咀嚼運動に関与する筋(深頭筋群)を一覧にまとめました。
それぞれの筋肉の起始・停止・作用・神経支配などは各筋肉の詳細ページをご確認ください。
下顎の運動(口の開閉や食べ物を咬む)に作用。
堅い物を食べる時で20~30kg、歯ぎしりでは100kg程度の負荷など顎の筋肉は非常に大きな力を出すことができるので、歪みや凝りなどで正常に作用しなくなると顔の歪みや咀嚼に影響が出てくるのはもちろん、連動している顔・首・頭の筋肉にも影響を及ぼします。
深頭筋群(咀嚼筋群)の構造と役割
頭部・顔・顎の骨に付着し、主に下顎の運動に関与しています。
主な役割
下顎骨の運動
咀嚼運動
口の開閉運動
下顎の運動に関与する咀嚼筋は、首・頭・顔の筋肉とも連動していて、デスクワーク中心の生活やスマホに頼った現代人では凝りやすく、頭痛や眼精疲労の原因になっているケースもあります。
また、ストレスや奥歯の噛み締めや食事のクセなどにより左右差も生じやすく、顔の左右差が気になる、口が真っ直ぐ開かない、口が開きにくい/閉じにくい、顎がガクガクするなどの自覚症状がある場合は解剖学的構造を意識してセルフメンテナンスしましょう。
効果的にセルフメンテナンスすることで、フェイルラインが左右対象に整い、たるみ改善、リフトアップ、口角が上がるなどの美顔・小顔も期待できます。