急性灰白髄炎 ポリオ 【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】

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急性灰白髄炎 ポリオについて説明できますか?

急性灰白髄炎 ポリオについて、
【症状】【原因/病理】【検査/診断】【治療】【予後】と
5つの観点に分けて解説しています。

急性灰白髄炎 ポリオの概要

エンテロウィルスに属するポリオウィルスによる
小児麻痺の原因ウィルスの感染症。

2000年に生ワクチン接種の普及により
ポリオ根絶宣言が出されてはいるが、
小児期に治癒したポリオ罹患肢が
成人になってから緩徐進行性に新たな筋力低下と委縮をきたす
ポリオ後遅発性筋委縮症
が報告されている。

急性灰白髄炎 ポリオの病理

ポリオウィルスは、
脊髄灰白質の前角に限局して感染

急性灰白髄炎 ポリオの症状

・発熱、咽頭痛などの感冒様症状

・髄膜刺激症状

・解熱後に上肢、下肢に
非対称性の弛緩性麻痺が出現

下部頸髄や胸髄の感染では
呼吸筋麻痺が出現する場合もある

急性灰白髄炎 ポリオの検査 診断

ポリオウィルス抗体価のペア血清での変動
糞便からのウィルス分離などにより確定

髄液検査:ギランバレー症候群などの鑑別に重要

急性灰白髄炎 ポリオの治療

特別な治療はない

急性灰白髄炎 ポリオの予後

数日の急性期を経て、
6か月後には、80%以上の機能回復が見られる
1~2年位までは、徐々に回復するが
約半数に筋委縮を残す。

まとめ

神経内科学とは正常との比較から病理を追求する学問です。

人間にとって正常な状態から逸脱する何かが起こった時、それは病気になります。
そのため、病気がどうかを知るためには、まず正常を正しく理解している必要があります。

神経内科学においては、病名や症状を覚える事に意味はありません。
それらは全て後付けだからです。

病気や病理について学び、理解を深めることの意義は、なぜその症状が起こるのか、
を正常との比較から追求していく事により、問題点を導き出してより適切な解決方法、予防方法を探求していくことにあります。

この考え方でできるようになる事によって、
健康維持を含めあらゆる身体の問題解決ができるようになる力が育成されていきますので、
この観点を忘れずに勉強していきましょう。

病気や病理は、知るのではなく理解する事、
自分自身の健康維持に生かして初めて有意義なものになります。

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