予防接種してもインフルエンザにかかるのは何故?新型コロナなどウィルス性感染症から自分を守る方法

  • 予防接種してもインフルエンザにかかるのは何故?新型コロナなどウィルス性感染症から自分を守る方法 はコメントを受け付けていません。

この記事は4分で読めます

新型コロナウィルス(COVID-19)は、何故これほど世界的に広がり混乱を招いているのでしょうか?
また、かかっても軽症で済む人と重症化してしまう人がいるのは何故なのしょうか?
インフルエンザや風邪も新型コロナ同様にウィルス性の感染症ですが、なぜ新型コロナウィルスはこれほど世界中を不安にさせるのでしょうか?


今後コロナウィルス(COVID-19)の集団免疫ができたり、対処療法薬やワクチンが開発されるなどして一旦感染拡大が収束したとしても、毎年季節性インフルエンザや風邪にかかるひとがいるように、コロナウィルス(COVID-19)との付き合いは今後も続きますし、来年はまた新しいコロナウィルスや新型インフルエンザなど猛威を振るう新種のウィルスが出現するかもしれません。


人間の身体の仕組みを考えた時、ウィルス感染から効果的に自分を守れる方法はただひとつなので、その観点で情報を整理してまとめました。

風邪をひきやすい人と風邪知らずな人の違い

風邪は、新型コロナや季節性のインフルエンザ同様にウィルス性の感染症です。

自他共に認めるような「よく風邪をひく人」がいる一方で、同じような生活をしていても「前回風邪をひいたのがいつだったのか…」記憶がないくらい滅多に風邪をひかない人もいますが、この違いは一体どこにあるのでしょうか?

また、以前はよく風邪をひいたという人でもある時を界にぴったりと風邪をひかなくなったという方もいるのですが、一体どこがどう変わったからなのでしょうか?

風邪をよく引く人と引かない人の違いの答えはとてもシンプルで、【ウイルスとあなたの抵抗力との力関係の差】です。

風邪、インフルエンザ、コロナなどウィルス性の感染症は、身体の中にウィルスが入ってくることが原因で起こりますが、体内に入ってきたウィルスよりあなたの抵抗力の方が強い場合は症状は出ませんが、体内に入ってきたウィルスよりあなたの抵抗力の方が弱ければ症状が出てきて、病気になったと自覚するようになります。

体質が変わって風邪を引かなくなったという人は、体内にウィルスに抵抗できるだけの力を持った、つまりウィルスとの力関係においてあなたの身体機能の方が優位に変わったことになります。

風邪もコロナもインフルエンザもウィルス性の感染症

風邪、インフルエンザ、新型コロナも全てウィルス性の感染症で、それぞれ病原となっているウィルスが異なります。

また、ウィルスそのものを根本的に退治することは現状できませんので、治療は症状にアプローチする対処療法が中心になります。

エボラ出血熱などの非常に強いウィルスの場合、感染者の致死率が高いため世界的に爆発的な広がるようなことは起こっていませんが、毎年発生する季節性のインフルエンザや新型コロナウィルスなど比較的弱いウィルスは、感染していても症状が出ない、または出ても軽症で軽い風邪だと思って無自覚に行動する人が多いため、世界中に爆発的に広がりやすい傾向があります。

新型ウィルスでパニックが起きる理由

新型のウィルスが出た時に世界中がパニックになる理由は、ウィルスの性質がわからず、効果的な治療薬(対処療法薬)がないからです。

新型のウィルスには、既存の対処療法薬が効かないことが多いため、特に基礎疾患を持っているひとで重症化するケースも多く、一時的に患者が爆発的に増えてしまうと医療が追いつかず死者も爆発的に増えます。

特に新型コロナウィルス(COVID-19)は、感染していても症状が出ない人も多く、また症状が出ても風邪やインフルエンザなどと類似しているため対策が遅れがちで感染者の隔離も難しいこと、マスクや消毒液などの感染予防対策に必要な物資が不足していること、ロックダウンなど様々な経済機能を止めて行動制限をかけざるをえないこと、などが全世界的なパニックの背景にあります。

毎年登場する季節性のインフルエンザ流行でも多数の死者が出ますが、パニックにならないのはある程度予測して、対応できる準備が整っているからです。

ウィルスの感染が広がっている時期は、自分も含めて全員がウィルスに感染していますが、症状が出ない人と出る人がいて症状の出方も人によって異なっている、と考えた方が適切な行動をとれると思います。

症状が出ていないから自分は大丈夫だとは安易に思わず、無自覚に他人にウィルスをうつしてしまうリスクもあることは常に意識をしておく必要があります。

ウィルスに【感染する】と【発症する】の違い

風邪、インフルエンザ、新型コロナウィルス(COVID-19)などいずれのウィルス性感染症も、【感染していること】と【発症して症状が出ていること】は分けて考える必要があります。

感染しても症状が出ない人もいますし、感染から症状が出るまでの潜伏期間や症状の出方も人それぞれです。

人間の身体は、外から入ってきたウィルスなどの異物を悪者と判断して退治しようとする働きをあらかじめ持っていますので、あなたに十分な抵抗力があれば特に自覚症状を呈することなくこの悪者退治を完了させることができるので、仮にウィルスに感染していたとしても本人に感染したという意識はまったくありません。

感染したウィルスが自分の免疫力より強かったり、相対的に自分の抵抗力が少し弱くなっていたりすると症状が出て、体内でウィルス退治が終われば症状がなくなります。

寒くて乾燥している冬にウィルス性感染症が広がりやすい理由

基本が低く空気が乾燥している時期は、季節性のインフルエンザや風邪などウィルス性疾患が拡大しやすい傾向にあります。

一般的にウィルス性感染症は乾燥していて寒い時期のほうが広がりやすい性質があると言われていますが、夏にウィルス性感染症が流行したり、暑くて湿度の高い国でもウィルス感染症が広がっているケースもあるので気温や湿度自体の問題はあまり大きくありません。

2020年の新型コロナウィルス(COVID-19)も真冬に感染拡大が始まりましたが、春の兆しを見せても更に感染拡大を続けています。

外気が寒く冷たくなっても身体は37℃前後の体温を維持する必要がありますので、冬の時期は他の季節よりも多くのエネルギーが必要になります。
また、学生さんは受験があったり、社会人の方も年末年始の切り替えや新年度への準備の時期であり、意識しているいないに関わらず心身に多大なストレスがかかっていて、身体がオーバーワーク気味でウィルスに対する抵抗力が下がりやすい時期であることも影響しています。

年末年始や新年度に仕事が忙しすぎると細かい事に手が回らなくなったり、ひとつひとつの仕事が雑になったり、集中できなくて失敗やミスをしてしまったりするのと同じように、あなたの身体も本来処理できる量をオーバーする仕事を与らえたら他の仕事が疎かになるので、身体のどこかの不調として症状が現れてくるのは当たり前のこと。

ウィルスに対する十分な抵抗力がなければ、どんな季節でもウイルスの猛威に負けてしまいます。

予防接種は本当に効くの?

季節性のインフルエンザなど毎年流行が予測できるウィルス感染症に対しては予防接種がありますが、『予防接種を受けたのにインフルエンザにかかる』人は必ずいますし、予防接種自体が完全な予防対策にはなりません。

そもそも、予防接種は感染しないようにする『予防薬』でなく免疫を作るための『感染薬』です。

予防接種と聞くと言葉の響きから《病気を予防する注射》のように感じてしまいますが、実は弱毒化させたを体の中に入れてそのウィルスにかかったことがあるという経験(免疫)を作るという予防法です。(そのため、予防接種の前は問診や診察をして、免疫力が低下していたり、アレルギーや病気の状態によってはできません。)

また、ワクチンは特定のウィルスに対して作られているため、全く新型のウィルスが出てきた場合には効果がない場合も多くあります。

『予防接種を受けたのにインフルエンザにかかる』人は、他の種類のインフルエンザウィルスに感染したか、極端に免疫力が下がっていてウィルスに負けたかのいずれかの可能性が高いと言えます。

1番効果的なウィルス感染症対策

ウィルスに感染して症状が出るということは、あなたの身体がウィルスと戦っている証でもありますが、相対的に自分の抵抗力が弱すぎたり、他の病気を持っていたり、ウィルスが強すぎたりした場合には、死にいたる場合もあります。

普段から風邪をひきやすい人は何に対しても抵抗力が弱いということでもありますので、新しいウィルスが出てきた時はもちろん、あらゆる病気や生活習慣病予備軍でもあります。

ウィルス感染症から自分の健康を守るために、身体の仕組みを知り、その機能がスムースに働けるように食事・睡眠・姿勢を含めた生活習慣をしっかり見直して自分の抵抗力をひごろから高める努力をしましょう。

手洗い、マスク、うがい、人との接触を避けるなどももちろん有効で、特に手洗いは菌が付着した場所を触った手で口や目など触り感染してしまうリスクを大幅に削減できます。(実際新型コロナウィルスの影響でしっかり手洗いする人が増えた結果、インフルエンザ感染者が劇的に減りました。)が、社会生活を行う人間である以上ウィルスから完全に逃げることは不可能です。

食事、睡眠、生活習慣の質を高め、そもそも病気にかかりにくい健康的な身体を作ることが、ウィルス性感染症から自分自身を守る1番確実かつ効果の高い方法です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

3Dシステムの詳細はこちら!

動画も配信中!

おすすめカテゴリー記事