『私がわたしのお医者さん』:自分と正しく向き合うためのオンライン教科書

不安の多い時代だからだこそ、世界がどう変わろうともどんな時代がやってこようとも、他の何とも交換できない「あなたの身体と心」を「賢く」そして「確実に」守るための医学を学びませんか?

『私がわたしのお医者さん』とは?

『私がわたしのお医者さん』とは、「自分の身体を自分で守るために必要な知識(わたしの取り扱い説明書)」「問題を解決するための考え方(具体的な問題解決方法)」をまとめたオンライン医学教科書です。

世界がどう変わろうとも、どんな時代がやってこようとも、人生を楽しく豊かに生きるための土台は、他の何とも交換できない「あなたの身体と心」であることは絶対に変わりません。

そして、健康と理想の自分を維持し続けるために必要なのは「努力」でも「我慢」でもなく、「使える正しい医学知識(わたしの取り扱い説明書)」「医学的根拠に基づく正しい対策(生活習慣や運動メニューなど)」です。

不安の多い時代だからだこそ、「賢く」そして「確実に」自分を守るための医学を学んで活用しませんか?

サイト内無料コンテンツ

『私がわたしのお医者さん』では、『自分のトリセツ:こころと身体の取り扱い説明書』を理解するための基礎となる医学知識(身体を構成する組織の解剖学や生理学)を、できるだけわかりやすくイラスト図解を使って解説しています。

健康や美容の問題を解決するためにエクササイズやトレーニングをする場合、解剖学や生理学の知識があるとないでは結果に大きな差が出ますので、ボディメイクやスポーツパフォーマンス向上にも役立つ知識になりますし、こころや身体に問題が起きた時に適切な対処をするためにも役立ちます。

こころや身体に問題が起きた時、間違っているのは「SOS(痛みや体調不良など)」を発信しているあなたの身体やこころではなく、自分のこころと身体に無理を強いているあなたの生き方(生活習慣や運動方法)の方です。

こころや身体に問題が起きた問題を解決するには、「①現在の自分を客観的に観察して解消すべき問題点を明確にする」「②その問題点を解決するための方法を正しく選ぶ」「③正しいやり方で実践する」以外の方法はありません。

例えば、毎日使っているスマホの画面が急に消えたらどうしますか?

焦りますよね。

ここでもし、あなたにスマホの構造や仕組みに関する知識が何もなければ、パニックになって修理店や販売店に駆け込むしか選択肢がありません。

でも、もし少しでもスマホの構造や仕組み(取説)を理解していたら、まずは落ち着いて自分でトラブルシューティングができるので、自分で問題を解決する方法が見つけられたかもしれません。

スマホの画面が急に消えた場合、もちろん専門家や工場レベルでないと修理できない問題が生じた可能性もありますが、「再起動」や「充電」など、ごくごく単純な方法で解決する問題である可能性も十分にあります。

さらに言えば、スマホの構造や仕組み(取説)を理解している人なら、トラブルの原因になるような「間違った」使い方をせず、日々のメンテナンスも「正しく」行っているはずなので、そもそもトラブルが生じる可能性や回数も圧倒的に少なくなっているはずです。

そして、一番最悪なのはスマホの構造や仕組みを理解していないのに、自己判断で間違った方法でスマホを修理しようとすることです。

構造や仕組みを理解していないのに自己判断で対処しようとすれば、問題を更に悪化させたり、新しい問題を引き起こしてしまいます。

あなたの心と身体に関しても全く同じことが言えます。

もし今、あなたのこころと身体のどこかに問題があることを自覚していたり、何か改善したいと思っていること(悩み)があるなら、それはあなたの心と身体や心が「SOS(悲鳴)」を発信しているということになります。

でも、あなたの身体の取扱説明書に関する知識が全くなければ、その「SOS(悲鳴)」を聞き逃したり、勘違いしたり、間違った対策をとったりして、状況をこじらせる結果に繋がります。

もし、自分のこころや身体の構造や仕組み(わたしの取り扱い説明書:解剖学と生理学)をほんの少しでも理解していれば、あなたがあなた自身の身体や心と適切にコミュニケーションが取れますので、そもそも病気にかかるリスクを大幅減らせますし、自分で適切な対策も取れますし、医者や病院での治療も早期に適切を受けられるようにもなります。

私たちのこころと身体はとても健気で働き者なので、あなたがあなたの身体と心を間違った方法で使い続けても、スマホのように簡単には機能を停止させず一生懸命働き続けてしまうため、大きくなりすぎた「SOS(悲鳴)」にやっと気がついてお医者さんに向かった頃には、簡単には治せないくらいの大きな病気や障害が発生してしまっていることが多くあります。

スマホは壊れても買い換えればよい話ですが、あなたの心と身体は交換できませんので、壊れた心と身体と死ぬまで付き合い続けるしかありません。

『自分のトリセツ:こころと身体の取り扱い説明書』を理解するということは、交換のきかない一生使い続けなければならないあなたの心と身体をできるだけよいコンディションで維持し続けるための基礎知識となります。

勘違いして欲しくないのは、『私がわたしのお医者さん』とは、体調が悪くても「医者にはいかず(医療機関に頼らず)自分で問題を解決しろ」というメッセージではないということ。

あなたにあなたの身体の取扱説明書に関する知識があれば、心と身体や心が「SOS(悲鳴)」に早い段階で気づいて適切な予防策が自分でできるようになるので、医者の治療が必要となるような状態を予防できるということです。

「わたしが私のお医者さん」は、個人の経験に基づく理論や方向性が偏った「やり方」や「方法」を紹介するサイトでも、難しい医学論文をまとめたサイトでもありません。

最新の医学知識における客観性とエビデンスを大切にしながらも、わかりやすい言葉で誰もが使える知識に噛み砕いて、世の中に「たったひとつだけ」しかない、あなたが一生付き合っていくあなたの身体と心の声を聞き、「理想的なコンディション(健康)」に保つ方法を自分で導き出せる「考え方のヒントと材料」になる医学知識、気のエクササイズのよくある間違いや勘違い、悩みや目的に応じてアレンジしたり、自分のライフスタイルにあった健康管理法を自分でデザインするためのヒントなどを無料で提供しています。

『こころと身体の取り扱い説明書』を学び、心や身体と適切にコミュニケーションを取れば、「身体の悩みや問題点を解決する方法」は自然と見えてきます。

*『私がわたしのお医者さん』では、有益な情報を無料で提供し続けるため、また、サーバー費用やメンテナンス費用などを確保して安定した運営を続けるため、自動広告を表示させていますが、広告は利用者の検索および閲覧履歴などにより自動選択表示されるもので、広告で紹介されている商品やサービスは当サイトには直接的な関係はなく、また、当サイトが利用を斡旋するものでもありません。

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「わたしが私のお医者さん」に込めた願い

『私がわたしのお医者さん』では、というサイト名には、あなたに「自分の身体と心を自分で管理できるようになって欲しい」「医学をもっと身近に感じて楽しく学んで欲しい」という願いとそれを実現するためのオンラインプラットフォームを作るという私たちの思いが込められています。

その背景には、医療現場での経験や痛感した事実があります。

西洋医学の問題点がわかるジョーク

【自分が専門とする領域の病気にならなければ、患者の人生などどうでも良い】

【健康であれば死んでも良い】

信じられないかもしれませんが、西洋医学にはこんなジョークがあります。

医療の専門家は、病気を診て症状に対処する専門家であるけれど、人生の土台となる健康を維持する方法を教えることはできないし、局所の病気に対して対処することができてもその後の患者の人生には何の責任も持てない。

西洋医学の問題点がとても良くわかるジョークです。

臨床現場で感じたジレンマ

私は国立大学医学部でリハビリテーション医学を学び、急性期から慢性期、在宅医療、福祉、訪問リハビリテーションまで、国内外様々な医療現場を経験し、多くの人の役にたっていると感じる一方でとても大きなジレンマを抱えていました。

「リハビリテーション」とは、医学的な治療を終えた後に、または治療併用して社会復帰するためのステップなので、健康な人が患者になった後に初めて役にたつ仕事だということです。

「私は、病院で人が病気になったり、障害を持つのを待つことしかできないのだろうか?」

病気になって初めてみんな「なんで私が...」と苦しみ、過去を振り返り、自分の心と身体にちゃんと向き合ってこなかったことにことに後悔して流す涙ともたくさん向き合ってきました。

20代で臨床に出たばかりの頃は特に、人が病気や障害によって悩み、苦しみ、涙する場面を見るのは本当に辛く、とても受け止めきれませんでした。

医学の歴史と現代医学の限界

「病気になったらお医者さんに行くと治る」、は小さいな子供でも知っていることですが、そもそも「病気」ってなんなのでしょうか?

現代医学の主流はいわゆる西洋医学ですが、西洋医学は「病気は必ず細胞の病変としてとらえることができる」という細胞遺伝学を原理にしたものです。

もう少し細かくいうと、「細胞の病変」が何らかの検査を経て、所見上認められて始めて病気の診断と治療ができる、ということになります。

医学のあり方は初めから今の形式であった訳ではなく、時代や科学の進歩によって変化し、医者や医療専門職もその役割や形を変えながら時代に必要な知識や技術を提供してきました。

現代医学では技術の進歩と共に細胞レベルでの対応が可能となり、専門分野が詳細に確立することでより高度で複雑な問題解決ができるようになりました。

その一方で、『人間を人間として捉える』『体全体のバランスを見る』という視点がほぼ完全になくなってしまいました。

もちろん細胞レベルでの研究が進められた結果、不可能から可能になったことも多く、医学の進歩の功績のひとつですが、やはり何か大切な物を忘れて来てしまっているのではないかということを現代人が抱える新たな問題を見ていてとても強く感じます。

かつての大きな課題であった救命医療や感染症などに対する治療は十分過ぎる程に発達したにも関わらず病気の種類は増えて続けていますし、医学技術も進歩し専門家の数も昔とは比べ物にならない程増えているのに、医療や健康に関する問題は深刻化し新たな健康問題の数も増えているのです。

例えば、「ガン・糖尿病・高血圧・脳血管疾患・心筋梗塞などの生活習慣に起因する生活習慣病」「アトピー・花粉症などのアレルギー疾患や自己免疫疾患」「自律神経失調症やうつなど心身共に辛い病気」

新たな病気がどんどん生まれたり、かつては高齢者の代名詞だったような高血圧や糖尿病などの病気もどんどん若年化していたり、病気と診断がつかないあるいは曖昧な診断名がつけられたまま病院や各科をたらい回しにされても辛い状況の解決策が見つからないケースが増えていたり、もともとは身体に物理的な問題があったのが始まりだったにも関わらずあまりにも辛い心身状態が続き医者に行っても解決策が見つからないことから心療内科や精神科を診療する人も増えてきていたり、医療が時代の変化に追いついていない、もしくは時代に適応できない医療が問題を悪化させているケースすら出てきています。

「木を見て、森を見ない」という表現がありますが、現代医学が病気を見ても人を見てこなかった結果だと感じています。

この状況は現代医学の限界と言わざるを得ないと思います。

技術は発達し続けているのに、専門職の数も増えているのに病気は増え、問題は深刻化しているのなら、その知識の使い方が間違っているとは言わないまでも現代の生活様式に最適化されていないということはまず認めざるを得ません。

そして、医者や医療専門職にも持病を持っていたり、不健康な人がとても多いことも是非知っておいて欲しいと思います。

確かに、医療専門職はストレスも多い激務ですが、学校で長い期間かけて医学を学び、たくさんの経験を積んでいるにも関わらず、自身の病気の予防や健康管理すらできていないのであれば、その知識や経験はいったいなんの為にあるのでしょうか?

ここでも現代医学知識のあり方に疑問を感じることろです。

もちろん地球環境や生活習慣の大きな変化もあるので、医療の問題としてだけで考えることはできないのですが、私たち一人一人が医学的に自分の身体に責任を持てるようになることはライフスタイルを変えていくことになるので、自分たちが住み良い社会を作っていくことと一致するということだけは間違いのないことだと確信しています。

医療行為でできることはそもそも限られている

病気の診断をすることを法律で唯一認められている人が医師(医者)であり、その診断を元に治療計画を作り指示監督するもの医師の役割です。

実際に医師が病気と診断できるのは病変が見つかって(ある程度進行して)からなので、その時点ではできることはとても限られていて、最終的な回復はあなたの自然治癒力に委ねられます。

例えば、あなたが深い切り傷を負ったとして、病院へ行ったあなたは傷口を縫ってもらうことになるでしょう。

その後、しばらくすると皮膚や軟部組織が再生されて傷口が塞がりますので、その時点で(必要があれば)抜糸をして病院治療は終わり、時間が経てば、きっとキレイに元通りに皮膚が再生されていることでしょう。

ここで、ひとつ気がついて欲しいことがあります。

あなたの傷口を治したのは医者ではなくあなた自身であることです。

もちろん医者は、あなたの傷口が治りやすいように、そして二次的に感染などが起こらないように、消毒をして傷口を閉じるという処置を行いましたし、場合によっては更に薬の処方などをしてあなたの傷が治りやすいように、関連した他の問題が起こらないように手伝いをします。

でも、パックリ割れた傷口はあなた自身であなたの皮膚や軟部組織を再生したことによってもとの状態に戻っているのです。

もっと小さな切り傷であれば、病院へいかずにほうっておいてもいつのまにかキレイに修復されていることを思い出して頂くと理解しやすいと思います。

人間の身体には自分で自分を治す力「自然治癒力」という人間の本来あるべき姿へ戻そうとする力が備わっています。

医者の仕事は病気の診断と症状に対する処置が基本で、「治す」こと自体は常にあなたの仕事であることを忘れないでください。

また、西洋医学は基本的に「対処療法(修理作業)でしかないことも忘れてはいけません。

目と歯は悪くするなよ。取り返しがつかなくなるから。

これは私が小さい時によく親(医学的なバックグラウンドは一切なし)から言われたことばですが、小さい時は自分の目が悪くなったり虫歯になったりして取り返しがつかなくなるなんて想像もつかなかったことですが、専門的に医学を学び、人体の構造や仕組みを知れば知るほどその言葉の深さがわかります。

一度壊れたものは元には戻らない。

虫歯になってしまったら、その部分を削るなり抜き去るなりして他の部品(入れ歯は詰め物)で代用するしかないので、治療というよりは修理というニュアンスがピンとくる人は多いかも知れません。

近年、歯科に関しては予防歯科・美容歯科がかなり浸透してきてはいますが、日本の予防医学に関する世の中の関心は未だに低くて、現代の治療が『修理作業』にすぎない事実を理解できるだけの知識を持っている人がほとんどいないことをとても悲しく思っています。

現代人を悩ませる主な病気は生活習慣病であり、『生活習慣』が原因なのでほぼ100パーセントに近い確率で予防ができるのに本当に悲しい現実です。

例えば、あなたが新しい家電やインテリアを買ったとして、壊れないように長く使えるように意識して使うとずっと綺麗で本来の機能を発揮してくれるのと全く同じで、あなたの体もその構造や仕組みを理解し大切に愛してあげれば病気にならないだけでなく、毎日をより楽しく元気に生き生きと過ごすことができます。

病気をいかに治療するかを考えるのでなく、いかに病気にならないような生活を自ら作っていくかを支援することがこれからの時代の医療の課題です。

まずそれぞれが自分の身体に責任を持てるようになる為に、医学とは特別な人が学ぶ学問ではなく、誰もが当たり前に理解でき、現代社会に適応した形で誰でも活用できる用に最適化して提供していく必要があり、それが私たちの使命だと確信してしています。

病気やケガを治すのはいつもあなた自身であることを理解した上で治療を受けること、健康を維持する努力をすることが重要です。

医師も医療専門職もあなたの健康を守るパートナーであり、あなたを可能な限り全力で応援し必要に応じ助けることはできますが、決してあなたを治すことはできません。

病気を治すのも病気にならないのもすべてあなた自身の力によるものです。

ほとんどの病気(生活習慣病)は予防できる

せっかく医学の知識も経験もあるのなら、病院や医療機関で「人が病気になるのを待つ」のではなく、誰も病気にならず、かつより良い人生が送れるように何かできないだろうか? そう考えるようになりました。

そんな中、あることに気がつきます。

現代のほとんどの病気は生活習慣病では予防ができること、そして、医療(具体的には薬)は症状や状態を根本的には悪化させている場合もある、と言うことです。

現代の病気のほとんどは予防ができ、予防をすることでより良い人生が送れます。

入院費や薬代など無駄なお金や心配の必要も無くなりますし、より多くの時間とお金を自分がよりよい人生を生きるために使えますし、現在高齢化で日本の財政を圧迫している医療費も大きく削減できます。

おそらく海外旅行などで現地で病気にかかったことがある人ならば、海外の病院での医療費に驚いた経験もあるかもしれません。

日本は医療費が安いことに加えて、国民皆保険つまり全員医療保険に加入しているので実質の自己負担医療費が1割〜3割程度(実際は患者負担で支払っている金額の3倍〜10倍の医療費として発生しています。)なので更に安く感じますし、高額医療費補助という制度もあり一定額以上医療費を使った場合は申告をすれば還付されます。

税金が財源で、これだけ病気になった人の負担を軽くする仕組みが日本にはあるため、私たちは安心できます。

この医療保険制度は、国民が病気になった時の負担を軽くしてくれているので、とても国民に優しいように見えますが、いくつかデメリットもあります。

医療制度はそもそも国民の健康の為にあるべきなので健康でいることを奨励することが大前提ですが、あくまで病気になった時のものであって健康維持を奨励する制度になっていないことです。

医者や医療従事者は高い志を持ち、長い時間と費用を投資して資格を得て現場に臨みますが、実際には法律で決められた保険点数を取るための作業を優先せざると得ない現状があります。

医療もビジネスであるため、保険点数の取りやすい治療を選びがちになり、本質的やニーズとに合わない治療が選択される場面も出てきてしまいます。

特に高齢者は安価に医療サービスを受けられるので病院通いがルーティーン化し、本当に必要な人に必要な医療やサービスを届けるということができないことが起こりえます。

また、健康維持に熱心な医者や医療従事者の使命やモチベーションが保たれず、保険点数のとれない健康維持に役立つ医療や福祉サービスが普及しにくいこともあります。

医学のあり方も変わっていく

医学のあり方は初めから今の形式であった訳ではなく、時代や科学の進歩によって変化し、医者や医療専門職もその役割や形を変えながら時代に必要な知識や技術を提供してきました。

例えば、人間と自然が一体であったころに生まれた、「インドのアーユルベーダ」や「中国医学」と呼ばれるものがあります。

インドのアーユルベーダは「身体の健康状態は、3種類の体液バランス状態が反映している」という原理からスタートしていて、中国医学は「身体の健康状態は、気血水についての陰陽バランスが反映している」という原理からスタートしています。

また、医師(内科医)と同じくらいの権威をもっていた「柔道整復師」の役割は、今は整形外科医に変わっているように、世の中が求めるものや法律が変われば医療現場の役職のあり方も待遇も変わって行きます。

少し現実的な話をすると、年収の高い専門職の代表である医師、安定した職業として人気の医療専門職を目指している人はたくさんいますが、医師や医療専門職の平均給与額は年々下がり続けていますし、今後も更に下がり続けることは明らかです。

そもそもどんな仕事でも、給与額は市場の原理(需要と供給のバランス)で決まります。

専門職として国に認可されて働く為には、一定の基準の元に指定された教育課程を経て国家資格を取得することで初めてスタート地点に立てますので、その時点で希少価値が高く、世の中で求められている存在のため、医師や医療専門職の給与は高めになります。

その資格を得るために膨大な時間や費用を先行投資して知識を習得し、練習を重ね、多くの人が持っていない知識を持ち、多くの人が持っていない技術を持ち、多くの人が持っていない経験を持ち、それらが多くの人の役に立つから、専門職の給料は高くなるのは当然です。

そんな医療専門職の給与が下がり付けている理由は、一言でまとめれば時代の変化なのですが、具体的には「インターネットの普及に伴い情報の取得が容易になったことにより、ただの情報提供者に価値がなくなったこと」「ライフスタイルが変わり、生活スタイルが多様化し、今までの医療のあり方はその変化に対して最適化できていないこと」「現代医学の対処的療法に対して疑問を抱き、独自の民間療法を提唱しそれを広める活動をしている人が増えてきていて、また多くの人も現代の医療に疑問を抱き始めているため、新しい医療の形態、概念が確立しつつあること」などがあります。

ただ知識を持っているだけの専門家は必要ない時代なので、知識の提供が主な仕事であった場合、どれだけ過去に権力のあった医師であろうと、弁護士であろうとその給与が下がり続けるのは当然の変化です。

もちろん、専門職の持っている知識や経験に価値がなくなった訳ではなく、それらを求める人はこれからも存在しますが、そのニーズは多様化しますので、時代の変化に合わせて適切に最適化していく必要があるということです。

ただ、「(医療保険制度により予防よりも)安いから病院にいく患者」と「保険点数を取らなければいけないからこの方法でこの治療をすると決める医療」がいる状況は、制度を根本的に変えない限り改善は困難です。

本当に必要な人に必要な医療サービスが行き届き、医者も医療従事者も高い志を持って仕事に臨めるような環境を作ること、そして、健康維持・予防医学の観点からもっといろんなサービスが展開されて、自由に選べる環境を作ることがとても重要だと考えています。

そのための第一歩として、個々人が自分の身体に責任を持ち、自分自身を愛し、じぶんのお医者さんになれるように、まずはここでしっかりとわかりやすくあなたに伝えることから始めています。

ひとりひとりの意識が変われば大きな力に変わります。

病気治療はコスパが悪い

「医学の知識は人が病気や障害を負う前にもっと生かされるべきである」そして、「医学の知識はもっと当たり前に生活の中に浸透すべきである」

この理念の実現のために、日本の医療・教育をあらゆる角度から俯瞰し、あなたが健康でより良い人生を送れるように現代に、最適化した情報を届けることをミッションに活動をしています。

高齢化社会で日本財政を圧迫している「医療費」問題も緩和できれば、子供教育や社会福祉、公衆衛生など社会をより明るくするために私たちの税金が使われるようになります。

みんなが、よりよい人生を生きることができれば、日本中、そして世界中がもっともっと笑顔に溢れていくはずです。

人生100年時代での健康寿命を伸びれば、日本社会が、そして世界がもっと明るく元気になります。

また、病気や障害に対する知識をみんなが正しく持てば、相手に対する理解も深まり、困っている人に正しく「優しさ」や「手助け」ができるようにもなります。

「知ること」は、自分と周りの人、そして社会に優しくするための力をつけることで、あなたが元気で健康でいることが、明るく優しい社会の第一歩になる、と確信しています。

人間の身体の構造は基本的には人類が生まれてから変わっていませんので、医学的知識を学ぶことは自分自身を守る為にとっても必要ですし、その学問自体には高い価値があります。

本質的に自分の身体をなおせるのは自分だけで、医者や医療専門職はそのお手伝いができるに過ぎないという事実と向き合い、これからの時代は自分で自分の身体に責任を持ちそれぞれが自分が自分の一番のお医者さんであるべきだと思います。

医学の本質は人間の身体の仕組みを学ぶことであり、自分の取扱説明書をちゃんと理解することです。

壊れた家や家電を修理するには膨大な知識や経験が必要ですし一度壊れた物を直すのは不可能なケースも多いですが、人間の身体も同じこと。

治療方法として医学を学ぶには長い年月が必要ですが、自分の身体の取扱説明書を理解し正しく効果的に使うことは誰にも今すぐに誰でもできることです。

このサイトでは、誰もが自分自身の身体のことがわかるようになる自分自身のトリセツ(取扱説明書)となるような医学知識の提供をし、医学がより身近で楽しい学問になることによって病気やケガ、障害の予防ができ本当の意味で社会が明るく元気になることを目指しています。

一生幸せに過ごすために、今少しだけ時間を投資して自分と向き合いませんか?

医学を学び、病気や怪我を予防することは、人生で最高かつ最大の投資になると確信しています。

「わたしが私のお医者さん」基本原則

「わたしが私のお医者さん」では、他のサイトやサービスとは一線を画す明確なコンセプトがあります。

変わることのない人体の原則を基準に考える

「わたしが私のお医者さん」では、変わることのない人体の原則を基準」としてコンテンツを作成しています。

今はインターネットで検索をすればいろんな解決策を簡単に見つけることができますが、それが必ずしもあなたの状況に合うのかどうかは自分のことを正しく理解できていなければ見極めることができません。

健康のためと思って行ったことが、実は健康を害してしまう結果となってしまっている人をわたしたちは今まで本当にたくさんみてきました。

健康管理において最も重要なことは、基準を持つことであり、変わることのない人体の原則を知ることであり、健康なひとは正しい価値基準を持っています。

わたしたちがこの場をもってあなたに提供したいものは、正しい健康のための価値基準です。

この正しい基準があれば、世の中の間違った情報に惑わされて間違うことも少なくなりますし、問題に正しく対処できるようになります。

2003年を代表する大ベストセラーかつタイトルが流行語にもなったバカの壁の著者で医学博士、解剖学者の養老孟司さんが臨床医ではなく解剖医(研究者)を選んだ理由としてこう話していました。

臨床医は、問題を抱えた患者がやってくるからそれを解決すればいい。 問題を探す必要がない。 そこに怠惰を感じた。

このサイトのミッションは病気の予防やメンテナンス、現在ある症状の改善が自分でできるようになるコンテンツを提供することです。

これは、現代の病気や辛い症状のほとんどが生活習慣によるものであり、正しい知識があれば自分で予防・改善できる要素がたくさんあると経験上の確信しているからできることです。

できるだけわかりやすくシンプルに、日常に取り込める知識や情報を提供することで、  「起きてしまった問題に対処するのではなく、そもそも問題が起こらないようにする(予防)」+「自分で自分のメンテナンスができる知識を身につける(予防・早期対処・改善)」ことを目指しています。

オンラインでサービスを提供する

「わたしが私のお医者さん」で大切にしているもうひとつのコンセプトは「時代や社会の変化に柔軟に対応していくこと」です。

ダーウィンの進化論でも述べられているように、時代の変化は誰にも止められないけれど、私たちには変化に適応し、より良く生きるための能力があるから、変化に適応して行けばいいだけです。

この世に生き残る生き物は最も力の強いものか?
そうではない。

最も頭のいいものか?
そうでもない。

それは、変化に対応できる生き物だ

だから、「わたしが私のお医者さん」はオンラインサービス提供に特化しています。

オンラインサービスならより多くの人にコンテンツを届けられるから、ということもありますが、一番大きな理由は「最新の情報をすぐにアップデートできるから」です。

最新の医学研究や症例報告、効果的なメソッドなどの多くは英語で発表されます。

現在日本語で出版されている解剖学や生理学などの医学書のほとんどは英語書籍の翻訳で、通常日本で海外の書籍が翻訳されて書籍化されるまでには5〜10年はかかります。

つまり、私たちが日本語で読めるようになっている医学書のほとんどは10年以上前の情報に基づいているわけです。

さらに、医療従事者というごく限られた範囲の人に向けた書籍はそもそもマイナーなので、頻回に改訂もされません(ビジネスとして成り立たないので)。

オンラインなら、英語で発表されている世界の最新研究をもとに記事を定期的にアップデートできます。

また、オンラインであることで、ユーザーとのライブ感ある相互コミュニケーションもできるため、利用者のニーズをリアルタイムで確認し、コンテンツに反映できることで、時代にあった、「あなた」が求めるコンテンツを提供していけるからです。

正しく寄り添う

『北風と太陽』という童話があります。

北風と太陽がどっちが早く旅人のコートを脱がせることができるのかを競うお話で、大人になって改めてこの童話に触れてみると本当によくできているなと感動してしまいます。

北風は自分がいいと思っていることを相手の気持ちも相手の立場も一切配慮せずに一方的に押し付けた結果、本来の目的とは逆の結果になりました。

一方太陽は、相手の気持ちを考え、相手の立場を考え、ただ優しく側に寄り添って、相手が自分の意思でよりよい選択をするように導き勝利しました。

人間には本来あるべき姿があって、太陽のようにその姿に自分の力で戻っていけるように、より良くなっていけるようにお手伝いするのが医学の本質です。

北風のように病気の人にますますコートに包まらないといけない状況を作る、薬や対処療法に頼る現代医療の矛盾点をみんなで理解して正していく必要があります。

今しようとしている治療の主語、つまり対象者が誰なのか?

その治療は本当に対象者が望むものなのか?

対象者がよりよく幸せになるものなのか?

私たちは、太陽でありたいです。

雪の下からちゃんと花が咲く手助けができる太陽でありたいです。

人とのつながりを大切にする

「あなた」が今ここにいるのは奇跡ではなく必然で、あなたを大切に思っている人がたくさんいます。

そのことも忘れて欲しくないと思います。

これは「熊本の名校長の最後の授業」の抜粋ですが、ぜひ読んで欲しいです。

私が考える教育の究極の目的は、「親に感謝、親を大切にする」です。

高校生の多くはいままで自分一人の力で生きてきたように思っている。

親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。

これは天草東高時代から継続して行ったことですが、このことを教えるのに一番ふさわしい機会として私は卒業式の日を選びました。

式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて私が最後の授業をするんです。

そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、生徒をその横に正座させる。

そして全員に目を瞑らせてから、こう話を切り出します。

「いままで、お父さん、お母さんにいろんなことをしてもらったり心配をかけたりしただろう…… それを思い出してみろ。 交通事故に遭って入院した者もいれば、親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんとお母さんの弁当に文句を言った者もおる・・・」

そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。

「おまえたちを高校へ行かせるためにご両親は一所懸命働いて、その金ばたくさん使いなさったぞ。 そういうことを考えたことがあったか? 学校の先生にお世話になりました、と言う前に、まず親に感謝しろ 」

そして…

「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、いま、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ 」 と言うわけです。

すると一人、二人と繋いでいって、最後には全員が手を繋ぐ。

私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。

「その手がねぇ!十八年間おまえたちを育ててきた手だ。 分かるか? 親の手をね、これまで握ったことがあったか? おまえたちが生まれた頃は柔らかい手をしておられた。 いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、おまえたちを育てるために大変な苦労してこられたからたい。 それを忘れるな。」

その上でさらに 「十八年間振り返って親に本当にすまんかった、心から感謝すると思う者はいま一度強く手を握れ。」 と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。

私は 「よし、目を開けろ。 分かったや? 私が教えたかったのはここたい 親に感謝 親を大切にする授業 終わり」 と言って部屋を出ていく。

振り返ると、親と子が抱き合って涙を流しているんです。

大畑誠也 (九州ルーテル学院大学客員教授) 引用元:『致知』2011年1月号

今私たちが何か活動ができるのも、身体が健康であることも当たり前なのではなく、ご両親が大切に育ててくれた基礎があってこそ。

自分の身体のことを知り、大切に使い、より良い人生を生きることは最大の親孝行でもありますし、人間の身体の仕組みを正しく学ぶことで大切な両親や家族の健康も守ることができるようになります。

人間の身体、そして健康は、人生のすべての活動における資本で、一度壊してしまったら、元には戻りませんし、健康でなければ、ビジネスも家族や愛する人との大切な時間も楽しむことはできません。

私たちは大切なものを大切にできる、本当の意味で豊かな人生を応援する力になりたいという信念を持って活動しています。

すべての土台となる健康を維持するための情報を中心に、健康という土台を生かし、社会で楽しく生活していくための情報や場の提供も行っていきます。

相談できる安心感を提供

私は、定期的に歯のクリニーニングを受けています。

きれいな歯は第一印象に大きく影響しますし、一度失った歯は二度と取り戻せませんし、人生の一番の楽しみである食はやはり自分の歯でないと楽しめないからです。

また、統計を見ても自分の歯がある人ほど高齢になっても元気だし痴呆などがない傾向がありますが、咀嚼をすると口腔や舌で食物の感触や味をよく感じ取り、その触覚・味覚が脳を刺激するからと言われていますし、単純に食べる楽しみがあるというのは刺激を増やし、生活を豊かにします。

そのため歯も身体の一部としてとても大切に管理しているわけですが、やはり細かいパーツなので自分では手が行き届かない所がありますので、3ヶ月に1度のペースでクリーニング兼検診を受けています。

自分が治療を受ける立場になるというのは改めていろんな発見があるわけですが、何よりも、定期的に信頼できる人に自分の身体を客観的に確認してもらうことの大切さを改めて感じます。

自己管理の一部ですね。

歯科の分野に関しては、身体の病気予防に比べて予防的な視点が普及しつつありますがそれでも、特に命に関わるような問題でもないので後回しにしてしまう人はやはり多いようです。

このサイトでは、自分の身体の仕組みを理解することで自分が自分の一番のお医者さんになれることを目的にしていますが、やはり定期的には信頼できる専門家に相談できたら、より高いレベルで自己管理ができるのかなとも思います。

客観的な視点や自分の手の届かない部分へのケアが得られること、そして自分のもう一つの目ができるという意味ではとても重要だと思います。

詳しくはこちら!

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