安楽座( Easy Pose)スカ・アーサナ( Sukhasana )はヨガの伝統的な坐法のひとつで、日本では「あぐら」として親しまれています。
比較的簡単に取れる坐法ですが、安定感を保つために全身の筋肉を使うので姿勢調整効果や体幹を鍛える効果が優れています。
ポーズの名称
- 安楽座( Easy Pose)
- スカ・アーサナ( Sukhasana ))
期待できる効果
- 心身のリラックス
- 背骨アライメント調整
- 骨盤調整
- 体幹強化
3D動画でポーズを解剖学的に理解
【ポーズの作り方】
- あぐらをかくように座る(足の位置は個別に調整)
- 骨盤をニュートラルからごくわずか前傾する程度に整え左右の坐骨に均等に体重を乗せる
- 背筋をニュートラルに整える
意識する筋肉
【姿勢のキーとなる筋肉】
- 深層外旋六筋(梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋)
- 股関節内転筋群(恥骨筋・大内転筋・長内転筋)
- 中臀筋
- 縫工筋
- 大腿四頭筋
- 腹直筋
- 腸腰筋
- 脊柱起立筋
- 多裂筋
注意ポイント!
股関節を外旋に制限がある場合、骨盤後傾が後傾し背骨をニュートラルに保てなくなり、重心が後ろに倒れてしまいます。
背骨をニュートラルに維持すること最優先に、股関節の柔軟性を高めながら理想形に近づけて行きましょう。