【頭の筋肉まとめ】種類と構造〜イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学

頭皮(フケや匂い対策)や髪の毛(抜け毛、薄毛、白髪予防など)トラブルのケアについては熱心な人でも、【頭の筋肉】のケア(コリ解消)はピンと来ないかもしれません。

頭にも首や顔の筋肉(表情筋)とつながるようにいくつかの筋肉が存在します。

考え事やストレスが多い現代人は【頭の筋肉】がコリやすい傾向にあり、頭の筋肉のコリは脳や脊髄など中枢神経系にも直接的に影響を及ぼすので、様々な体調不良の原因となることもあります。

また、筋膜のつながりで顔や身体のコリや歪みと連動しますので、肩こり、首コリ、眼精疲労、顔のむくみや歪み、さらには、歯痛や噛み合わせの問題が頭の筋肉のコリに起因して起こることもあります。

人体構造の一番上部に位置する【頭の筋肉】の解剖学構造を正しく理解して、効果的なコンディショニング(マッサージやセルフケア)を実践しましょう。

頭の筋肉とは?どんな役割がある?

ヘッドスパやヘッドマッサージなどで頭の筋肉を揉み解してもらうと、頭だけでなく、顔周りや全身がスッキリ軽くなって、リフレッシュできる感覚を実感したことがある方も多いと思います。

特にストレスの多い都会でお仕事をされている方や考える仕事がメインのビジネスエグゼクティブは、頭のケアで短時間で全身を調整する効果が高いことがわかっているので定期的なメンテナンスとして取り入れたりしていますし、ヘッドマッサージをメインにしたサロンもたくさん出てきています。

実際頭部の筋肉をケアすることで、頭皮や髪の毛のトラブル(抜け毛・薄毛・白髪など)、顔のトラブル(たるみ、むくみ、ほうれい線、目が空きにくい、顎がガクガクするなど)、神経系のトラブル(おもだるい、頭痛、自律神経症状、イライラ、集中力低下など)が解消しやすくなります。

頭(頭蓋)は、大きく脳を全方位から包み込む部分と顔のパーツ(目・鼻・口など)が組み込まれる前面部分に大きく分けられますが、顎以外に大きな運動をする関節はありません。

そのため、頭蓋は一つの丸い骨だと思っている人も多いのですが、15種類23個もの頭蓋骨がパズルのように接合してできています。

複数の頭蓋骨が縫合されてできている骨構造である頭蓋の周辺にも、身体と同じ様に筋肉や腱膜が張り巡らされています。

頭の筋肉は、表情筋と共に表情を作ったり、咀嚼運動に関与したり、首の筋肉を介して体幹とつながるなどの役割があります。

そのため、頭の筋肉のコリは、首コリ、肩こり、顔の強張りやむくみ、眼精疲労などととも密接に関連してくるのです。

  • 表情を作る
  • 咀嚼をする
  • 体幹とつながる
  • 頭蓋内循環や脳圧の調整

また、頭蓋内は脳や脊髄など中枢神経が収まる空間になっており、呼吸に連動する頭蓋骨ごとの縫合(結合面)のわずかな動きによって脳脊髄液の循環や脳圧のコントロールがされています。

頭部の筋肉に柔軟性があることでこの循環をサポートできますが、頭の筋肉が凝り固まってしまうと脳がスムースに働ける頭蓋内環境ではなくなってしまうため、慢性的な頭や身体の重だるさや不調の原因になる可能性があります。

頭蓋構造を合わせてチェック!

【頭蓋】頭蓋骨(頭と顔を作る骨)構造がイラスト図解でわかりやすい骨解剖学

頭の筋肉の種類

頭の筋肉は大きく以下の4つになります。

  • ①前頭筋:前頭部の筋肉で眼輪筋など表情筋とつながる
  • ②側頭筋:側頭部の筋肉で咀嚼筋としても活躍
  • ③後頭筋:後頭部で首の筋肉とつながる
  • ④帽状腱膜:頭部の筋肉をつなぐように走行する人体最上部の腱膜

【頭の筋肉】の構造についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

【前頭筋】〜頭の筋肉解剖学〜

【前頭筋】は額(おでこ)部分眉毛の上あたりまでを走行する筋肉で、目の大きさや開眼運動に影響したり、眉毛の動きを作ったり、おでこのシワなどを作ったりする筋肉です。

面積が大きい筋肉なので、表情(特に目の動きや眉毛の動きなどで)に影響(多くは悪い印象)を与える要素も大きく、帽状腱膜を介して首の筋肉ともつながっていますので、コリを放置しないようにする意識が重要です。

【側頭筋】〜頭の筋肉解剖学〜

【側頭筋】は、耳の上あたりが頭の横にある筋肉で、咀嚼筋(食べ物を噛み砕く)筋肉としても使われます。

ストレスが多いと起こる無意識な噛み締めなどでも緊張し、蝶形骨など骨構造の中心となる骨にも直接的な影響を及ぼすので、【側頭筋】のコリは自律神経症状、内耳トラブル、歯の痛みと誤認するなど多様な体調不良の原因となることもあります。

【側頭筋】のコリや不具合は人生の楽しみのひとつである食に重要な咀嚼や顎のトラブルにも繋がるので、正しく解剖学構造を理解したケアをしたいところです。

【後頭筋】〜頭の筋肉解剖学〜

【後頭筋】は後頭部の筋肉で、帽状腱膜を介して前頭筋や側頭筋とつながっています。

更に、僧帽筋や胸鎖乳突筋など首や肩の筋肉と直接的につながっていますので、首や肩のコンディションとダイレクトに影響しあいます。

後頭部は、眼球が捉えた情報を処理する神経網や組織が発達している箇所なので、眼精疲労と肩首のコリはとても連動しやすい構造になっています。

眼精疲労と後頭部から首肩までの筋肉構造までトータルで考えてコンディショニングをすることで、疲労回復のメンテナンスも正しく効果的に実践できるようになります。

【帽状腱膜】〜頭の筋肉解剖学〜

【帽状腱膜】は、頭の頭頂部にある腱膜で、前頭筋、側頭筋、後頭筋をつなぐように走行しています。

 

頭部筋肉と筋膜でつながる筋肉群

【頭の筋肉】は表情筋、咀嚼筋、首および肩の筋肉と直接連結して相互に影響しています。

筋膜のつながりも考慮すれば、痛みや体調不良、悩みの根本原因をより正確に特定でき、確実で効果的なコンディショニングやトレーニングの実践ができます。

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