【下頭斜筋(後頭下筋群)】ほぐし方やストレッチのための【3D動画でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

背筋(背中の筋肉)
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下頭斜筋(後頭下筋群)のコリは、スマホが手放せない現代人の悩みである「首こりや眼精疲労」の原因になります。

下頭斜筋(後頭下筋群)の解剖学構造を理解した正しいほぐし方(ストレッチ、マッサージ、筋膜リリース)で辛い首コリや目の疲れを解消しよう!

【下頭斜筋(後頭下筋群)】英語と読み方

  • 名称:下頭斜筋
  • ふりがな:かとうしゃきん
  • 英語名:obliquus capitis inferior
  • 【下頭斜筋(後頭下筋群)】起始停止

  • 起始:軸椎の棘突起
  • 停止:環椎の横突起の後部
  • 【下頭斜筋(後頭下筋群)】作用


    解剖学的表現

  • 頭部伸展(両側)
  • 頭部側屈(片側)
  • 頭部回旋(片側)
  • *2番目の椎骨から1番目の椎骨へ付着しているため(下から上の骨を引っ張るイメージ)、収縮すると首を後ろに動かす作用が生じます。

    *2番目の椎骨の中心側から1番目の椎骨の外側へ付着しているため、首を傾けたり、回す作用が生じます。


    日常でのイメージ

    下頭斜筋は、首の位置を動かすというよりも、首の上の重い頭が前や横に転がり落ちないように後ろから支えつつ、首の位置を調整してどんな姿勢になっても目線を水平に保てるように作用します。

    また、環椎や軸椎に付着しているため、下頭斜筋のコリや緊張状態が、脳への血流や脊髄神経の働きも制限してしまうため、首だけでなく、目・肩・腕・全身に辛い症状が派生します。

    【下頭斜筋(後頭下筋群)】神経支配

  • 後頭下神経(C1)
  • 【下頭斜筋(後頭下筋群)】働きを3D動画で確認

  • 【大後頭直筋】0:33
  • 【小後頭直筋】0:43
  • 【上頭斜筋】0:53
  • 【下頭斜筋】1:03
  • 【下頭斜筋(後頭下筋群)】触診

    「下頭斜筋」よりも表層に多くの大きな筋肉があるため、直接触れることはできませんが、収縮と弛緩は確認できます。

    頭蓋骨の下端(首の付け根)に人差し指と中指を揃えて両手で首を包むように触れると、人差し指が触れる部分の深層に「下頭斜筋」があります。

    動作をするための筋肉というより姿勢を維持するための筋肉なので、表層の大きな筋肉が動かない程度の小さな動きで十分に収縮を確認できます。

    【下頭斜筋(後頭下筋群)】ほぐし方(ストレッチやマッサージ)

    大きく首を動かすストレッチでは、表層の筋肉も一緒に動いてしまい、「下頭斜筋」を効率よくほぐすことができません。

    下頭斜筋を触診をする方法で指をあて手の熱で温めながら、下頭斜筋の解剖学構造を意識しながら、小さくゆっくりと収縮させる方向へ動かしてください。

    ペットボトルにぬるま湯を入れタオルを巻いて首の下に入れ軽く動かす方法もオススメです。

    パソコンやスマホ姿勢で引っ張られ硬直していた「下頭斜筋」がほぐれ、首こり、眼精疲労、肩こり、腕の疲れなどが解消します。

    【後頭下筋群】とは?

    【後頭下筋群】とは、背筋の中で1番深層(骨の近く)にある固有背筋群のうち、後頭下部から環椎、軸椎に至る4筋(大後頭直筋小後頭直筋上頭斜筋下頭斜筋)の総称のこと。

    背骨を構成するパーツの中で1番可動性があり、負担がかかりやすい頭蓋骨直下の環椎(1番目の椎骨)と軸椎(2番目の椎骨)に付着していて、重い頭を支えながらの首の動きはもちろん、目の動きにも関与します。

    首が前に出るスマホ姿勢やパソコン使用で負担がかかり硬直しやすい筋肉で、上頭斜筋・下頭斜筋・大後頭直筋が作る3角形の中を神経や血管が通り、内耳や脳に繋がっているため、【後頭下筋群】のコリを放置すると肩こり、眼精疲労、腕の動きの悪化に始まり、全身にも悪影響を及ぼします。

    【参考】

    *背面にある筋肉は解剖学上背部の筋肉に分類されますが、首の動きに直接関与する深層筋で、前面にある頸部筋との関連も重要なため、首の筋肉としても分類しています。

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