肘関節の正常な運動方向について3D動画でわかりやすく解説しています。
肘関節の解剖学的特徴
上腕骨と前腕の骨(橈骨・尺骨)によって構成される関節。
上腕骨の凹と尺骨の凸部分が結合しているので、運動の方向が限定されます。
橈骨と上腕骨は骨的に接合してしていないので、前腕を回転させる動き(回内と回外)も可能(この運動際に動くのは橈骨のみ)
肘関節の運動方向
それで肘関節の運動方向をひとつずつ3D動画で確認します。
対になる方向への動きはセットで説明しますので一緒に理解しましょう。
肘関節の【屈曲と伸展】
屈曲
肘を折り曲げて手を顔に近づける運動
正常可動域は最大145度が目安
伸展
肘を伸ばして手を顔から遠ざける運動
正常可動域は最大0度が目安:骨的にロックがかかる
肘関節の【回外と回内】
回外
手の平を上に向ける運動
正常可動域は最大90度が目安
回内
手の平を下に向ける運動
正常可動域は最大90度が目安