分娩時損傷 ~分娩麻痺~【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】

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分娩麻痺について説明できますか?

分娩麻痺
【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】と
5つの観点に分けて解説しています。

分娩麻痺の概要

分娩時になんからの原因によって
機能障害を呈するもの

<発症しやすい分娩方法>
・巨大児分娩-肩
・骨盤位分娩(逆子)-頭部
・鉗子分娩/吸引分娩

<好発障害>
・鎖骨骨折
・顔面麻痺
・腕神経叢麻痺
・頭蓋内出血
・横隔膜神経麻痺

分娩麻痺の症状

腕神経叢麻痺
上位型麻痺(エルプ型麻痺):C5~Th1  
        肩関節や肘関節の屈曲運動障害/手指の随意運動は保持 
上位型麻痺(クルンプケ型麻痺):臨床上ほぼない
全型麻痺:手指含め上肢全体の麻痺

★骨盤位分娩→両側上位型であることが多い
★過誤神経支配
神経再生時に再生軸索が本来の神経鞘ではなく、
誤った神経鞘に再生する

主動筋以外の拮抗筋が同時に収縮するなどの
運動障害などの後遺症を残しやすい
★予後不良姿位
1:新生児期に、モロ―反射などの
原始反射誘発時に患側上肢の運動がみられない
2:ウエーターチップ姿位
肘進展位で、前腕回内位、手関節掌屈位を呈する

分娩麻痺の治療

早期診断が重要!

患側の肩関節を外転位保持
過度に牽引された頸部を弛緩させる姿位で固定
2週間ほどで回復するものが多い

分娩麻痺の予後

5か月以上麻痺が続く場合は予後不良
神経移植オペなど

頭位分娩型:早期に前腕新筋群(撓側手根伸筋)の機能回復
      →予後良好
      上腕三頭筋や前腕屈筋群のみの場合は予後不良が多い

骨盤分娩型:上位が早期に回復するものほど予後良好

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