脂肪の役割とよくある勘違い

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ダイエットブームの影響で身体の脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)は悪者扱いされることが多いですが、適量の脂肪は身体にとって必要不可欠な存在です。


脂肪の役割を正しく理解して、自分の身体を大切にしつつ効果的なダイエットをしましょう。

人体における脂肪の役割

ダイエットブームで脂肪細胞は悪者扱いされがちですが、脂肪細胞も人体において必要な役割を持って存在する大切な身体の組織のひとつであり、主に以下の3つの役割があります。

脂肪の役割を理解することで、脂肪が皮膚の直下(皮下脂肪)と内臓の付近(内臓脂肪)に存在する理由も理解できます。

エネルギーの保存

脂肪細胞は飢餓に耐えて生き抜いてきた人類の歴史上、エネルギー貯蔵に重要な役割を果たしてきました。

いつでも食べ物が手に入る現代ではマイナスの方向に働いてしまっているケース(肥満)もありますが、一時的に食べ物がない状態になってもしばらくの間生き延びて生くために必要な体の機能だったのです。

病院だったり大きな組織が停電になってもすぐに組織の機能が止まらないように予備電力や自家発電機能をもっているのと同じようなものです。

臓器の保護を保護する緩衝材

心臓や胃腸などの臓器は人間の身体機能を円滑に動かす為に必須であり、脳からの指令を受けて24時間365日休むことなく働いています。

もちろん、各臓器は骨格や筋肉という外壁にしっかり守られてはいるわけですが、さらに脂肪という柔らかい組織で大切に保護しています。

国家の要人や有名人、誰もが欲しがるような財宝にはしっかりガードがつくように、人間の身体にもしっかりとした防御環境が整えられているのです。

断熱・保温

人間の身体が一番円滑に働ける温度は、体温は37度前後です。

人体には、外気がどんなに暑くても、逆にどんなに寒くても、体温を37度に保つためのあらゆるシステムが完備しています。

脂肪も保温器のような構造を作り、体温を一定に保つために重要な役割を果たしています。

脂肪に関するよくある勘違い

現代は飽食の時代で温度環境だってエアコンなどで物理的に調整できますので、この防御的な細胞の役割は逆にネガティブな方向に働いてしまっていまうケースもあり、肥満が社会問題になっています。

人類の長い歴史から見るとこの飽食の時代って本当にごく最近のことなので、身体の進化や変化が追いつかないのは仕方がないことですので、私たちがこの身体の仕組みを理解しコントロールしていくことが重要になります。

ダイエットとは単に体重を減らすことではなくて、余分な脂肪を減らすことであるという認識はだいぶ世の中に浸透してきたような印象はありますが、脂肪を減らすということを脂肪細胞の数を減らすということだと勘違いしている人はまだ多いように感じます。

脂肪細胞はもちろん増殖もするのですが、それ以上に脂肪というのは肥大化する性質を持っているので、特に大人になってからの肥満は脂肪細胞の増加よりもひとつひとつの脂肪細胞の増大が原因です。

また、よく運動不足で太ったと感じた時に筋肉と細胞が入れ替わった..というような表現が使われますが、筋肉と脂肪はまったく別の組織で、筋肉をつけたり減らしたりすることと、脂肪が増えたり大きくなったり逆に脂肪細胞が小さくなったりすることはまったく別物です。

ダイエットに関しても、コンディショニングやボディメイクに関しても、今の身体の組成と理想とする身体組成との間のギャップとその差がある原因をしっかり分析して初めて、その人にあう有効な方法を導くことができます。

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