【側頭筋】頭痛や噛み合わせ問題解消マッサージの正しいやり方【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

【側頭筋】は、側頭から下顎骨を引き挙げ咀嚼運動(口を閉じる)で活躍する側頭部ある面積の広い筋肉です。

長時間のスマホ使用やデスクワークなどで顔を硬らせている状態が続いたり、ストレスによる無意識の歯ぎしりや奥歯の噛み締めなどで凝りやすく、顎の動きにくさ(ガクガク顎)、表情の出にくさや老け顔(ほうれい線やたるみなど)、眼精疲労や首凝り・肩こり(血流低下)、顔のエラハリ(大きく見える)、さらには、慢性頭痛や歯痛にまで繋がるケースもあります。

【側頭筋】の解剖学構造についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明していますので、正しいセルフコンディショニングで頭痛や顎(口内)のトラブルを予防解消して、スッキリ若々しい小顔も維持しましょう。

【側頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉?

【側頭筋】は頭の横(側頭部)を耳の上から目のすぐ横まで広く覆う扇型の筋肉です。

また、【側頭筋】は側頭部にありますが、下顎骨まで走行しているため、顎を閉じて歯を噛み合わせる咀嚼運動にも大きな力を発揮する咀嚼筋でもあります。

更に、側頭部から目や頬骨の周辺にある表情筋とも連結しているので、目の大きさや形、頬の位置(ほうれい線やたるみ)などにも影響します。

ストレスが多いと無意識の歯ぎしりや奥歯の噛み締めなどが増えますし、更に会話が減って表情筋を大きく使う機会も少なくなりがちな現代人は側頭筋が凝り固まっていることが多く、側頭筋のコリが原因による慢性的な頭痛(偏頭痛などと勘違いしやすい)や擬似歯痛(歯に問題がないのに顎のトラブルで慢性的な歯痛のように誤認する)なども増えています。

【側頭筋】の解剖学構造を理解すれば、簡単なセルフコンディショニングで頭痛や顎(口内)のトラブルを予防解消して、スッキリ若々しい小顔も維持できます。

【側頭筋】読み方(ふりがな)と英語

【側頭筋】は側頭部ある筋肉として名前がついています。

  • 名称:側頭筋
  • 側頭筋ふりがな:そくとうきん
  • 側頭筋英語名:Temporal Muscle

【側頭筋】の起始停止

【側頭筋】は頭蓋側頭面を広く覆い、下顎骨筋突起の先端内側面まで走行している筋肉です。

側頭面を覆う唯一の筋肉であり、咀嚼筋としては最も表層かつ上部にある大きく厚い筋肉です。

  • 起始:側頭骨側頭線および側頭窩・側頭筋膜
  • 停止:下顎骨筋突起先端内側面

【側頭筋】作用

【側頭筋】は、側頭部から下顎骨へ走行する筋肉なので、下顎骨を後ろへひっぱりながら引き上げる方向への力が作用します。

咀嚼筋としては最も表層かつ上部にあるので、口を閉じて歯を噛み合わせる動作(咀嚼)で強い力を発揮します。

  • 下顎骨後方挙上

【側頭筋】は人体の中でもかなり強い力を発揮する筋肉のひとつですが、その力強さは、私たちが奥歯で硬い物を噛み砕いたり、また強い歯ぎしりで噛み締めで歯が欠けることがあることからもわかると思います。

【側頭筋】神経支配

【側頭筋】は三叉神経支配です。

  • 三叉神経第三枝(下顎神経)の深側頭神経

【側頭筋】触診

【側頭筋】は奥歯を噛み締める運動をすると側頭部で収縮を確認できます。

【側頭筋】は分厚い筋腹を持っていますが、側頭窩に深く入り込んでいる部分もあるので停止部の触診は困難です。

【側頭筋】コリが原因で起こる痛みや悩み

【側頭筋】は側頭部を広く多い、咀嚼筋として強い作用を発揮する他、表情筋とも連結して表情や顔の印象にも大きく影響します。

人との表情を介したコミュニケーションが減り、ストレスが多い現代では、そもそも表情筋や頭の筋肉が凝り固まりがちですが、中でも無意識の噛み締めや歯ぎしりで酷使される【側頭筋】は特に凝りやすく、慢性頭痛や擬似歯痛(歯に問題がないのに歯が痛いと感じる)などの原因になることがよくあります。

これらは頭痛薬や歯の治療で改善する訳ではないので、正しく原因を特定しないと症状がどんどん悪化するばかりでなく、薬や治療の副作用もプラスされてしまいます。

ストレスが多く、頭や全身が重だるい、顔に覇気が出ない(老け込んだと感じる)、顎がガクガクする、慢性的な頭痛があり頭痛薬が効かない、などの自覚がある場合は、【側頭筋】のコリを解消するコンディショニングで解決する場合があります。

【側頭筋】コンディショニングを正しくやる方法とは?

【側頭筋】のコリやコンディションには、左右差が生じやすいので左右のバランスを整える意識を持って、顔・頭・首を含め全身の凝りをほぐしてバランスを整る意識が必要です、

また、左右の噛み癖を意識して改善したり、無表情でパソコンやスマホに向かう時間やストレスを減らし、歯ぎしりなどで余計な負荷をかけないようにする生活改善への意識も重要です。

顎がガクガクする、口が開けにくい、顔の左右左、眼精疲労・首凝り・肩こりなどが気になっている場合は解剖学的構造を意識して普段からセルフケアをしましょう。

頭の筋肉で表情筋ともつながっているため凝りをほぐして鍛えることで、ほうれい線予防やお顔のリフトアップ効果も期待できます。

【側頭筋】コリをほぐすマッサージのやり方

まず、奥歯の噛み締めを解く様に軽く口を開けた状態にして、全身をリラックスするように深呼吸しましょう。

例えば、仕事中1時間おきにでも、上下の奥歯を合わせずに深呼吸して力を抜く習慣づけるだけでも「あれっ?気が付くと奥歯を噛み合わせてる」と自分のくせに気が付くきかっけになり、噛み締めや歯ぎしりは減っていきます。

【側頭部】のコリはコメカミの周りで円を描く様に拳でさすりながらマッサージする方法がありますが、コリ固まっていると本当に痛いので、まずは全身の力を抜いて歯を噛み締めがちな習慣をリセットすることから始めます。

また普段髪の毛をブラッシングするときに側頭筋の走行に沿って下から上に撫で上げる様にするだけでもマッサージ効果があります。

この時も一生懸命になりすぎて奥歯を噛み締めてしまうと逆効果なので、上下の奥歯を離し、深い呼吸でリラックスしながらがポイントです。

頭部をマッサージするときは、左右差や他の筋肉とのバランスを考え、新たな歪みやストレスを生まない様に首肩周りから筋膜のつながりに沿って整えていく意識で行いましょう。

もちろんここでも、上下の奥歯を離し、深い呼吸でリラックスしながらが一番大切なポイントです。

【顔と頭の筋肉】正しいトレーニングやマッサージをする方法

頭蓋(頭と顔の骨)に付着して、表情や咀嚼に作用したり、首や肩との連結を行う筋肉はは20種類以上あり、お互いに連携しています。

解剖学構造の包括的な理解があれば、手術や投薬に頼らなくても、痛みや悩みを根本的に解決する方法がみつかる場合があります。

例えば表情筋の解剖学構造を理解したトレーニング、ストレッチ、マッサージなどを効果的に実践すれば、整形手術をしなくても、老け顔を予防したり、目をぱっちりにしたり、笑顔が魅力的なスッキリとした小顔もデザインできたり、顎のトラブルと頭痛や眼精疲労、肩こり解消が同時にできる場合もあります。

解剖学構造を理解して、普段の生活への意識を変えるだけでも、体調や見た目に大きな変化が出てきます。

 

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