頸長筋【3D筋肉・解剖学】

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頸椎の自然なカーブ(生理的前弯)を前側から支えている首のインナーマッスル【頸長筋】の構造について3D動画を使ってわかりやすく説明しています。
頸長筋を効果的に動かして首こり・肩こりなど首回りのトラブル解消!

頸長筋の概要

  • 名称:頸長筋
  • ふりがな:けいちょうきん
  • 英語名:Longus colli muscle
  • 首の筋肉の中でも1番深層(骨の近く)にあり、椎前筋群(頸部脊柱の前面に接して縦(上下)に走行する4つの筋肉の総称)のひとつ。
    (椎前筋群:頸長筋・頭長筋・前頭直筋・外側頭直筋)

    頚部から上胸部前側につくインナーマッスルで、上斜部、垂直部、下斜部に分類され、姿勢保持(頸椎を前側から支え生理的前弯を維持)、頸部の屈曲と側屈に作用します。

    むちうちなどで、靭帯にゆるみが生じていると過緊張になりやすく、筋膜性の疼痛も残りやすい特徴があります。

    頸長筋の起始・停止

    垂直部

  • 起始:第5頸椎~第3胸椎椎体
  • 停止:第2~4頸椎椎体

  • 上斜部

  • 起始:第(2)3~5(6)頸椎横突起
  • 停止:環椎前結節

  • 下斜部

  • 起始:第1~3胸椎椎体
  • 停止:第5~7頸椎横突起
  • 頸長筋の作用


    解剖学的表現

    ・頸部の屈曲
    ・頸部の側屈



    日常でのイメージ

    ・顎を引いて頭を突き出す(頸屈曲)
    ・首を傾ける(頸側屈)

    実際には運動よりも頸椎の自然なカーブ(生理的前弯)を前側から支えている役割が重要。頸長筋の柔軟性がなくなると頸椎の前弯カーブが崩れ、首こり・肩こりなどの原因になります。

    頸長筋の神経支配

  • 頸神経(C2~C6)
  • 頸長筋の働きを3D動画で確認

    頸長筋を触診

    深層にあるため直接的な触診は難しいですが、解剖学的な位置を理解していれば収縮を手で触れて感じることはできます。

    頸長筋を強化する方法

    スマホやパソコンの使用などを使用している姿勢で短縮したまま動かず弱化しやすい筋肉なので、意識して動かす時間を作るようにしましょう。

    背骨と骨盤をニュートラルにした姿勢から、首全体を丸めながら目線を少し下に下げる意識で顎をひきます。
    顎を引こうとすると外側の大きな筋肉が働いてしまうので、頸長筋の動きをイメージしながら、ごく小さな動きでうなずきや横を向く運動を行いましょう。
    頸長筋を意識して動かすことで首回りの筋緊張のバランスが整い、頸椎の生理的湾曲が正常化すると、頭が軽く感じられるようになります。

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