二本足歩行をする人間は地球上で最も特殊な動物〜重力から自分を守る方法

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人間は脊椎動物の中でも二本足歩行を獲得することで、頭の位置を高くし上肢や手を広範囲に使うことで文化的な活動ができるようになりましたが、その代償として重力に対して強い影響を受けることになり、姿勢や骨格の歪みなどの問題に対処する必要が出てきています。


二本足歩行の解剖学的な解釈を他の生物や動物たちと比較しながら考えてみることで、姿勢を正常に保つことの重要性の理解が深まれば幸いです。

人類の解剖学的特徴

人間は地球上に生存する動物の中でもかなり特殊なライフスタイルや姿勢をもった動物です。

解剖学的な観点から見ると重力の影響を受けやすい不利な姿勢で生活していて、他の動物に比べて重力に対して大きな負担を感じて生活しています。

重力に対する影響度の比較

人間の場合

人間の頭の重さは成人で約3〜5キロほどあり、背骨という積み木ように24個の脊椎が重なってできた一本の柱に乗っていて、その下に骨盤があり、脚(足)があって全身を支えています。

24個の積み木の上に3〜5キロキロもの球体が乗った状態は構造的にはかなり不安定です。

もちろんその周りを筋肉が補強しているとはいえ、人間はもともと重力に対してとても弱い構造をしているのは自然界には様々な生物すると明らかで、人間程重力の影響に耐えて生活している生物はいません。

4本足歩行の脊柱動物の場合

陸上の四足動物は4本の足に重力を分散し、背骨を重力面に対して並行にしているので(人間が寝ている状態に近い)、重力が骨格にかける負担は非常に少ないです。

魚類の場合

水中に生息する魚類にも筋肉と骨格系がありますが、水による浮力のお陰で陸上の1/7程度の重力の影響しか受けません。

空を飛ぶ生物(鳥や蝶などの虫)

空気の流れの抵抗は受けますが、身体の面積のほとんどが翼で体重はとても軽いため重力の影響はほとんど受けません。

植物の場合

太陽光を受けようとぐんぐん上に伸びていく植物は人間同様、重力の影響をダイレクトに受けますが、丈夫でしなやかな繊維の束で幹・枝・根を作ることでその影響を上手くかわしています。

微生物の場合

ミキサーにかけても平気で生きていられるような微小生物は重力の影響をほとんど受けません。

重力に負けない骨格と筋肉を作ろう!

重力の影響は地球に生きている以上避けることのできないものですから、植物たちのように骨格や筋肉をしなやかに保ち重力と上手につきあえるような身体を作る、つまり重力に負けないしなやかな筋肉を保つことでいつまでも健康で若々しく、人間らしい文化的な生活を楽しみましょう。

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