ALS (筋萎縮性側索硬化症)Vol.2 【原因 病理】

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ALS (筋萎縮性側索硬化症)の原因・病理について説明できますか?

ALS (筋萎縮性側索硬化症)について、
【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療/予後】と
4つの観点に分けて解説しています。

ALS (筋萎縮性側索硬化症)の概要

ALSをひとことでまとめると、
身体を動かすための神経系(運動ニューロン)が変性する病気
です。

医学的な定義は以下の通りです。

上位運動ニューロン、下位運動ニューロンが
選択的かつ進行性に変性、消失していく
原因不明の疾患

運動ニューロンが変性することで
発生していることはわかっているのですが
選択的に運動ニューロンが変性する
原因そのものについては
現在も不明の難病です。

正常の神経経路

正常の神経経路は以下の通りですが、
この経路を司る運動ニューロンの
いずれかが変性することで
症状が発生します。

脳で、「口や手を動かしたい」と考える

運動神経細胞(上位運動ニューロン)から
その命令が神経線維を伝わって下降
(錐体路)

脳幹、脊髄で
次の神経細胞(下位運動ニューロン)に
命令が伝わる。

筋肉に命令が伝わり、
運動が起こる。

検査と診断

原因が不明のALSですが、
症状には特徴があります。

次の章では、ALSの検査と診断について説明します。

ALSの症状についてはコチラ

ALS (筋萎縮性側索硬化症)Vol.1【症状】

 

まとめ

神経内科学とは正常との比較から病理を追求する学問です。

人間にとって正常な状態から逸脱する何かが起こった時、それは病気になります。
そのため、病気がどうかを知るためには、まず正常を正しく理解している必要があります。

神経内科学においては、病名や症状を覚える事に意味はありません。
それらは全て後付けだからです。

病気や病理について学び、理解を深めることの意義は、なぜその症状が起こるのか、
を正常との比較から追求していく事により、問題点を導き出してより適切な解決方法、予防方法を探求していくことにあります。

この考え方でできるようになる事によって、
健康維持を含めあらゆる身体の問題解決ができるようになる力が育成されていきますので、
この観点を忘れずに勉強していきましょう。

病気や病理は、知るのではなく理解する事、
自分自身の健康維持に生かして初めて有意義なものになります。

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