失行って何?

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失行についてわかりやすく説明できますか?

脳卒中、つまり脳血管障害の後遺症として、高次脳機能障害という言葉がありますが、その実態を整理して理解できていますか?

わかりやすく説明できますか?

この章を読むと、失行についてわかりやすく説明できるようになります。

この章を読むと高次脳機能障害のひとつである”失行”について、シンプルに整理・理解でき、説明もできるようになります。

失行とは?

失行の定義

運動麻痺や運動失調、不随意運動などの運動障害がないのに
また
行うべき行為もわかっているのに
その行為を行うことができない状態

不思議ですよね。
行う能力はあるのです。
やらなければいけないことも
やるべきこともわかっているのです。

でもできない。

それが失行です。

脳の統合機能の障害

脳は、人間のあらゆる機能を司る最高中枢で
脳の中にも役割分担があり
それぞれが相互に協力しあい、抑制し合っています。

失行は、脳の機能の中での特に高次、
つまり脳内でのさらなる統合機能が
何らかの原因で障害された場合に起こります。

 

失行の具体例
1:肢節運動失行

基本的な動作(立つ、歩く、手を開く、舌を出す、口笛を吹く、眼を閉じる)ができない

責任病巣:左右いずれかの運動野

2:観念運動失行

比較的簡単な動作(Vサインの模倣など)ができない

責任病巣:優位半球の頭頂葉下部広範囲

3:観念失行

日常よく使うものをまともに使用できない
(使い方を知っているはずの道具を渡されても使えない
使い方を聞いてもできない)

責任病巣:優位半球の頭頂葉

4:構成失行

単純な絵が描けない
積み木で簡単なものが作れない

責任病巣:優位半球の頭頂葉から後頭葉

5:着衣失行

着衣が上手くできない

責任病巣:優位半球の頭頂葉から後頭葉
高度なものは劣位半球の障害で起こる

まとめ 

脳機能は非常に高次である

全身の器官を通じて得た情報は、神経を通じて脳に届きますが、脳ではさらにその情報を整理して統合するという働きがあります。情報を受け取り、脳へ届けるシステムに問題がなくても、それを受け取り整理して処理する脳に一部でも問題があると、その処理が適切に行えず、高次脳機能障害が起こります。

高次脳機能障害を理解するのはとても難しいのですが、どこに問題があるのかを切り分けて考えていくことで、整理でき対処法も考えられるようになります。

 

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