【足底方形筋】は長趾屈筋をサポートする足裏の筋肉で、斜めに走行している長趾屈筋の作用を補強し(踵へまっすぐ向かう方向へひっぱり)、「足の趾を屈曲する」動作が正常にできるようになります。
【足底方形筋】の構造について3D動画を使ってわかりやすく説明しています。
足底方形筋の概要
趾屈補助筋とも呼ばれ、長趾屈筋の補助的な役割をする筋肉。
足底方形筋の起始・停止
骨から二頭で始まり長趾屈筋腱に付着
足底方形筋の作用
解剖学的表現
足趾屈曲(長趾屈筋補助)
足弓の維持
日常でのイメージ
足底方形筋があることで、斜めに走行している長趾屈筋の作用を補強し(踵へまっすぐ向かう方向へひっぱり)、「足の趾を屈曲する」動作が正常にできるようになります。
足底方形筋が硬くなったり動きが弱くなると足首が硬くなります。
足底方形筋の神経支配
足底方形筋の働きを3D動画で確認
足底方形筋を触診
深層にあるため直接触診はできませんが、足底の大きな筋肉のため比較的簡単に収縮を確認できます。
足底方形筋を鍛える方法
まず足首をまわしたり足の裏をマッサージして筋肉の緊張をほぐしてから、タオルギャザーで掴む運動を意識して行います。
参考:足のアーチと足のトラブル予防

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