背骨のS字カーブはなぜ必要?背骨と骨盤で評価する良い姿勢

姿勢の解剖学
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背骨のS字カーブはなぜ必要?重心線って何?

背筋の伸びた良い姿勢とは、背骨や骨盤がどんな状態になっていることかを3D動画を使って説明します。

姿勢評価は背骨と骨盤の理解から始めましょう。

美しい姿勢の基礎要素

美しい姿勢を維持するには、骨格を正しい位置に整え、その位置をキープするための筋肉を鍛える必要があります。

一番基礎になる背骨と骨盤の正しいアライメントから理解しましょう。

美しい姿勢の背骨とは

背骨の構造

背骨は、24個の椎骨が積み木のように積み重なって一本の柱のような構造をしています。

脊柱は真後ろからみた時には真っ直ぐですが、真横から見た時にS字のカーブを描いています。

背骨をS字カーブを意識しながら、まずは背骨(脊柱)の3D動画をご覧ください。

背骨のS字カーブ

背骨のS字カーブは以下のようになっています。

  • 頸椎のカーブ(前弯)
  • 胸椎のカーブ(後弯)
  • 腰椎のカーブ(前弯)
  • 仙骨(骨盤の一部)のカーブ(後弯)
  • 背骨がS字カーブしている理由

    背骨がS字にカーブしているのには解剖学的に重要な理由があります。

    脳を発達させ、二本足歩行を獲得した人間が重力による負荷を分散させる為に獲得した構造で、体重の10%ほどの重さがある頭を支えて二本足歩行や立位動作を行うために必須の構造です。

    もし、背骨のS字カーブがなく、背骨が真っ直ぐだったら、背骨はすぐに折れてしましいますし、立ち上がるなどの基本動作もできません。

    成長と背骨の変化

    背骨のS字カーブが人間として活動する上で不可欠であることを説明するために、赤ちゃんの背骨の変化から見てみましょう。

    生まれたばかりの赤ちゃん

    赤ちゃんの背骨は弓形なので頭を背骨に乗せることができません。いわゆる「首がすわっていない」状態です。

    首がすわる

    3ヶ月後くらいに頸椎の前弯ができることで、重力に抗して頭を首の上に乗せる:「首がすわっている」状態が作れるようになります。

    お座り

    6ヶ月後くらいに胸椎の後弯ができることで、お座りができるようになります。

    立ち上がり

    1年後くらいに腰椎の前弯ができることで背骨がS字が完成し、初めて立位動作ができるようになります。

    背骨のカーブを評価する重心線

    背骨のS字カーブが正常であるかどうかを見るの目安のひとつとして、重心線があります。

    立っている状態を真横から見たとき、以下の要素をつないだ線が一直線になっていれば、綺麗な背骨のS字カーブが保持できていることになります。

  • 耳の位置
  • 肩先
  • ウェストの中心
  • 太ももの真ん中
  • くるぶし
  • S字カーブが正常であれば、重力が上手く分散できているので長時間立っていてもさほど疲れを感じずに活動できます。

    一方、S時カーブが乱れると、まずは筋肉や代償姿勢で補強しようとしますが、限度を超えると骨の変形が生じます。これが高齢者の腰の曲がった姿勢や、猫背やストレートネック、脊柱側湾症になります。

    美しい姿勢の骨盤とは

    骨盤の構造

    背骨の一番下にある仙骨・尾骨と寛骨(左右2つの羽のような大きな骨:腸骨・坐骨・恥骨からなる)で構成されます。

    骨盤の役割

    骨盤は、生殖器や消化器などが収まる空間を作るだけでなく、上半身と下半身の中継地点として、背骨同様姿勢の要になります。

    左右対称で、背骨に対してニュートラルな位置を保つことで良い姿勢が維持できます。

    姿勢が悪いことのデメリット

    姿勢が悪い人

  • 第一印象が悪い
  • 健康状態が悪くなる
  • 自信がなさそうに見える
  • パフォーマンスが低い
  • 自分に自信がもてなかったり、肩こり、腰痛、不眠、肌荒れ、太り気味、など身体の不良や悩みなどがある場合、まず姿勢を変えてみることが解決策になる場合が多くあります。

    姿勢が良いことのメリット

    姿勢を良くするだけでいいことがたくさんありますので、今すぐ背骨と骨盤から良い姿勢を意識しましょう。

    姿勢が良い人

  • 第一印象が良い
  • 健康状態が良くなる
  • 自信があるように見える
  • パフォーマンスが高い
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