【長橈側手根伸筋】は、テニスのバックハンドなどのように前腕回内位で手首を伸展する運動で最も強く作用する前腕の筋肉。
日常生活でも大活躍するため、使いすぎ症候群(テニス肘などと呼ばれる)の原因にもなりやすい【長橈側手根伸筋】の構造について3D動画を使ってわかりやすく説明しています。
長橈側手根伸筋の概要
テニスのバックハンドなどのように前腕回内位で手首を伸展するような運動で強く作用します。
物を掴んだり持ち上げたりする時など日常でも多用される筋肉なので、使いすぎ症候群である【テニス肘】(長短橈側手根伸筋の挫傷や断裂などで肘の内側が痛む)の原因筋としてもよく知られています。
解剖学的構造を理解して、効果的なストレッチや筋トレでセルフメンテナンスしましょう。
長橈側手根伸筋の起始・停止
長橈側手根伸筋の作用
解剖学的表現
手関節背屈
手関節橈屈
前腕回内位での肘屈曲補助
日常でのイメージ
テニスのバックハンドなど前腕回内で手首を伸展する時に最も強く作用
物を掴んだり持ち上げるなど日常動作でも多用
長橈側手根伸筋の神経支配
長橈側手根伸筋の働きを3D動画で確認
長橈側手根伸筋を触診
手首+第2指伸展で収縮を確認できます。
並走する短橈側手根伸筋
と協力して作用。
手首を伸展し、第2指(示指)のみ伸展すると長橈側手根伸筋の収縮が区別しやすくなります。
長橈側手根伸筋のストレッチと筋トレ
長橈側手根伸筋ストレッチ
長橈側手根伸筋の走行を意識しストレッチ(手関節掌屈/尺屈)します。
深呼吸をしながら無理のない範囲で行いましょう。
深呼吸をしながら無理のない範囲で行いましょう。
長橈側手根伸筋筋トレ
長橈側手根伸筋の走行を意識し収縮(手関節背屈/橈屈)させます。
体位や負荷は個別に調整してください。
体位や負荷は個別に調整してください。