上腕に筋腹を持つ肩関節のインナーマッスル【烏口腕筋】の構造について3D動画を使ってわかりやすく説明しています。
巻き肩・肩こり予防や姿勢の改善、肩の可動域制限(五十肩や四十肩)改善、三角筋や大胸筋など上半身ボディメイクの土台作りのために、解剖学的構造を理解して効果的なマッサージと筋トレで柔軟性と機能を高めましょう。
烏口腕筋の概要
上腕骨頭を関節窩の方向へ寄せて安定させる重要な機能を持つ上腕に筋腹を持つ肩関節(肩甲上腕関節)インナーマッスル。
大胸筋や上腕二頭筋などの深層にあり目立たない筋肉ですが、肩関節(肩甲上腕関節)の屈曲、内転、90°外転した腕を水平方向に動かす水平屈曲運動を陰で支えています。
柔軟性が低下すると肩を内側に巻き込む巻き肩から猫背や肩こり、五十肩・四十肩などの肩の可動域制限につながってしまいがちなので、解剖学的構造を理解して定期的なセルフメンテナンス(ストレッチと筋トレ)を行いましょう。
烏口腕筋の起始・停止
烏口腕筋の作用
解剖学的表現
肩関節屈曲
肩関節内転
肩関節水平屈曲
日常でのイメージ
肩関節を安定させる
肩関節の滑らかな運動を作る
烏口腕筋の神経支配
烏口腕筋の働きを3D動画で確認
烏口腕筋を触診
肩甲上腕関節を45度ほど外転・外旋すると触診しやすくなります。
同じく烏口突起から始まる上腕二頭筋短頭や小胸筋との区別を意識しましょう。
烏口腕筋のストレッチと筋トレ
烏口腕筋ストレッチ
肩関節の水平外転、または伸展・外転・外旋でストレッチします。
他の筋肉との関連を意識し、深呼吸をしながら無理のない範囲で行いましょう。
他の筋肉との関連を意識し、深呼吸をしながら無理のない範囲で行いましょう。
烏口腕筋筋トレ
烏口腕筋の筋繊維の走行を意識し収縮(肩関節の水平内転や内転・屈曲)させます。
体位や負荷は個別に調整してください。
体位や負荷は個別に調整してください。