その【背伸び】では肩こり・腰痛が悪化する?【正しいストレッチ】とは?

3Dストレッチ解剖学
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現代人のほぼ全員が悩んでいる【肩こりと腰痛】


  • 前屈みで長時間パソコンに向かう姿勢
  • 長時間スマートフォンを使って下を向いている姿勢
  • 慢性的な運動不足…

  • これらの習慣が肩こりや腰痛が現代病となる大きな要因となっているのは、良く知られていますが、その本質、正しいメカニズムを理解している人はあまりいません。


    人間の背骨の構造は誰でも同じ。
    背骨の本来の動きとは異なる動きを理解することで、普段何気なくしている【背伸び】を効果的に行うことができます。


    事実、良かれと思って行っている【背伸び】で肩こり・腰痛を悪化させているケースもあるのです…..

    肩こり解消の為に行っている【背伸び運動】が腰痛の原因?

    よく肩こりの解消のために、パソコンの際の猫背の状態と反対の運動として
    【背伸び運動】をしましょう。
    と言われているので多くの人が仕事の合間などで行っていると思います。

    【背伸び運動】は、正しい身体のメカニズムを理解して正しく行わないと逆効果、つまり腰痛を引き起こしたり、肩こりを増強させる可能性があります。

    実際多くの現代人が肩こりと腰痛を併発している原因にもなっているという事実があります。

    もし、肩こり・腰痛を両方に悩んでいたり、ストレッチやマッサージなどをよく行っているにも関わらず肩こりや腰痛が解消しない・もしくは悪化している場合は、普段行っている【背伸び運動】と【姿勢】を 解剖学的に正しく理解する必要があります。

    どうして【背伸び運動】で肩こりや腰痛が悪化する?

    肩こり解消のために行っているつもりで、実は腰痛や肩こり悪化させている例についてもう少し具体的に説明します。

    まず、パソコンやスマホを見ているときの姿勢(=猫背)によって腰痛や肩こりなどの身体の不調が起こりやすいのは、体重の10%程もある重い頭の位置が正常な位置より前にずれるからです。

    その結果、頭を支えるために首回りや肩周辺の筋肉は非常に強い緊張状態を強いられ、首の骨や胸の骨はほぼ固定された状態になってしまいます。

    一方、一般的に言われている【背伸び運動】は同じ姿勢をずっととっているのはよくないので、丸まっていた分を伸ばしてバランスをとりましょう。という意図で行われます。
    その考え自体は間違っていないのですが、多くの場合解剖学的に問題を理解できていないので間違った箇所を代償的に伸ばしてしまうケースが多いのです。

    猫背の場合、首の骨や胸の骨を本来の場所へ戻すような【伸び(ストレッチ)運動】をするのが正解となるのですが、猫背をずっと続けていた身体は首の骨・胸の骨に関しては筋肉が過剰に緊張しているので、首や胸は非常に動かすことが難しい状態になっています。

    そのため、大抵の人は腰を伸ばしてしまいます。

    その結果、腰椎の過剰な伸展が生じ、頸椎・胸椎・腰椎全てでバランスが崩れ、首こり・肩コリ・腰痛のセットに悩むことになってしまうのです。

    首・胸の骨が本来の位置にないため、それを調整するために腰を代償的に正常ではない位置にずらした結果、肩こりと腰痛がセットで生じます。

    問題点がどこにあるのかわからないままストレッチやマッサージを続けても効果がでないばかりか、どんどん悪化していくのは解剖学的に考えれば簡単に説明できます。

    脊椎・背骨の正常な構造【3D解剖学】を理解しよう

    肩こりや腰痛の起こり得ない、本来の正しい背骨の構造を3D動画で確認しましょう。

    横から見るとS字にカーブしているけれど、頭・胸・骨盤の中心のラインは真っ直ぐになっている構造で負担を分散しつつ、日本足歩行に適した直立姿勢を作っています。

    また、頸椎・胸椎・腰椎・骨盤と別れ、それぞれ特徴的な椎骨の形と湾曲をしていて、運動や役割も異なります。

    頚椎

    頸部は7つの椎骨で構成され前側に湾曲しています。
    司令塔である脳が収まっている頭蓋骨と直接つながるとってもデリケートな場所です。

    胸椎

    胸部は12個の椎骨で構成後ろに湾曲しています。
    肋骨・胸骨・鎖骨と一緒に胸の空間を作り、生きるために不可欠な心臓や肺を納めている場所です。
    12個の椎骨を合わせて胸椎といい、胸骨や鎖骨と一緒に作る胸の空間を胸郭と言います。
    胸郭は、背中にある羽のような骨で姿勢や上肢の運動にも大きく関与する肩甲骨が付着する場所でもあり、背骨の運動(姿勢の変化)の中心部分です。

    腰椎

    腰部は5つの椎骨構成され前に湾曲しています。
    内臓を納めている骨盤につながり体幹の安定と下肢の運動とに関与する安定した姿勢の要の場所です。

    肩こりや腰痛のない良い姿勢を作る背骨の正しい動き

    肩こりや腰痛を作らないためにキーポーイントとなるのは、真ん中の胸椎です。

    理由の一つ目として、人体の構造は、そもそも頚椎・腰椎を安定させ、胸椎の動きを出すことによってスムースに行えるようにできていることがあります。
    赤ちゃんの寝返りも胸椎の動きからです。

    理由の2つ目としては、現代人の生活ではパソコンやスマートフォンに向かうことが多く、頭蓋骨の位置が頚椎の真上ではなく斜め前に乗っている状態が非常に多いということがあります。
    そのために、頸部と胸部の筋肉が過剰に緊張せざるを得なくなり、胸椎や頚椎のスムースな動きが出ずらくなっています。
    結果、安定させるのが仕事の腰椎を代償的に過剰に動かすことになり、肩こりと腰痛のセットが生まれているのです。

    腰椎から姿勢を整えよう

    肩こり、腰痛の解消のためには、まず、胸椎の動きを出すようにアプローチをすること+頭が頚椎の上にまっすぐ乗る姿勢を意識することが重要となります。

    本来安定させておくべき頚椎や腰椎を過剰に動かし、本来動きを出すべきである胸椎に動きがない状態から、胸椎から動きを出せる状態へ持っていくことで肩こりと腰痛は同時に解消できます。

    胸椎から姿勢改善する詳しい説明はこちら

    胸椎から姿勢改善!
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