【足す】から【引く】へ発想を変えると代謝が上がり健康になる

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健康状態を改善しようと思った時、一生懸命何かを足そうとしていませんか?

その努力が健康状態を悪化させている原因かもしれません。


「やめる」「やらない」引き算の視点が、現代の健康維持、そしてダイエット効果を高める代謝アップに重要です。

日本食にしかない独自視点

日本食が美味しく健康的であるという認識はもはや世界共通ですが、世界の食文化のどこにも見当たらない日本食独自の視点である「引き算の文化」がポイントです。

どの国の料理を見ても、「加える」ことで独自性・美味しさ・楽しさを演出します(足し算の文化)が、日本食は灰汁を抜いたり余分な部位を取り除き、極限まで洗練させたエッセンスを味わう料理(引き算の文化)が多くあります。

素材を活かすために加えるのではなく雑味や余分を省いているお刺身は一番わかりやすい例ですし、和菓子も何度も灰汁を抜いて洗練させた素材を使い丁寧に練り上げられた餡が主役です。

素材の良さを最大限生かして加えるものは最小限にする「引き算」の視点は、現代の医療や健康管理を取り巻く環境を考えた時とても重要な視点だと考えています。

なぜなら、現代人の病気のほとんどは「与えすぎ」、つまり健康に良かれと思って行っている「足す」行為が原因だからです。

【足す】ことで起る病気

例えば、以下のような日常的な【足す】行為が生活習慣病の原因になっています。

過食(食べ物の足しすぎ)

現代は飽食の時代で、24時間いつでも食べ物が手に入ります。
加工品が溢れ、口に入る食材がどこでどう育ったものなのかまで理解している人はほとんどおらず、忙しい毎日の「ながら食べ」などで自分が何をどれだけ食べているのかわからない人も多く、適切な栄養素を適切に摂取できずに肥満や生活習慣病が問題になっています。

過保護(便利なオプションの足しすぎ)

AIやインターネットインフラの普及により、身体を動かす機会が減少したり、スマホやパソコンでの不自然な姿勢を長時間続ける生活習慣、大量のサプリメントや薬の摂取などにより、身体が本来持っている機能を発揮する機会が減少し、身体機能がどんどん低下している傾向があります。

過負荷(頑張りの足しすぎ)

ストレス社会、過剰に溢れる情報により、肉体的・精神的にかつてないほどのストレスを感じながら生きている人が多くなっています。

足しすぎると機能は低下する

本来あなたの身体はとっても高性能で、あらゆる外敵から身を守り、常に安定した健康状態を自分自身の力で保てるように作られています。

しかし、上記のような過剰に足す行為によって、身体は本来の仕事を適切に行えなくなったり、本来の機能がサボったりするようになり、生活習慣病、自律神経症状、アレルギーなどの現代人を悩ます病気の原因となっています。

そして、症状が出た状態で医療機関にかかれば、さらに薬を与えられますが、医薬品に一時的には大きな効果があっても、長期的な視点でみれば身体機能を低下させていきます。

「引く」視点を取り入れると根本解決ができる

そもそも《与えすぎ》が原因で症状が起こっているのですから、与えることをやめれば問題は根本的に解決する場合が多くあります。

こんな例があります。

Aさんは、健康のためと毎食後欠かさずビタミン剤を飲んでいました。

仕事が忙しく食事がちゃんととれないし、最近疲れが抜けにくくなったからとういうのが飲み始めたきっかけでした。

ある時、なんだか肌が異常に黄色いことに気がつきます。

ますます疲れやすくなり、体調も優れません。

ビタミンが足りないのかな?
仕事が忙しいからからかな?
とさらにビタミン剤を熱心に飲むようになります。

そのまま熱心にビタミン剤を飲み続けた彼女は肝硬変になり入院することになってしまいました。


原因は、ビタミン剤の過剰摂取でした。

退院してから、彼女はビタミン剤を飲むことを完全に止めました。

すると体調はみるみるよくなり、彼女はとても驚いていました。

その後は食事や生活習慣をしっかり見直すようになり、とても今はとても健康で元気です。

代謝も引く視点で上がる

代謝を高めて健康的にダイエットしたいと考えている人は多いですが、効果的に代謝を高める方法も引き算の視点がポイントになります。

代謝をあげるために運動や筋トレなど何かを一生懸命「加えよう」としていませんか?

もちろん筋肉量を増やすことは代謝アップに効果的ですが、より効果を高めるために重要なことがあります。

代謝とは?

代謝とは古いものがなくなって新しいものが入ってくるという意味です。

入れる(足す)と出す(引く)の2つは必ずセットなので、どれだけ良いものを入れ続けても、悪いものや不要なものを外へ出すことができなければ溜まるだけで、良いものは有効に使われず、良いものが悪いものへ変質する可能性すらあります。

入ってくるものと出て行くもののバランスが取れている状態を【代謝が良い状態】といいます。

加える効果は30% 捨てる効果は70%

捨てることが正しくできると入ってきたものが効率よく正しく使えるので、代謝の基本はまず捨てることです。

捨てることができない身体では、どれだけ良いものを新しく取り入れても無駄になるどころか逆効果にもなりかねません。

体内において捨てるとは排泄のことなので、身体の負担となる余計なものを体内に入れないようにしつつ、不要なものはすぐに出せる【排泄がスムースにできる】身体を作ることが代謝アップには最も重要な要素です。

腸が心身の健康のカギと言われる理由のひとつでもあります。

呼吸で効率よく健康・スリムになる

また、代謝アップには「呼吸」も重要です。

呼吸も必ず「吐く」(捨てる)「吸う」(入れる)のセットで、まず吐き出すことができなければ入れることができません。

2秒吐いて、1秒吸う(まず入れる時間の2倍かけて完全に吐ききってから入れる)というリズムを意識するだけでも大分代謝は上がります。

呼吸への意識を変えるだけでも代謝はかなり上がります。

その際にインナーマッスルを意識できるようになれば特別な運動をしなくても、全身の循環がよくなり身体の機能がスムースに働くようになり、排泄もスムースになりますし、呼吸はボディメイクにも重要です。

マイナスの視点で健康力を高めよう!

企業や製品でも、付け足しを増やしていくより無駄を排除していくことで成功しているMacやiPhoneのAppleがある一方、「捨てる」ことができないために新しいものを受け入れる余裕がなくなり、「代謝」が滞って消えて行く企業が多くあります。

人間の身体も一つの会社組織のようなもので、代謝が上手くできなくなれば死に向かいます。

人は足すことや何か加えることで安心感を得ることができるため、不安を感じると何かを足そうとします。

でも、あなたの身体にとって過剰なプラスは、散らかった部屋や余計な仕事に振り回されている状態と同じで、本来やるべき仕事や機能の質を低下させます。

もし、あなたが体調が悪かったり、何か身体や心に問題を抱えていたら、何かを加えることより何かを止めることを考えることで改善の糸口がみつかるかもしれません。

一生懸命やっているそのことが逆にあなた自身をいじめていることにならないよう願っております。

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