胱・尿道・骨盤底筋)、脳や神経での制御、排尿器官や排尿の神経経路の問題で起こる排尿障害(神経因性膀胱)と適切な対処法について整理してまとめています。 排尿器官:「膀胱」と「尿道」 排尿に直接関係する身体の器官は「膀胱」と「尿道」です。 種類 神経 作用 膀胱 下腹神経と骨盤神経(自律神経:副交感神経) 「蓄尿(膀胱伸展)」⇄「排尿(膀胱収縮)」 内尿道括約筋部尿道 骨盤神経 不随意の収縮(尿道閉鎖)⇄ 弛緩(尿道開放) 外尿道括約筋部尿道(骨盤底筋部を通過) 陰部神経支配 ...

内臓の構造と仕組み 脳と神経 血液と循環

2023/1/15

【レントゲン】【CT】【エコー】【MRI】画像診断方法特徴比較(長所と短所)

【レントゲン(X線)検査】【エコー(超音波検査)】【CT(コンピューター断層撮影)】【MRI(磁気共鳴画像法)】の仕組みと特徴(長所・短所)を整理してまとめています。 画像診断の種類と特徴(長所と短所) 主要な画像診断方法である【レントゲン(X線)検査】【エコー(超音波検査)】【CT(コンピューター断層撮影)】【MRI(磁気共鳴画像法)】の仕組みや特徴(長所や短所)についてシンプルにまとめました。 検査の種類 仕組み 長所 短所 レントゲン検査(エックス線) X線の性質を利用 比較的簡単心臓や大きな血管も ...

関節の動きと可動域

2023/1/2

【仙腸関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

【仙腸関節】が動く方向(作用)と範囲(関節可動域:ROM)についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【仙腸関節】解剖学構造と特徴 【仙腸関節】は、人体の大黒柱である「背骨(脊柱)の末端部」を構成する「仙骨」と、「仙骨」とともに骨盤を形成して上半身(背骨)と下半身(大腿骨)をつなぐ骨である「寛骨」による骨盤内関節です。 関節 要素 特徴 仙腸関節 【仙骨】耳状面【腸骨(寛骨)】耳状面 靭帯によって連結が補強 【仙腸関節】構成要素 【仙腸関節】は「仙骨」と「左右寛骨(腸骨)」による関節ですが、「仙骨 ...

姿勢と生活習慣 血液と循環

2022/10/25

「手が温かい人は心も温かい」理由を医学的に解説!【手も心も温かい人になる方法】

「手が温かい人は心が冷たい」や「手が冷たい人は心が温かい」など手の温度(物理的な体温)と心の温度(マインドや態度)の関係を使った表現が使われることがありますが、実際はどうでしょうか? 温かい手と心で豊かな人生を送れるように「手の温かさと心の温かさの関係」「手が温かいことのメリット」「手も心も温かい人になる方法」を医学的に考えます。 手と心の温度に関係はあるの? 「手が温かい人は心が冷たい」「手が冷たい人は心が温かい」「手が冷たい人は心が冷たい」「手が温かい人は心が温かい」など手と心の温度を関連付けて表現さ ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/30

【頭蓋】頭蓋骨(頭と顔を作る骨)構造がイラスト図解でわかりやすい骨解剖学

頭と顔を構成する人体で一番上にある骨構造【頭蓋】と頭蓋を構成する【頭蓋骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【頭蓋】とは?【頭蓋骨】との違いは? 【頭蓋】とは、人間を含む脊椎動物(背骨のある動物)の頭部骨格全体のことを指し、シンプルな単語で言い換えると、私たちの顔や頭の形の基礎となっている部分のことです。 以下は、人体骨格全体を前・後・横から見た図、頭蓋(頭蓋骨)と背骨(脊柱)のつながりを前・横・後ろから見た図ですが、立位時に一番上にある丸い大きな塊のような骨構造が ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/30

【寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)】と【骨盤(寛骨・仙骨・尾骨)】骨構造がイラスト図解でわかりやすい骨解剖学

姿勢と内臓保護に重要な「寛骨・仙骨・尾骨」で構成される骨ユニット【骨盤(主に寛骨)】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【骨盤】とは?どこにあるどんな骨? 「骨盤矯正」「骨盤チェック」「骨盤の歪み」「骨盤底筋群」など「姿勢矯正(整体など)」「ヨガポーズ」「スポーツ」「運動メニュー」のやり方説明をする時などに、【骨盤】という言葉をよく聞きますが、そもそも【骨盤】はひとつの骨ではありません。 【骨盤】は、左右の「寛骨(腸骨・恥骨・坐骨が癒合した骨)」と背骨の一部である【仙 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

【大腿骨】太もも骨構造【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

脚(下肢)の主軸で、「股関節」や「膝関節」運動に作用する「筋肉(骨格筋)」の起始停止となる【大腿骨】の形状特徴や骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【大腿骨】とは?どこにあるどんな骨? 【大腿骨】は、人体のふともも部分を構成する管状の長く強い骨であり「股関節」や「膝関節」構成要素として、姿勢や運動に関与しています。 【大腿骨】役割 【大腿骨】は、太もも部分の骨格として体重(上半身の重さ)を支え、「股関節」や「膝関節」の主要構成要素として立位を支え、移動や歩行など様々な ...

関節の動きと可動域

2023/1/7

【股関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

上半身と下半身をつなぐ【股関節】構造(解剖学構造)と構成要素である「骨盤」と「大腿骨」に付着する筋肉の働きによって【股関節】が動く方向(作用)と範囲(関節可動域:ROM)についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【股関節】解剖学構造と特徴 【股関節】は、「骨盤」の一部である「寛骨」の寛骨臼という深めの臼に、「大腿骨骨頭」という丸い球状の部分が結合してできている臼(球)関節です。 【股関節】は、球状の「大腿骨骨頭」が広く深い臼の中(寛骨臼内)を転がりながら広範囲に動ける構造なので、「関節の可動範囲 ...

関節の動きと可動域

2022/12/30

【肘関節】可動域と運動方向【イラスト図解でわかりやすい関節運動解剖学】

大きく力強い運動をする「肩関節」と細かい作業を行う「手関節」の間にある上肢関節【肘関節】の正常な運動方向や役割(関節運動学)についてイラスト図解を用いてわかりやすく整理しました。 【肘関節】とは?どこにあるどんな関節 【肘関節】は大きく力強い運動をする「肩関節」と細かい作業を行う「手関節」の間にある上肢関節で、「力こぶを作りながら物を持ち上げる時に曲げる」「遠くの物を取る時に伸ばす」など普段の生活でも大活躍します。 【肘関節】役割 私たちの上肢(腕)は、「肩関節」を使って大きくダイナミックな動きをすると同 ...

腹筋(コアの筋肉) 骨盤とお尻の筋肉

2022/12/6

【腸腰筋】を正しく鍛えて100歳まで腰が曲がらず元気に歩く!【腸腰筋ストレッチと筋トレのためのイラスト図解剖学】

上半身と下半身(背骨〜骨盤〜大腿骨)をつなぐ唯一の筋肉であり、最強の股関節屈筋として強い力を発揮したり、立位姿勢保持筋としても重要な役割をしている【腸腰筋】の解剖学(起始・停止・作用・神経支配)をイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【腸腰筋】は存在しない?腸腰筋はどこにあるどんな筋肉? 【腸腰筋】とはひとつの筋肉の名称ではなく、作用や走行が類似している「腸骨筋」「大腰筋」「小腰筋」の3つの筋肉をまとめた名前です。 筋肉名 腸腰筋 腸骨筋 大腰筋 小腰筋 ふりがな ちょうようきん ちょうこつき ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/14

【橈骨と尺骨】前腕の骨(2本)【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

近位端は「上腕骨」と「肘関節」を、「遠位端」は「手根骨」と「手関節」を作っている上肢中間(肘から手首まで)にある二本の骨【橈骨と尺骨】骨解剖学解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【橈骨と尺骨】前腕の骨とは?どこにあるどんな骨? 手首から肘までの範囲を「前腕」と呼びますが、前腕は【橈骨と尺骨】が骨格の軸となっています。 骨名 ふりがな 特徴など 橈骨 とうこつ 前腕親指側(外側)の骨 尺骨 しゃっこつ 前腕の小指側(内側)の骨 【橈骨】解剖学構造 【橈骨】は前腕にある二つの骨 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

【胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)】と【鎖骨】構造と役割【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

心臓や肺など生命維持に重要な臓器が収まる空間(胸腔)を作り、上肢(腕)を体幹につなげる骨構造【胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)】と【鎖骨】骨解剖学をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【胸郭】とは?「胸壁・胸郭・胸腔」の違いは? 「胸郭」「胸壁」「胸腔」と似たような言葉がいくつかありますが、それぞれの違いをまず整理しましょう。 名称 詳細 胸壁 「左右の肋骨」「背骨(胸椎)」「胸骨」で構成される骨構造と骨構造に付着する筋肉や皮膚によって作られる外壁のこと 胸郭 「胸壁」と「横隔膜」によって仕切られた ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/3

【手根骨・中手骨・手指骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

料理や工作など細かい作業ができるように複数の骨で構成される手首〜指先までの範囲にある骨【手根骨・中手骨・手指骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【手根骨・中手骨・手指骨】とは? どこにあるどんな骨? 私たちの手首から指先までの範囲には、片手で27個(両手合わせると54個)もの骨があり、大きく3つに分類できます。 名称 特徴 関節など 手根骨(合計8個) 手首と繋がる手の近位端にある骨 橈骨手根骨関節(手関節)手根中央関節手根間関節 中手骨(合計5個) 手のひらや手 ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/14

【上腕骨】二の腕骨の構造【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

「上肢」と「体幹」を繋ぐ「二の腕」の骨で、「肩関節」や「肘関節」の構成要素となる【上腕骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【上腕骨】とは?どこにあるどんな骨? 【上腕骨】は、いわゆる「二の腕」部分で、力こぶの筋肉(上腕二頭筋)がついている骨です。 【上腕骨】は、「体幹(胴体)」と「上肢(腕〜手)」を繋いでいて、上肢骨の中では一番大きく長い骨です。 【上腕骨】解剖学構造 【上腕骨】は、長い骨幹と特徴的な両端を持つ上肢最長の長骨で、上端は「肩関節」下端は「肘関節」の構 ...

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脳と神経

2023/1/19

『中枢神経(脳と脊髄)疾患』症状の特徴、病理、診断基準、治療法まとめ

中枢神経(脳と脊髄)系に発生する腫瘍の【分類】【症状】【検査・診断・治療】について整理してまとめました。人体の司令塔である脳と脊髄(中枢神経系)に影響する範囲に腫瘍ができると、生命維持や身体機能の制限や停止に直結するため、早急な対応が必要です。 大脳特定部位の病変 パーキンソン病(大脳基底核の病変) 「パーキンソン病」は、1817年にイギリスのジェームス・パーキンソンという医師がこの病気を「振戦麻痺」として発表したことに由来して名前がついた病気です。 「パーキンソン病」の好発年齢は40歳以降ですが、遺伝性 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

下腿骨【「脛骨」「腓骨」】と【膝蓋骨】下腿骨の構造〜イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

「膝関節」や「足関節」の構成要素で膝下から足首までの軸となる【下腿の骨(「脛骨」と「腓骨」)】と、「膝関節」構成要素である【膝蓋骨】の骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【下腿骨(「脛骨」「腓骨」)】と【膝蓋骨】とは?どこにあるどんな骨? 【下腿】とは、膝〜足首までの範囲のことで、骨がスネおよびふくらはぎ部分の軸となる骨は【脛骨と腓骨】の2本あります。 【下腿骨】下端部は「くるぶし」として触れることができ、スネの筋肉の少ない部分で簡単に触れることができる骨が【脛骨(い ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

二本足歩行を行う人間の立位歩行において唯一の接地面となる特殊な足部構造を作る【足根骨・中足骨・足趾骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】とは?どこにあるどんな骨? 足部(足首以下)は、立位歩行時に地面や床と接する面を作る複数の小さな骨の集合体で構成されていて、その構造や役割から大きく3つに分類できます。 分類 特徴 含まれる骨 足根骨 かかとや土踏まずなどを構成する骨 近位列:踵骨・距骨遠位列:舟状骨・内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状 ...