【呼吸筋】呼吸に作用する筋肉まとめ

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【呼吸筋】は、「呼吸ポンプ筋」として肺の周りを囲むように存在する筋肉で、胸郭に付着している筋肉は全て呼吸に作用します。

【呼吸】に作用する筋肉について、わかりやすく整理しました。

【呼吸筋】とは?

【呼吸筋】は、胸郭を動かして肺による呼吸をサポートする筋肉(骨格筋)です。
胸郭に付着している筋肉は、全て直接的、または関節的に呼吸に関与します。

【呼吸筋】作用

【呼吸筋】は、胸郭の拡張(吸気)または縮小(呼気)に協調して作用します。
私たちは、意識的に呼吸をすることもできますが、無意識でも呼吸が止まりません。(止めたら死んでしまうので!)
これは、【呼吸筋】は疲労しにくい繊維でできていて、自分の意思で動かすこともできますが、無意識でもコントロールされているからです。
呼吸筋のうち、胸郭を拡張して息を吸い込みやすいように作用する筋肉を吸気筋、反対に胸郭を縮小して(広がった胸郭を戻して)息を吐きやすいように作用する筋肉を呼気筋と分類して呼ぶ場合もあります。

【呼吸】基本的なメカニズム

人間は何も食べなくても数週間、水を飲まなくても数日は生きられると言われていますが、呼吸を止めたら5分ほどで生命活動は停止してしまいます。
眠っている間も休むことなく繰り返される呼吸は1日安静に過ごしたとしても23,000回にもなるそうです。
呼吸(肺での酸素交換)には、理論的には胸郭に付着している筋肉が全て関与しますが、安静時呼吸の7-8割は横隔膜の作用によるものです。
上に凸になっている横隔膜が息を吸う時に収縮し、停止部(中心)が起始部にひっぱられて平に近くことで胸腔が広がり、肺の周りの圧力を下げる(陰圧)ことで、肺に空気が入ります。
胸郭が広がる時は肋骨を引き上げる筋肉も同時に作用していますが、努力呼吸時には横隔膜以外の筋肉がより強く作用します。
息を吐く動作は、息を吸う動作のリバースアクション(筋肉が緩んで自然と吐く方向に作用する)ですが、意識的に息を吐く時は、肋骨を引き下げる作用のある内肋間筋などが強く働きます。

【呼吸筋】吸気筋

主要な吸気筋は横隔膜と外肋間筋で、胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋、前鋸筋、後鋸筋、広背筋、頸板状筋などがが補助的に作用します。
また、胸郭と接続している上肢(肩甲帯)に付着している全ての筋肉も、逆作用(遠位から近位の筋肉の働き)で吸気筋として作用させることもできます。(深呼吸したい時は腕を広げたりしますよね)
  • 横隔膜
  • 外肋間筋
  • 胸鎖乳突筋など肋骨引き上げに作用する筋肉群が補助的に作用

【呼吸筋】呼気筋

平常時やリラックスした時の呼気は、肺の弾性収縮力と表面張力によって受動的に生じますが、意識的な呼気(努力呼気)には、肋骨を引き下げる作用のある呼吸筋が働きます。
具体的には、内肋間筋、再内肋間筋、肋下筋、および腹筋群(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)です。
また、腸肋筋、最長筋、下後鋸筋、腰方形筋など胸腰部の筋肉も作用します。
呼気筋は、運動時でより多くの酸素が必要な時、意識的に呼吸をする時、肺など呼吸器に機能障害がある時などにより強く大きく作用します。
  • 内肋間筋、再内肋間筋、肋下筋(肋骨引き下げ)
  • 腹筋群(肋骨を引き下げて横隔膜を押し上げる)
  • 腰方形筋(肋骨引き下げ)など

【呼吸筋】部位別

【胸郭】に接している筋肉は、全て呼吸に作用します。

胸部・胸郭の筋肉

胸部の筋肉は、胸郭を拡大縮小させることで、呼吸に作用します。

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腕を挙上することで間接的に胸郭引き上げに貢献するので、呼気を補助できます。

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腹部・腹腔の筋肉

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また胸郭と関節を作る上肢(肩甲帯)の筋肉も間接的に呼吸に作用します。

 

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