内閉鎖筋(深層外旋六筋)【3D筋肉・解剖学】

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外旋六筋の中では一番最初に作用し外旋力も強い平泳ぎの筋肉:【内閉鎖筋】の構造について3D動画を使ってわかりやすく説明しています。


仙骨・腸骨と大腿骨大転子の間を走行する短い筋肉群で、股関節の外旋と骨盤の安定に関与する臀部のインナーマッスルをまとめて深層外旋六筋と呼びます。

内閉鎖筋の概要

  • 名称:内閉鎖筋
  • ふりがな:ないへいさきん
  • 英語名:Obturatorius Internus
  • 閉鎖孔と呼ばれる孔の内側から伸びている外旋筋で筋肉の大きさは大腿方形筋の半分程度しかありませんが、深層外旋六筋の中では大腿方形筋と並び最も強力に外旋に作用します。

    また、上双子筋と下双子筋の間にあり共同の腱になって大転子に付着するため、まとめて、「寛骨三頭筋」と呼ばれます。

    内閉鎖筋の起始・停止

  • 起始:坐骨と恥骨の内面(閉鎖孔辺縁)・閉鎖膜
  • 停止:大腿骨大転子窩上部
  • 恥骨と坐骨の内面から始まり、坐骨棘と坐骨結節の間で90度カーブして股関節に向かう走行のためテコの原理が働き、筋肉の大きさ以上の強い外旋作用を発揮しています。

    内閉鎖筋の作用


    解剖学的表現

  • 股関節外旋
  • 外旋六筋の中では一番最初に外旋作用に働き始めます。

  • 股関節伸展・内転にもわずかに関与

  • 日常でのイメージ

    ・平泳ぎの脚の動きのイメージで作用。
    ・外転時に最も強く作用し大腿骨を骨盤に押し付けて安定させる役割をしています。
    ・また他の外旋六筋同様に運動開始時や方向転換で向きを変える時に骨頭を引き寄せ股関節を安定させるため、立位バランスに重要です。

    内閉鎖筋の神経支配

  • 仙骨神経叢(L5〜S1)
  • 内閉鎖筋の働きを3D動画で確認

    内閉鎖筋を触診

    坐骨と大転子の間に指を触れ股関節を内外旋することで収縮を確認できます。

    内閉鎖筋を鍛える方法


    内閉鎖筋セルフケア

    外旋筋の中でも一番最初に収縮する筋肉なので、動き始めを特に意識してトレーニングすると効果的です。


    内閉鎖筋ストレッチ
    股関節を屈曲・内転すると効果的にストレッチできます。


    内閉鎖筋筋トレ
    股関節屈曲・内転・内旋位から外旋方向へ収縮させます。

    深層外旋六筋の機能と役割

    仙骨・腸骨と大腿骨大転子の間を走行する短い筋肉群で、股関節の外旋に関与する臀部のインナーマッスルをまとめて深層外旋六筋と呼びます。

    短い筋肉のため大臀筋や腸腰筋などが行う外旋ほどの強さはなく、どちらかというと骨を関節にひきつけて重心の移動に伴う股関節の安定(前屈みになった時に重心を後ろにひっぱるなど)に作用しています。

    安定した立位で回旋運動を行うヨガ・ダンス・スポーツなどでも重要。外旋六筋がうまく機能していない場合は重心移動に対して骨盤が安定せずバランス能力に大きさな差が出ます。

    特に内旋位から外旋位に運動する時によく作用するため、外旋六筋が硬直したり機能が低下すると股関節内旋がしにくくなり、内旋位から外旋位への動きが重要な野球やゴルフのスイングはしにくくなったり、ヨガの鳩のポーズも難しくなります。


    深層外旋六筋リスト(外旋作用が強い順)

  • 大腿方形筋
  • 内閉鎖筋
  • 梨状筋
  • 外閉鎖筋
  • 下双子筋
  • 上双子筋
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