【大後頭直筋(後頭下筋群)】ほぐし方やストレッチのための【3D動画でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

背筋(背中)
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【大後頭直筋】は、後頭下筋群(固有背筋深層部)のひとつで、体重の10%も重さがある頭を首後ろから支えて目線の位置を一定に保つ重要な働きをしているインナーマッスルです。

スマホの長時間利用などでコリやすく、大後頭直筋のコリを放置すると、首こり・肩こり・眼精疲労の原因となりますので、解剖学構造を理解したマッサージやストレッチ、筋膜リリースを実践して辛い悩みを解消しましょう!

【大後頭直筋(後頭下筋群)】英語と読み方

  • 名称:大後頭直筋
  • ふりがな:だいこうとうちょくきん
  • 英語名:Rectus Capitis Posterior Major
  • 【大後頭直筋(後頭下筋群)】起始停止

  • 起始:軸椎の棘突起
  • 停止:後頭骨の下項線の中央1/3
  • 【大後頭直筋(後頭下筋群)】作用


    解剖学的表現

  • 頭部伸展(両側)
  • 頭部回旋(片側)
  • 頭部側屈(片側)

  • 日常でのイメージ

    大後頭直筋の作用は、実際に首の位置を動かすというよりも、頭部を後方に引いて首の上の重い頭が前や横に転がり落ちないように後ろから支えたり、どんな姿勢になっても目線を水平に保てるように首の位置を調整しています。

    軸椎に付着しているため、大後頭直筋のコリや緊張状態が続くと、脳への血流や脊髄神経の働きが低下して、肩こり、首コリ、眼精疲労、全身の倦怠感など様々な体調不良の原因になります。

    スマホの長時間利用や不良姿勢でのパソコン作業で、目線が下を向く状態が続くと大後頭直筋がコリやすいため、普段から大後頭直筋の解剖学構造を理解した姿勢やほぐし方(マッサージやストレッチ)の実践が重要です。

    【大後頭直筋(後頭下筋群)】神経支配

  • 後頭下神経(C1)
  • 【大後頭直筋(後頭下筋群)】働きを3D動画で確認

  • 【大後頭直筋】0:33
  • 【小後頭直筋】0:43
  • 【上頭斜筋】0:53
  • 【下頭斜筋】1:03
  • 【大後頭直筋(後頭下筋群)】触診

    頭蓋骨の下端に2本の指を揃えて触れた時、上側になる指が触れる部分に「大後頭直筋」があります。

    中心の窪みにある「小後頭直筋」を挟むように存在する筋肉です。

    【大後頭直筋(後頭下筋群)】ほぐし方(ストレッチやマッサージ)

    まず、【大後頭直筋(後頭下筋群)】を覆う僧帽筋や板状筋などより浅層にある大きな筋肉にコリがある場合は、ローラーやストレッチポールなどで十分にコリをほぐして(筋膜をリリースして)ください。

    表層の筋肉のコリが十分にほぐれたら、大後頭直筋に触れつつ、大後頭直筋の解剖学構造を意識しながら、ごく小さな動きで刺激を加えてストレッチやマッサージをしてコリや筋膜をリリースしましょう。

    表層の大きな筋肉が働かないようにごくごく小さい動きで行うことがポイントです。

    【後頭下筋群】とは?

    【後頭下筋群】とは、背筋の中で1番深層(骨の近く)にある固有背筋群のうち、後頭下部から環椎、軸椎に至る4筋(大後頭直筋小後頭直筋上頭斜筋下頭斜筋)の総称のこと。

    背骨を構成するパーツの中で1番可動性があり、負担がかかりやすい頭蓋骨直下の環椎(1番目の椎骨)と軸椎(2番目の椎骨)に付着していて、重い頭を支えながらの首の動きはもちろん、目の動きにも関与します。

    首が前に出るスマホ姿勢やパソコン使用で負担がかかり硬直しやすい筋肉で、上頭斜筋・下頭斜筋・大後頭直筋が作る3角形の中を神経や血管が通り、内耳や脳に繋がっているため、【後頭下筋群】のコリを放置すると肩こり、眼精疲労、腕の動きの悪化に始まり、全身にも悪影響を及ぼします。

    【参考】

    *背面にある筋肉は解剖学上背部の筋肉に分類されますが、首の動きに直接関与する深層筋で、前面にある頸部筋との関連も重要なため、首の筋肉としても分類しています。

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