眼科医がコンタクトを止めた理由 

眼精疲労対策・視力回復
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最前線で働く眼科医がそれまで使っていたコンタクトレンズの使用を止めました。

コンタクトレンズは医療機器なので、眼科医の処方がなければ使えません。

コンタクトレンズを処方する立場の眼科医が自身でコンタクトレンズを使うことを止めた理由は一体何だったのでしょうか?

視力低下→メガネ→コンタクトレンズ

今も眼科の最前線で働く眼科医から聞いた話です。

コンタクトを装着するようになるまでの経緯は、ごくごく一般的。よくある話です。

小学生の頃から目が悪くなり(近視)、メガネをかけるようになります。

そして、思春期の頃から、見た目を気にしてコンタクトを愛用するようになります。

多くの人はそのままコンタクトレンズを使い続けたり、コンタクトレンズとメガネを併用し続けますが、この眼科医は、医学部に通い、眼科医になる専門的な勉強を始めた頃、コンタクトをやめてメガネに戻しました。

その理由はなんだったのでしょうか?

そもそも【視る機能(視力)】とは

眼科医がコンタクトレンズをやめた理由が良くわかるように、そもそも視力(視る機能)とはどんな仕組みなのかについてお話します。

視力を目(眼球)だけの問題だと考えがちですが、視力、つまりものを視る機能とは、目(眼球)から脳までの経路のこと。

目(眼球)で捉えた情報が神経を通じて脳に伝わり、脳が認知して初めて「見えた」状態になります。

この仕組みは、カメラにとても似ています。

  • 目(眼球):レンズ機能
  • 目の周りの筋肉:絞りを調整したりフォーカスして情報を取り込む(ピント調整やシャッター機能)
  • 視神経:レンズが捉えた情報を集める(フィルム機能)
  • 脳:レンズが捉えた情報を神経から受け取り画像として統合する(写真として現像する機能)
  • もう少し医学的に説明します。

  • 物体から眼球内に光線入り込む
  • 角膜・水晶体の屈折作用で調整
  • 眼球の神経層(網膜)に進む
  • 網膜視細胞に届いた光刺激が視神経を経て大脳後頭葉に達する
  • 見えたと認識する
  • 視るという行為はとても複雑な経路で、それらの経路のどこがどう障害されている(問題があるか)によって様々な目の症状が生じます。

    眼科医がコンタクトレンズをやめた理由

    さて、ここで眼科医の話に戻ります。

    この眼科医のケースは、多くの日本人同様、近視(遠くのものが見え辛い)状態だったため、メガネやコンタクトレンズを着用していました。

    眼科医として目や人体の仕組みについて学んだ結果、コンタクトレンズを装着しつづけることのリスクの大きさに気がつき、使い続けるのが怖くなったことから、コンタクトレンズ装着をやめましたが、そのリスクとは具体的に何でしょうか?

    コンタクのリスク1 : 目に異物

    目に異物が入ったら危険!であることは子供でも知っています。

    目(眼球)にゴミが入れば痛いし、そのゴミ(異物)を外に出そうと涙が出てきた、という経験もしたことがあると思いますが、これは、情報の8割を受け取っている重要な器官である目を守るための人間が持っている防御機能です。

    目(眼球)という脳にも直接つながるとても重要な器官が、身体の外に剥き出しになっているのですから、それなりの防御機能を備えておかなければ危険です。

    コンタクトレンズは、医療機器として認められてはいるものの、目(眼球)にとっては異物でしかありません。

    大きな異物を強制的に何時間も目(眼球)の上に置く行為だと考えれば、どれだけリスクが大きいかは説明の必要もないと思います。

    着脱時に眼球を傷つけるリスクや感染症などのリスクも非常に高く、実際コンタクトレンズによる感染症やトラブルは多数報告されています。

    コンタクトのリスク2: 視力(視る機能)の更なる低下

    コンタクトレンズは、目の機能そのものを回復させる装置ではありません。

    メガネ同様にレンズの屈折率を利用して、眼球が受け取る情報を外から調整しているだけです。

    もちろんよく見えるようになるのはコンタクトをつけている時だけですし、本来目が悪くなった原因にアプローチしている訳ではないので、コンタクトを常用することで眼球周りの筋肉をさらに硬直させ、見るという脳を含めた視神経機能をさらに低下させるリスクもあります。

    そもそもメガネもコンタクトも視力を回復させる装置ではない

    もちろんリスクを理解し、眼科医の指導のもと正しくコンタクトレンズを使用することも選択肢のひとつですが、メガネもコンタクトレンズも、低下した目の機能を改善させる医療器具ではありません。

    低下した視力を一時的に補うための補助装置であり、長期的には視力を低下させます。

    一時的な効果のために、目を傷つけた結果として感染症や合併症を引き起こしたり、視る機能の更なる低下の結果としてどんどん視力が下がり続けるリスクを考えると、眼科医でなくてもとてもコンタクトレンズは使い続けたいと思えるものではありません。

    メガネも目の機能を向上させる効果はありませんが、目(眼球や目の周りの組織)を傷つけるリスクはコンタクトレンズと比べたらほぼないと言ってよいでしょう。

    視力を改善する唯一の方法とは?

    「一度低下した視力は回復しない」と言われ、視力低下の対策にはメガネやコンタクトの装着が当然のように勧められます。

    確かに、今見えにくい状態を「すぐに」見える状態にするには、メガネやコンタクトのレンズの力を借りるしか方法はありません。(遠くのものが見えない時に双眼鏡を使ったり、小さいものが見えない時に顕微鏡を使うのと同じ原理)

    でも、もし今視力低下で悩んでいるなら考えて欲しいことがあります。

  • 一般的な視力低下、おそらく日本人が抱えている「目が悪い」問題は、ほとんどが長い時間かかって完成した生活習慣病である
  • 視力は回復する可能性が十分にある
  • 視力は眼球だけの問題ではなく、眼球で受け取った情報が視神経を通じて脳に伝わり、脳で画像として処理されることで、初めて「見る(眼球で捉えた情報を認知する)」ことが完了します。

    多くの近視は、視る機能の中でも、映像を写す役割をしている眼球の周りの筋肉が固まり、ピント調整ができないことや眼精疲労による慢性的な脳疲労が原因なので、コンタクトレンズで無理やりピントを調整するのではなく、本来の筋肉や脳の働きを取り戻し、自分でピント調整できるようにすれば視力が回復する可能性があります。

    この視点での視力回復法は、目の健康を維持する方法でもあるので、普段から意識して目の周りの筋肉のケアや視力回復訓練を行うことで、眼精疲労を緩和したり、視力低下を予防できます。

    このサイトでは、身体の機能を本来あるべき状態に自分で戻せるようにわかりやすく医学知識を紹介していますので、是非他の記事も参考にご自身の健康維持と視力改善に役立ててください。

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