こころと身体の健康を支える【腸の働き】

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消化や排泄に関わる人体最長の臓器である腸と脳の働きはリンクして全身の健康に大きく影響することがわかってきているため、腸の働きや腸内環境への意識が高まっています。


心と身体の健康を維持するためのキーとなる腸機能と腸内環境について整理してまとめました。

腸の働き

腸の働きは大きく分けて以下の7つ。

  • 消化
  • 吸収
  • 免疫
  • 浄血
  • 排泄
  • 合成
  • 解毒
  • 口から摂取し、唾液や胃で分解された食べ物や水分を、消化・吸収して全身に送ったり、全身から集まった不要なものを排泄するのが腸の仕事です。

    腸は人間の身体の臓器の中で最も大きく・長い器官で、人間にとって必要な栄養素や水分を身体に取り込むと同時に不要なものを排泄する非常に重要な働きをします。

    健康長寿は腸内環境で決まる

    よい腸内環境では、老廃物が滞ることなく排泄され、必要な栄養がスムースに消化・吸収されますので、内視鏡などでみても腸が綺麗であることがわかりますし、血液もきれいですし、肥満や肌荒れなどもなく健康そのものです。

    長寿のお酒「オールド・パー」は、15世紀から17世紀にかけて152歳まで生きたと言われるイングランド人【トーマス・パー】からとった名前だそうでが、彼の死後に遺体を解剖してみたらその年齢にしては驚くほどに腸が若く綺麗だったそうです。

    腸内環境を決めるのは、腸内に約200種類・100兆個・重さにすると1キロ以上ある腸内細菌で、排便の7%は腸内細菌です。

  • 便の成分
    • 水分:80%
    • 食べかす:7%
    • 細胞の死骸:7%
    • 腸内細菌:7%
  • 腸内細菌には、有用菌、有害菌、日和見菌の3種類があり、有用菌を増やすことで腸内環境が整いやすくなります。

    腸内環境とこころの健康

    腸内環境は健康のバロメーターであるだけでなく、腸内環境を整えることで精神安定効果も期待できます。

    腸は自律神経によって制御されていて、またドーパミンやセロトニンなど神経伝達物質の元のなる成分の90%以上を生産しているため、腸内環境を整えておくことでストレス耐性を高める効果が期待できます。

    腸と自律神経

    腸内環境と自律神経は相互に関連しているので、対人ストレスなどの自律神経の乱れから腸内環境が悪くなることもありますが、腸内環境が汚れることで自律神経が乱れて全身の体調も悪くなることもあります。

    腸と神経伝達物質

    セロトニンやドーパミンなど、神経間の情報伝達を行う際に必須の物質:神経伝達物の元となる成分の90%が腸の中で作られています。

    ドーパミンは快感を感じる物質でやる気の源になると言われていて、ドーパミンがバランス良く分泌されている状態だと困難にも立ち向かっていける意欲になり、セロトニンは幸福や安心感を感じる物質でドーパミンと拮抗する働きをします。

    ドーパミンが、車でいうことろの「アクセル」であるとすれば、セロトニンが「ブレーキ」にあたり、両者がバランス良く適材適所で分泌されることが心の健康のためには必須となってきます。

    ドーパミンが過剰になると依存症や統合失調症などの原因にもなりセロトニンがこれを抑制する役割を果たしていますが、セロトンはストレスによって不足しがちで、セロトニンが不足するとうつ病の原因になることもありますが、逆にドパミンが減少するとパーキンソン症候群の原因になります。

    ドーパミンとセロトニン、神経伝達物質の役割に関しての詳細はこちらの記事をご参照ください。

    腸内環境を整えるコツ

    腸内環境を整える(腸内の善玉菌を増やす)には、日本古来からある味噌、醤油、漬物、納豆などの発酵食品で善玉菌を摂取するのが良く、また大豆はセロトニンを補う食品としてもとっても有効です。

    日本古来の和食をゆっくり時間をかけて作って食べる、そんな時間をあえて取れるような日常を見直してみるのもいいかもしれません。

    もちろん、骨盤や骨格の歪みのない良い姿勢で腸や脳が安心して働ける物理的な環境(あなたの身体)を作ることも大切です。

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