脳炎(ウィルス性脳炎)【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】

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脳炎(ウィルス性脳炎)について説明できますか?

脳炎(ウィルス性脳炎)について、
【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】と
5つの観点に分けて解説しています。

脳炎(ウィルス性脳炎)の分類

一次性脳炎:各種ウィルスが脳実質へ直接感染し、その侵襲により引き起こされる病態
      単純ヘルペス脳炎(前頭葉、側頭葉、大脳辺縁系に好発)
      日本脳炎(大脳着基底核、黒質、視床に好発)
      西ナイルウィルス脳脊髄炎

二時性脳炎:ウィルス感染により惹起された免疫反応が脳実質を障害し発症した病態
      麻疹後脳炎

脳炎(ウィルス性脳炎)の症状

発熱 頭痛 意識障害 痙攣
悪心 嘔吐などの頭蓋内圧亢進症状

単純ヘルペス脳炎(前頭葉、側頭葉、大脳辺縁系に好発)
→異常行動、人格変化、記銘力障害など

日本脳炎(大脳着基底核、黒質、視床に好発)
→筋固縮などの錐体外路症状

脳炎(ウィルス性脳炎)の検査 診断

★画像診断
単純ヘルペスウィルス脳炎:前頭葉や側頭葉の
浮腫または、破壊性病変が認められる。

日本脳炎:大脳基底核領域に低吸収、または異常信号

★血清
特異ウィルス抗体価の優位な上昇で確定診断
(ペア血清の補体結合抗体価で4倍以上)

★PCR法
単純ヘルペスウィルスDNAの検出も可能

脳炎(ウィルス性脳炎)の治療

対処療法

脳炎(ウィルス性脳炎)の予後

単純ヘルペス脳炎、日本脳炎とも
致死率は、30%前後
救命できても、重篤な後遺症を残すことが多い

他のウィルス感染では、
完全回復から死に至るまで、さまざまな経過を取る

まとめ

神経内科学とは正常との比較から病理を追求する学問です。

人間にとって正常な状態から逸脱する何かが起こった時、それは病気になります。
そのため、病気がどうかを知るためには、まず正常を正しく理解している必要があります。

神経内科学においては、病名や症状を覚える事に意味はありません。
それらは全て後付けだからです。

病気や病理について学び、理解を深めることの意義は、なぜその症状が起こるのか、
を正常との比較から追求していく事により、問題点を導き出してより適切な解決方法、予防方法を探求していくことにあります。

この考え方でできるようになる事によって、
健康維持を含めあらゆる身体の問題解決ができるようになる力が育成されていきますので、
この観点を忘れずに勉強していきましょう。

病気や病理は、知るのではなく理解する事、
自分自身の健康維持に生かして初めて有意義なものになります。

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