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表情筋(顔の筋肉)

2023/10/15

【眼輪筋】鍛えるトレーニングとマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【眼輪筋】は左右の眼窩をそれぞれ円盤状に囲むドーナツ状の表情筋でまぶたを閉じる作用があり、頬や眉の筋肉、側頭部の筋肉ともつながっていて、目尻のシワを作る筋肉でもあります。 【眼輪筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【眼輪筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【眼輪筋】は、眼窩周囲を円で囲むような形状の表情筋です。 【眼輪筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 【眼輪筋】は顔面頭蓋(前頭骨、上顎骨、涙骨)および眼窩周囲の軟部組織にまたがって走行し、目を閉じたり、涙嚢を圧迫 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【口輪筋】鍛えるトレーニングとマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【口輪筋】は口の周りをドーナツ状に囲む表情筋で、表情筋のハブとして口や唇の動きで様々な感情を表現したり、食べる、発声、呼吸などの口を含む動作に関与します。 【口輪筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【口輪筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【口輪筋】は口の開口部を広く囲むように存在する円形の表情筋で、唇の大部分や人中なども構成する組織です。 【口輪筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:口輪筋 ふりがな:こうりんきん 英語名:Orbicularis Oris 【 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【口角挙筋】鍛えるトレーニングとコリをほぐすマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【口角挙筋】は口角を引き上げる作用のある表情筋で、笑顔を作る時によく働きます。 【口角挙筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【口角挙筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【口角挙筋】は口角上部にあり、名前の通り口角を引き上げる作用のある表情筋です。 【口角挙筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:口角挙筋 ふりがな:こうかくきょきん 英語名:Levator Anguli Oris 【口角挙筋】が収縮すると上唇がキュッと上に持ち上がり、ほうれい線が深くなります。 【 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【上唇鼻翼挙筋】鍛えるトレーニングとコリをほぐすマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【上唇鼻翼挙筋】は鼻の両側にある細いストラップのような表情筋で、上唇を引き上げて裏返す作用があるほか、ほうれい線を深く大きくする作用もあります。 【上唇鼻翼挙筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【上唇鼻翼挙筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【上唇鼻翼挙筋】は、鼻の両側にある細いストラップのような筋肉です。 【上唇鼻翼挙筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:上唇鼻翼挙筋 ふりがな:じょうしんびよくきょきん 英語名:Levator Labii Superiori ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【上唇挙筋】鍛えるトレーニングとコリをほぐすマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【上唇挙筋】は頬の真ん中あたりにある表情筋で、上唇を持ち上げて上顎の歯を露出させる作用があります。 【上唇挙筋】の解剖学構造についてイラスト図解(表情筋イラスト)を用いてわかりやすく解説しています。 【上唇挙筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【上唇挙筋】は、眼窩の下あたりから上唇まで走行する左右ペアの表情筋で、上唇を持ち上げて上顎の歯を見せる作用があります。 【上唇挙筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:上唇挙筋 ふりがな:じょうしんきょきん 英語名:Levator Labii Superior ...

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機能ユニット 関節の動きと可動域

2023/1/14

【肩甲上腕リズム】肩関節における上腕骨(腕)と肩甲骨(体幹)の動きの関係

「肩関節複合体(肩甲帯)」作用(運動)における「上腕骨」と「肩甲骨」運動学的相互作用である【肩甲上腕リズム】を理解しておくことで、肩周りの筋肉や靭帯の負担軽減、姿勢改善、肩の痛みや可動域制限の予防や解消に役立ちます。 【肩甲上腕リズム】とは? 【肩甲上腕リズム】は、1930年代にCodmanが最初に発表した「上腕骨」と「肩甲骨」の運動学的な相互作用のことで、「上腕骨」と「肩甲骨」の動きの連動や関与割合の参考値が算出されているため、肩関節機能を最適化させるための評価指標として有効に活用できます。 例えば、肩 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【小頬骨筋】鍛えるトレーニングとマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【小頬骨筋】は、「大頬骨筋」の前内側で頬骨から上唇に向かって走行し、「上唇鼻翼挙筋」や「上唇挙筋」と共に唇に直接作用する表情筋です。 ウィンクする際にも重要な【小頬骨筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【小頬骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小頬骨筋】は、「大頬骨筋」の前内側で頬骨から上唇に向かって走行し、「上唇鼻翼挙筋」や「上唇挙筋」と共に唇に直接作用する表情筋です。 【小頬骨筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:小頬骨筋 ふりがな:しょうきょうこつき ...

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手と手指の筋肉

2022/12/25

【短掌筋(小指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

手掌をくぼませた状態を維持する時によく働く【短掌筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短掌筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短掌筋】は、「小指対立筋」「小指外転筋」「短小指屈筋」が構成する小指球の領域にある小さな4角形の筋肉です。 小指球形成には直接関与しませんが、小指球表層を覆う独自の薄い層を形成して手の繊維構造と皮膚の間に存在します。 小指球の表層で皮下組織内にある薄い筋肉である【短掌筋】が収縮すると手掌腱膜が収縮して手のひらの窪みを更 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【笑筋】鍛えるトレーニングとマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【笑筋】は口を横方向に引いて横長する働きがあり、名前の通り「笑顔を作る表情筋」のひとつです。 【笑筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【笑筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【笑筋】は「頬筋」表層にある細い筋肉で、口角を外側(やや上)に引く作用があるため「笑顔の筋肉」と呼ばれます。 【笑筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:笑筋 ふりがな:しょうきん 英語名:Risorius 【笑筋】は、人類とアフリカの類人猿にのみ存在する筋肉と言われていて、筋腹の太さや走行 ...

表情筋(顔の筋肉)

2023/1/7

【頬筋】鍛える筋トレとマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

頬のハリを作り、咀嚼中に頬を保護しつつ食塊を口腔中央に集めたり、トランペットなどを吹いたりする時に頬を凹ませて空気を押し出す作用がある【頬筋】の解剖学構造についてイラスト図解(表情筋イラスト)を用いてわかりやすく解説しています。 【頬筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【頬筋】は頬の主要構成要素である薄い四角形の筋肉で、頬の脂肪を支えて頬の張りを維持しています。 【頬筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 【頬筋】が収縮すると、頬を臼歯に押し付ける作用が生じて、咀嚼中に食べ物を口腔の中心に集めつつ、頬が内 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【大頬骨筋】鍛えるトレーニングとほぐすマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【大頬骨筋】は、口角を上外側に引き上げて「笑顔」を作る作用がメイン表情筋です。 【大頬骨筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【大頬骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【大頬骨筋】は筋肉名の由来となっている「頬骨」から口角に向かって走行している薄い筋肉で、頬や唇の動きに関与する筋肉群と相乗的に作用して発話や様々な表情を作る時に作用します。 【大頬骨筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:大頬骨筋 ふりがな:だいきょうこつきん 英語名:Zygomaticus Ma ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【小趾外転筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

【小趾外転筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【小趾外転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小趾外転筋】は、足底外側にある羽状筋で、「母趾外転筋」「短趾屈筋」と共に足底筋第1層に、機能(位置)的には「短小趾屈筋」「小趾対立筋」と共に足底外側筋群(小趾球筋)に分類されます。 【小趾外転筋】は、足の外側で身体を支えて安定した立位をサポートする「足の外側縦アーチ(踵骨・立方骨・第5中足骨)」を構成し、小趾の独立した外転・屈曲運動に作用することで ...

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機能ユニット 肩甲帯の筋肉

2022/12/11

【ローテーターカフ(回旋筋腱板)】とは?「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」筋肉解剖学(起始停止・作用)

肩関節を包み込むように走行する4つの筋肉【「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」】による腱板構造【ローテーターカフ(Rotator Cuff)】の解剖学構造や役割についてまとめました。 【ローテーターカフ(Rotator Cuff)】とは? 【ローテーターカフ(Rotator Cuff)】とは、「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」の4筋で構成される腱板構造であり、「回旋筋腱板」とも呼ばれる「肩関節」の安定性と機能性(可動性)を両立させるための機能構造単位(機能ユニット)です。 英語ではRotat ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【足の骨間筋(背側骨間筋と底側骨間筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

【足の骨間筋(背側骨間筋と底側骨間筋)】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【足の骨間筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【足の骨間筋】とは足趾の間を走行する筋肉で、足底筋第4層(最深層)の筋肉群に分類される【背側骨間筋】と【掌側骨間筋】を含みます。   ふりがな/読み方 英語 背側骨間筋 はいそくこっかんきん Dorsal Interossei 底側骨間筋 ていそくこっかんきん Plantar interossei 【底側骨間筋】と ...

下腿(ふくらはぎ)の筋肉 機能ユニット 足と足趾の筋肉

2023/1/10

【足のアーチ】とは?外反母趾、扁平足、転倒を予防改善して疲れにくい身体へ!「効果的な足趾と足の運動」正しいやり方

スポーツや運動パフォーマンスを高めたい場合はもちろん、ハイヒールなど特殊な靴を履く機会が多い人、転倒予防対策が必要な人、姿勢を整えて疲れにくい身体を作りたい人は、【足のアーチ】の解剖学構造と機能構造を理解したコンディショニングやトレーニングをしましょう。 【足のアーチ】とは?立位歩行における唯一の接地面 【足のアーチ】とは、下肢遠位端:足部骨と軟部組織(筋肉や靭帯など)により構成される縦または横方向の弓状構造です。 【足のアーチ】は、いわゆる「土踏まず」と呼ばれる部分あたりの機能構造で、立位歩行における地 ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【母趾外転筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

外反母趾などのつま先の変形や足のアーチが崩れた扁平足の原因となる【母趾外転筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【母趾外転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【母趾外転筋】は、「短趾屈筋」「小趾外転筋」と共に足底筋第1層に分類され、機能(位置)的には「母趾内転筋」「母趾外転筋」と共に足底内側筋群(母趾球筋)に分類される筋肉です。 【母趾外転筋】の主な作用は「母趾外転運動」と「母趾中心位置と足の内側縦アーチを維持」で、歩行やランニングなどの運動 ...

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姿勢と生活習慣

2023/1/7

【四十肩(五十肩)】とは?「肩関節周囲炎」原因と予防対策まとめ

40代〜50代で「腕が上がりにくい」とか「腕を動かすと痛みがある」などの症状があると「四十肩(五十肩)」と言われますが、その実態を知っていますか? 「四十肩(五十肩)」と年齢の関係や「肩こり」との関係、「肩の痛み」や「腕の上がりにくさ」など肩周りの問題を医学的に整理し、予防対策方法を丁寧に解説します。 【四十肩(五十肩)】とは何? 【四十肩(五十肩)】とは、「40代〜50代の肩こり」「腕の上がりにくさや腕を上げた時の痛みなど」を表現する名前として広く使われていますが、【四十肩(五十肩)】はギックリ腰などと ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【短趾屈筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

足裏の踏ん張り力、ジャンプ、ダッシュなど、スポーツや運動に力強いパワーを与える【短趾屈筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短趾屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短趾屈筋】は足底中央部にある幅広い筋肉で、「母趾外転筋」「小趾外転筋」とともに足底筋第1層に分類されます。 【短趾屈筋】の主な作用は「第2~5中足趾節関節屈曲」で、「足の縦アーチ」を維持しながら歩行時の身体の前進を促進したり、足趾の屈曲(曲げる運動)に作用して、足裏の踏ん張り ...

脳と神経

2023/3/14

【末梢神経(脳神経・脊髄神経(感覚神経と運動神経)・自律神経)】構造と役割まとめ

中枢神経と身体の各部位をつなぐ連絡網である末梢神経を【脳から直接出ている脳神経】【脊髄から直接出ている脊髄神経】【無意識の生命活動を司る自律神経】の3つに大きく分類して説明しています。 「末梢神経」とは?末梢神経の定義と種類 「末梢神経」とは、人体の司令塔である「中枢神経(脳と脊髄)」以外の神経の総称で、中枢神経(脳と脊髄)から枝を伸ばすように出て身体の細部に届いています。 「末梢神経」はその役割や構造により、【脳から直接出ている脳神経】【脊髄から直接出ている脊髄神経】【無意識の生命活動を司る自律神経】の ...

首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【頸部(首)筋肉まとめ】首肩こり&目疲れ解消ストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

【首の筋肉(頸部筋)】の名称、分類、解剖学(起始・停止・作用・神経支配)を一覧でまとめていますので、目・首・肩周りの辛い症状に合わせた正しい対処法(ストレッチ・マッサージ・姿勢改善)にお役立てください。 【首の筋肉(頸部筋)】とは?どこにあるどんな筋肉 何か音や動きなど環境の急激な変化を感じ取った時、私たちはまず最初に首を動かして頭(目を含む顔)の向きを変えます。 これは動物にとって身を守るための生存本能から起こる無意識の行動であり、人間を含めた動物の頸部(一部上背部を含む)構造は、頭部をいかに正確かつ迅 ...

背筋(背中の筋肉) 首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【板状筋(頭板状筋・頸板状筋)】ストレッチと筋膜リリースのためのイラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

【板状筋(頭板状筋・頸板状筋)】解剖学構造を理解したストレッチと筋膜リリースで姿勢を整え、不良姿勢、スマホ、パソコンを長時間使用による首コリ、肩こり、眼精疲労などの悩みを解消しよう! 【板状筋(頭板状筋・頸板状筋)】とは?どこにあるどんな筋肉 【板状筋(頭板状筋・頸板状筋)】は、頸部深層の内在筋のうち最も表層部にある平らな筋肉で、重い頭を載せた頸部を支えるような形状(構造)になっているため、この形状からギリシャ語で「包帯」を意味する「Splenion」と名付けられました。 日本語の板状はギブスのような意味 ...

脳と神経

2023/1/19

人体の司令塔!【中枢神経(脳と脊髄)】基本構造と役割分担(機能局在:高次脳機能)

「脳」と「脊髄」は私たちの心身をコントロールする神経の中でも中枢(高次の統合や発動)機能を持つ中枢神経に分類されます。 人体の司令塔となる高次機能が集結している【中枢神経(脳と脊髄)】の基本構造と役割について整理してまとめました。 中枢神経(脳と脊髄)とは? 「中枢神経」とは、神経系の進化により神経が集まって中核機能(高次の統合機能)を担うもので、人間を含む脊椎動物では「脳」と「脊髄」のことです。 「脳」と「脊髄」は、全神経の統合や支配など中枢的役割を果たしている部分であり、身体各部が受けた刺激を末梢神経 ...

頭(頭蓋骨)の筋肉

2022/10/25

【頭の筋肉まとめ】種類と構造〜イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学

頭皮(フケや匂い対策)や髪の毛(抜け毛、薄毛、白髪予防など)トラブルのケアについては熱心な人でも、【頭の筋肉】のケア(コリ解消)はピンと来ないかもしれません。 頭にも首や顔の筋肉(表情筋)とつながるようにいくつかの筋肉が存在するため、考え事やストレスが多い現代人は【頭の筋肉】がコリやすい傾向にあり、頭の筋肉のコリは脳や脊髄など中枢神経系にも直接的に影響を及ぼすので、様々な体調不良の原因となることもあります。 また、「頭のコリ」は、筋膜のつながりで顔や身体のコリや歪みと連動しますので、肩こり、首コリ、眼精疲 ...

頭(頭蓋骨)の筋肉 顎・舌・喉の筋肉

2022/10/25

【側頭筋】頭痛や噛み合わせ問題解消マッサージの正しいやり方【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

【側頭筋】は、側頭から下顎骨を引き挙げ咀嚼運動(口を閉じる)で活躍する側頭部ある面積の広い筋肉です。 長時間のスマホ使用やデスクワークなどで顔を硬らせている状態が続いたり、ストレスによる無意識の歯ぎしりや奥歯の噛み締めなどで凝りやすく、顎の動きにくさ(ガクガク顎)、表情の出にくさや老け顔(ほうれい線やたるみなど)、眼精疲労や首凝り・肩こり(血流低下)、顔のエラハリ(大きく見える)、さらには、慢性頭痛や歯痛にまで繋がるケースもあります。 【側頭筋】の解剖学構造についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明して ...

首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【斜角筋】ストレッチのためのイラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(トリガーポイント・触診・起始停止)

スマホやパソコンの長時間使用や力仕事で凝りやすく、「斜角筋症候群」などの原因となる【斜角筋(前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋)】解剖構造をイラスト図解でわかりやすく解説していますので、正しいセルフメンテナンスで辛い首こりや顔周りの悩みをスッキリ解消しよう! 【斜角筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【斜角筋】は「頸椎横突起と上位2肋骨間を斜めに走行する筋肉」で、筋繊維の走行から「前斜角筋」「中斜角筋」「後斜角筋」の3つの筋束に分類できます。   読み方/ふりがな 英語 前斜角筋 ぜんしゃかくきん An ...

頭(頭蓋骨)の筋肉

2022/10/25

【後頭筋】眼精疲労や頭のコリをリフレッシュする方法【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

【後頭筋】は、頭部後面にある筋肉で、筋膜を介して表情や目を閉じる運動などに作用しますので、【後頭筋】機能が低下すると目を閉じにくくなったり、逆に過緊張状態が続くと頭痛や歯痛、目尻のシワ増加、眼精疲労につながる場合があります。 【後頭筋】の解剖学構造についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【後頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【後頭筋】は、後頭部(首とつながる頭皮の底面部分)にある左右対象の四角い筋肉で、耳の高さで首の上あたり(目の真裏)に筋腹があります。 名称:後頭筋 後頭筋ふりがな:ことう ...

表情筋(顔の筋肉) 頭(頭蓋骨)の筋肉

2022/10/25

【前頭筋】おでこのシワをほぐすマッサージのやり方【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【前頭筋】は、眉毛を挙上しておでこに横皺を作る筋肉で、考え事や心配事が多かったり、パソコン作業やスマホの長時間使用で緊張して硬直しやすい傾向があります。 おでこにシワが定着しないように定期的にマッサージして【前頭筋】ほぐすようにすれば、どんよりした頭の疲れもスッキリ解消します。 【前頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【前頭筋】は、名前の通り「頭の前部(前頭部:筋肉頭蓋の額部分」にある左右一対の四角形の筋肉で、頭頂部を覆う人体最上部の腱膜から眉毛に向かって下降するように眉毛の上あたりまで走行します。 【前 ...

表情筋(顔の筋肉) 首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【胸鎖乳突筋】ストレッチと鍛え方のための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

ミケランジェロのダビデ像にも表現されているデコルテの筋肉【胸鎖乳突筋】のまわりにはリンパ節が多く存在しますので、顔のむくみやたるみなど老け顔を解消して若々しさを維持するために、解剖学構造を理解した効果的なセルフメンテナンスを実践しましょう。 【胸鎖乳突筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【胸鎖乳突筋】は、「ミケランジェロのダビデ像」にもくっきり表現されているデコルテの筋肉で、首を横に向けた時に耳の下あたりから鎖骨に向かって斜めに見える筋肉です。 【胸鎖乳突筋】名前は、英語でも日本語でも起始停止となる骨(部位 ...

表情筋(顔の筋肉) 首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【広頚筋】きれいなデコルテを作るストレッチと筋トレ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

「美しい首元」「デコルテ」「口元のハリ」など魅力的な笑顔のためにも理解しておきたい【広頚筋】の構造についてイラスト図解(解剖図)を使ってわかりやすく説明しています。 【広頚筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【広頸筋】は首前面の皮膚直下に存在する薄い膜のような筋肉で、体幹部と顔をつないでいます。 「鎖骨」と「肩峰(肩甲骨)」および、「大胸筋」や「三角筋」など胸や肩を代表するアウターマッスルを含むエリアの筋膜から起始し、首前面を広く覆いながら上行し、下顎骨と周辺の皮膚および皮下組織に停止します。 体幹部分の骨 ...

頭(頭蓋骨)の筋肉

2022/10/25

【帽状腱膜】ケアで頭皮・髪・顔のトラブル解消【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

【帽状腱膜】は、頭頂部から後頭部にかけて帽子のように頭蓋骨を覆っていま人体最上部にある筋膜であり、頭部の筋肉である前頭筋・後頭筋・側頭筋と直接的につながり、足裏から背面を通る背面筋肉のつながり(SBL)の上端でもあります。 【帽状腱膜】の解剖学構造を理解した頭皮ケアやコンディショニングをすれば、頭皮・髪・顔のトラブルや悩みが解消するかもしれません。 【帽状腱膜】解剖学構造をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【帽状腱膜(後頭前頭筋)】とは?どこにあるどんな筋肉? 【帽状腱膜】は、頭頂部を覆う ...

脳と神経

2023/1/17

「意識」とは?意識障害鑑別方法〜原因、症状、回復、種類(分類)や評価方法も!

「意識」は私たちの意図的な活動の前提となる脳機能です。 意識が正常な状態と意識障害の判別、意識の程度を客観的に状態を把握できる評価(指標)について整理してまとめました。 「意識」とは? 「意識」とは、私たちの意図的な活動の前提となる脳機能で、「意識がある状態」では外部の情報を認識して適切な反応ができます。 「意識」中枢と仕組み 意識の中枢は、「大脳皮質」と「上行性網様体(橋上部~中脳にかけての脳幹網様体)」です。 「末梢器官」で受け取った感覚刺激は、神経線維を通じて「脳幹」に情報が伝達され、「視床網様体賦 ...

内臓の構造と仕組み 脳と神経

2023/1/15

【排尿の仕組みと排尿障害】排尿に関わる器官(膀胱・尿道・骨盤底筋)と神経制御(脳と脊髄神経)

排尿の仕組みと排尿に関わる器官(膀胱・尿道・骨盤底筋)、脳や神経での制御、排尿器官や排尿の神経経路の問題で起こる排尿障害(神経因性膀胱)と適切な対処法について整理してまとめています。 排尿器官:「膀胱」と「尿道」 排尿に直接関係する身体の器官は「膀胱」と「尿道」です。 種類 神経 作用 膀胱 下腹神経と骨盤神経(自律神経:副交感神経) 「蓄尿(膀胱伸展)」⇄「排尿(膀胱収縮)」 内尿道括約筋部尿道 骨盤神経 不随意の収縮(尿道閉鎖)⇄ 弛緩(尿道開放) 外尿道括約筋部尿道(骨盤底筋部を通過) 陰部神経支配 ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【足の虫様筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

足の横アーチ保持(扁平足予防)に重要な【足の虫様筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【足の虫様筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【足の虫様筋】は、「足底方形筋」と共に足底筋第2層に分類される筋肉で、「足底方形筋」と前後になるように4つの筋腹があります。 【足の虫様筋】は、つま先部分の伸展と屈曲という相反する両方の作用を持つ構造も名前もユニークな足裏の筋肉で、欠損や重複など個人差が大きい筋肉ですが、足の微妙な位置や動きを調整・制御したり、足 ...

骨盤とお尻の筋肉

2023/3/14

【殿筋(大臀筋・中臀筋・小臀筋)】筋トレとストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

引き締まった美尻バックライン、姿勢を整え代謝を高めてダイエット効果も期待できる臀筋筋トレや臀筋ストレッチのための、臀筋(大臀筋・中臀筋・小臀筋)の解剖学(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解でわかりやすくまとめました。 【殿筋】とは?お尻には3つの筋肉がある 【臀筋】とはいわゆるお尻の筋肉のことで、【大臀筋】は名前の通り臀筋の中で最大の筋肉で最表層にあり、【大臀筋】の深層には【中臀筋】と【小臀筋】があります。 3種類の臀筋(【大臀筋】【中臀筋】【小臀筋】)にそれぞれ重要な役割があり、姿勢保持や二歩足歩 ...

内臓の構造と仕組み 脳と神経 血液と循環

2023/1/15

【レントゲン】【CT】【エコー】【MRI】画像診断方法特徴比較(長所と短所)

【レントゲン(X線)検査】【エコー(超音波検査)】【CT(コンピューター断層撮影)】【MRI(磁気共鳴画像法)】の仕組みと特徴(長所・短所)を整理してまとめています。 画像診断の種類と特徴(長所と短所) 主要な画像診断方法である【レントゲン(X線)検査】【エコー(超音波検査)】【CT(コンピューター断層撮影)】【MRI(磁気共鳴画像法)】の仕組みや特徴(長所や短所)についてシンプルにまとめました。 検査の種類 仕組み 長所 短所 レントゲン検査(エックス線) X線の性質を利用 比較的簡単心臓や大きな血管も ...

大腿(太もも)の筋肉 骨盤とお尻の筋肉

2022/12/13

【大腿筋膜張筋】ストレッチと筋トレのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

「大腿筋膜」や「腸脛靭帯」と結合して骨盤安定や股関節運動に関与する特殊な筋肉【大腿筋膜張筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)や役割を実際場面で使える知識になるように包括的にまとめて、イラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【大腿筋膜張筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【大腿筋膜張筋】とは骨盤前外側面に筋腹があり、名前の通り「大腿筋膜」を緊張させる作用や「大腿筋膜」や「腸脛靭帯」と結合した独特の入り組んだ構造により、骨盤安定や股関節運動に大きな影響を及ぼす筋肉です。 【大腿筋膜張筋】は、英 ...

首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【頭長筋と頸長筋】椎前筋②【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

首前面から顎の下を引っ張る作用を持つことで重い頭が転がり落ちないように前から支え、頸椎の自然なカーブ(生理的前弯)にとても重要な首のインナーマッスル【頭長筋と頸長筋】の解剖学をイラスト図を用いてわかりやすく解説しています。 【頭長筋と頸長筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【頭長筋と頸長筋】は、椎骨前面を左右で挟むように縦に走行して頸部の生理的湾曲(S字カーブ:頚椎前湾)をサポートしながら頭部を頸部に安定させるためのインナーマッスル(姿勢筋)で、同じく「椎前筋群」に含まれる「外側頭直筋」や「前頭直筋」とも筋 ...

姿勢と生活習慣 血液と循環

2022/10/25

「手が温かい人は心も温かい」理由を医学的に解説!【手も心も温かい人になる方法】

「手が温かい人は心が冷たい」や「手が冷たい人は心が温かい」など手の温度(物理的な体温)と心の温度(マインドや態度)の関係を使った表現が使われることがありますが、実際はどうでしょうか? 温かい手と心で豊かな人生を送れるように「手の温かさと心の温かさの関係」「手が温かいことのメリット」「手も心も温かい人になる方法」を医学的に考えます。 手と心の温度に関係はあるの? 「手が温かい人は心が冷たい」「手が冷たい人は心が温かい」「手が冷たい人は心が冷たい」「手が温かい人は心が温かい」など手と心の温度を関連付けて表現さ ...

関節の動きと可動域

2023/1/2

【仙腸関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

【仙腸関節】が動く方向(作用)と範囲(関節可動域:ROM)についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【仙腸関節】解剖学構造と特徴 【仙腸関節】は、人体の大黒柱である「背骨(脊柱)の末端部」を構成する「仙骨」と、「仙骨」とともに骨盤を形成して上半身(背骨)と下半身(大腿骨)をつなぐ骨である「寛骨」による骨盤内関節です。 関節 要素 特徴 仙腸関節 【仙骨】耳状面【腸骨(寛骨)】耳状面 靭帯によって連結が補強 【仙腸関節】構成要素 【仙腸関節】は「仙骨」と「左右寛骨(腸骨)」による関節ですが、「仙骨 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/30

【頭蓋】頭蓋骨(頭と顔を作る骨)構造がイラスト図解でわかりやすい骨解剖学

頭と顔を構成する人体で一番上にある骨構造【頭蓋】と頭蓋を構成する【頭蓋骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【頭蓋】とは?【頭蓋骨】との違いは? 【頭蓋】とは、人間を含む脊椎動物(背骨のある動物)の頭部骨格全体のことを指し、シンプルな単語で言い換えると、私たちの顔や頭の形の基礎となっている部分のことです。 以下は、人体骨格全体を前・後・横から見た図、頭蓋(頭蓋骨)と背骨(脊柱)のつながりを前・横・後ろから見た図ですが、立位時に一番上にある丸い大きな塊のような骨構造が ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【短小趾屈筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

足の外側縦アーチを構成して立位での負荷分散に貢献している【短小趾屈筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短小趾屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短小趾屈筋】は足底外側にある小さな筋肉で、「短母趾屈筋」「母趾内転筋」「小趾対立筋」と共に足底筋第3層に分類され、「小趾外転筋」「小趾対立筋」と共に足底外側筋群(小趾球筋)に分類されます。 【短小趾屈筋】の主な作用は、名前の通り「小趾屈曲」で、「長趾屈筋」「足底方形筋」「短趾屈筋」「短母趾屈筋 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/30

【寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)】と【骨盤(寛骨・仙骨・尾骨)】骨構造がイラスト図解でわかりやすい骨解剖学

姿勢と内臓保護に重要な「寛骨・仙骨・尾骨」で構成される骨ユニット【骨盤(主に寛骨)】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【骨盤】とは?どこにあるどんな骨? 「骨盤矯正」「骨盤チェック」「骨盤の歪み」「骨盤底筋群」など「姿勢矯正(整体など)」「ヨガポーズ」「スポーツ」「運動メニュー」のやり方説明をする時などに、【骨盤】という言葉をよく聞きますが、そもそも【骨盤】はひとつの骨ではありません。 【骨盤】は、左右の「寛骨(腸骨・恥骨・坐骨が癒合した骨)」と背骨の一部である【仙 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

【大腿骨】太もも骨構造【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

脚(下肢)の主軸で、「股関節」や「膝関節」運動に作用する「筋肉(骨格筋)」の起始停止となる【大腿骨】の形状特徴や骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【大腿骨】とは?どこにあるどんな骨? 【大腿骨】は、人体のふともも部分を構成する管状の長く強い骨であり「股関節」や「膝関節」構成要素として、姿勢や運動に関与しています。 【大腿骨】役割 【大腿骨】は、太もも部分の骨格として体重(上半身の重さ)を支え、「股関節」や「膝関節」の主要構成要素として立位を支え、移動や歩行など様々な ...

足と足趾の筋肉

2022/12/18

【足底方形筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

【足底方形筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【足底方形筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【足底方形筋】は、足底中央部にある筋肉で方形の筋肉で、「足の虫様筋」と共に足底筋第二層に分類されます。 【足底方形筋】は、足の底屈時に「長趾屈筋」を踵へまっすぐ向かう方向へひっぱる(短縮させる)ことで歩行時における「足趾を屈曲する」動作を補強してスムース足趾屈曲を促す作用があるため、「趾屈補助筋」とも呼ばれます。 【足底方形筋】起始停止 【足底方形筋 ...

首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【頭直筋(前頭直筋と外側頭直筋)】椎前筋① 【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

「環椎後頭関節:後頭骨と環椎(一番上の椎骨)間関節)」に作用して首を前からサポートしている椎前筋群に含まれる【頭直筋(前頭直筋と外側頭直筋)】の構造についてイラスト図解(解剖図)を使ってわかりやすく説明しています。 【頭直筋(前頭直筋と外側頭直筋)】とは?どこにあるどんな筋肉? 【頭直筋(前頭直筋と外側頭直筋)】は、頚部前面最深層部(頸椎前面)にある首のインナーマッスル:「椎前筋群」のうち、「環椎後頭関節」に作用する短い筋肉です。   読み方/ふりがな 英語 前頭直筋 ぜんとうちょくきん Rec ...

関節の動きと可動域

2023/1/7

【股関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】

上半身と下半身をつなぐ【股関節】構造(解剖学構造)と構成要素である「骨盤」と「大腿骨」に付着する筋肉の働きによって【股関節】が動く方向(作用)と範囲(関節可動域:ROM)についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【股関節】解剖学構造と特徴 【股関節】は、「骨盤」の一部である「寛骨」の寛骨臼という深めの臼に、「大腿骨骨頭」という丸い球状の部分が結合してできている臼(球)関節です。 【股関節】は、球状の「大腿骨骨頭」が広く深い臼の中(寛骨臼内)を転がりながら広範囲に動ける構造なので、「関節の可動範囲 ...

背筋(背中の筋肉) 首(頸部)の筋肉

2023/1/7

【後頭下筋(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)】とは?イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)

スマホの長時間利用などで生じた【後頭下筋:大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋】のコリを放置すると、首こり・肩こり・眼精疲労の原因となりますので、解剖学構造を理解したマッサージ、ストレッチ、筋膜リリースを実践して辛い悩みを解消しよう! 【後頭下筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【後頭下筋】は、背骨の中でも最も可動性のある第一および第二頸椎と後頭骨をつなぐように走行する首(頸部)の最深層部4筋肉の総称で、後頚部の筋肉としては最上位にあります。   読み方/ふりがな 英語 大後頭直筋 だいこう ...

関節の動きと可動域

2022/12/30

【肘関節】可動域と運動方向【イラスト図解でわかりやすい関節運動解剖学】

大きく力強い運動をする「肩関節」と細かい作業を行う「手関節」の間にある上肢関節【肘関節】の正常な運動方向や役割(関節運動学)についてイラスト図解を用いてわかりやすく整理しました。 【肘関節】とは?どこにあるどんな関節 【肘関節】は大きく力強い運動をする「肩関節」と細かい作業を行う「手関節」の間にある上肢関節で、「力こぶを作りながら物を持ち上げる時に曲げる」「遠くの物を取る時に伸ばす」など普段の生活でも大活躍します。 【肘関節】役割 私たちの上肢(腕)は、「肩関節」を使って大きくダイナミックな動きをすると同 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【下唇下制筋】表情筋の鍛え方とマッサージ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【下唇下制筋】は、下唇を引き下げて下の歯や歯茎が見えるような口の開け方に作用する表情筋です。 【下唇下制筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【下唇下制筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【下唇下制筋】は、あご部分に左右対象にある四角形の表情筋で、下唇を下外側に引き下げる作用があり、悲しみ、疑い、憂鬱などネガティブな感情を表現する時によく働きます。 【下唇下制筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:下唇下制筋 ふりがな:かしんかせいきん 英語名:Depressor ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【口角下制筋】表情筋の鍛え方とマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【口角下制筋】は口角を下方にひく作用があり、いわゆる『への字口』を作る時に働きます。 【口角下制筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【口角下制筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【口角下制筋】は、左右の顎外側で下顎のオトガイ結節から口角に向かって走行している三角形の筋肉で、名前の通り口角を引き下げる作用があります。 【口角下制筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:口角下制筋 ふりがな:こうかくかせいきん 英語名:Depressor Anguli Oris 【口 ...

表情筋(顔の筋肉)

2022/10/25

【オトガイ筋】鍛えるトレーニングとほぐすマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】

【オトガイ筋】はオトガイ部にある表情筋で、下唇を反り返したり、突き出す作用があります。 【オトガイ筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【オトガイ筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【オトガイ筋】は下顎の部分にある円錐形の筋肉で、下唇を根元から持ち上げる作用で下唇の動きの調整に貢献しています。 【オトガイ筋】は、下唇を突き出した表情をする時やコップで水を飲む時などに下唇を最適な形状にすると同時に、顎の前部に梅干しのようなシワを作る表情筋です。 【オトガイ筋】作用のイメージ ...

骨盤とお尻の筋肉

2022/12/13

【深層外旋六筋】イラスト図解!ストレッチとトレーニングのための【筋肉解剖学(作用や起始停止)】

【深層外旋六筋】:【梨状筋】【内閉鎖筋】【外閉鎖筋】【下双子筋】【上双子筋】【大腿方形筋】の解剖学(起始停止、作用、神経支配)について、イラスト図解を用いてわかりやすくまとめました。 【深層外旋六筋】とは?【深層外旋六筋】はどこにあるどんな筋肉? 【深層外旋六筋】とはひとつの筋肉の名称ではなく、お尻の深層にある6筋:【梨状筋】【内閉鎖筋】【外閉鎖筋】【下双子筋】【上双子筋】【大腿方形筋】の総称で、骨盤後側の骨(仙骨や腸骨)と太ももの骨(大腿骨大転子)の間を走行する短い筋肉群で、名前の通り、主に「股関節外旋 ...

大腿(太もも)の筋肉 骨盤とお尻の筋肉

2022/12/12

【縫工筋】ストレッチとトレーニングのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

ランニングのときによく働き、「鵞足炎(ランナー膝)」の原因筋としてもよく知られている人体最長の二関節筋:【縫工筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト解説で理解して、イメージしながら効果的なストレッチやトレーニング(筋トレ)を実践しよう! 【縫工筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【縫工筋】は、骨盤前面表層から太もも前側から内側へS字にテーピングをするかのように脛骨内側まで走行する薄く長い(人体最長!)筋肉で、停止部では腱となり、薄筋および縫工筋と鷲足を形成します。 【縫工筋(ほうこうきん)】は ...

大腿(太もも)の筋肉

2022/12/14

【大腿(太もも)筋肉】全種類まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】

大腿(太もも)にメインとなる筋腹がある筋肉の種類、分類、名称を一覧にまとめ、解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)、特徴、正しい筋トレやストレッチ方法をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【大腿(太もも)の筋肉】とは? 大腿(太もも)にメインとなる筋腹がある筋肉は、機能別にみると、前ももの筋肉(膝関節伸筋群:大腿四頭筋)、後もも(膝関節屈筋群:ハムストリング)、内もも(股関節内転筋群)の3つに大きく分けられます。 更に、それらの3つの太もも筋肉機能構造を統合して調整するように走行する長い機能 ...

大腿(太もも)の筋肉

2022/12/15

【股関節内転筋群】内ももの筋肉【ストレッチと筋トレのためのイラスト図解剖学】

「骨盤」の位置を整え美脚ラインを作る、立位バランスを安定させるなどの重要な作用がある【股関節内転筋群】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラストや図解を用いてわかりやすく解説しています。 【股関節内転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【股関節内転筋】とは大腿内側(内もも)の5筋:「恥骨筋」「長内転筋」「短内転筋」「大内転筋」「薄筋」の総称です。 太ももの筋肉と言えば、前側にある「大腿四頭筋」や後ろ(裏)側にある「ハムストリング」が有名ですが、内側にある「股関節内転筋」も、美脚ラインや身体の柔軟性を ...

大腿(太もも)の筋肉

2022/12/14

【大腿四頭筋】前ももの4つの筋肉【ストレッチと筋トレのためのイラスト図解剖学】

【大腿四頭筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)や正しく効果的にストレッチや筋トレを行うコツ(考え方)についてイラスト図解でわかりやすく説明しています。 【大腿四頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【大腿四頭筋】とは、大腿前面(太ももの前側)にある4筋:「大腿直筋」「中間広筋」「外側広筋」「内側広筋」の総称です。 【大腿四頭筋】のうち一番表層にある「大腿直筋」だけは「下前腸骨棘(寛骨)」に起始を持つ二関節筋で、「大腿直筋」の深層には外側から「外側広筋」「中間広筋」「内側広筋」の3筋があり、それぞれ「 ...

大腿(太もも)の筋肉

2022/12/14

【ハムストリング】ダッシュや柔軟に重要なもも裏筋肉【ストレッチと筋トレのためのイラスト図解剖学】

【ハムストリング:「大腿二頭筋」「半腱様筋」「半膜様筋」】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【ハムストリング】とは?どこにあるどんな筋肉? 【ハムストリング】は主に「膝関節屈曲」や「股関節伸展」に協力して働いて姿勢や立位運動に貢献する太もも裏の筋肉群です。 【ハムストリング】はまとめてひとつの筋肉のように表現されることもありますが、実際は、太もも裏外側にある「大腿二頭筋」、太もも裏内側の「半腱様筋」と「半膜様筋」の3(4頭)筋肉の総称です。 ふ ...

腹筋(コアの筋肉) 骨盤とお尻の筋肉

2022/12/6

【腸腰筋】を正しく鍛えて100歳まで腰が曲がらず元気に歩く!【腸腰筋ストレッチと筋トレのためのイラスト図解剖学】

上半身と下半身(背骨〜骨盤〜大腿骨)をつなぐ唯一の筋肉であり、最強の股関節屈筋として強い力を発揮したり、立位姿勢保持筋としても重要な役割をしている【腸腰筋】の解剖学(起始・停止・作用・神経支配)をイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【腸腰筋】は存在しない?腸腰筋はどこにあるどんな筋肉? 【腸腰筋】とはひとつの筋肉の名称ではなく、作用や走行が類似している「腸骨筋」「大腰筋」「小腰筋」の3つの筋肉をまとめた名前です。 筋肉名 腸腰筋 腸骨筋 大腰筋 小腰筋 ふりがな ちょうようきん ちょうこつき ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/14

【橈骨と尺骨】前腕の骨(2本)【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

近位端は「上腕骨」と「肘関節」を、「遠位端」は「手根骨」と「手関節」を作っている上肢中間(肘から手首まで)にある二本の骨【橈骨と尺骨】骨解剖学解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【橈骨と尺骨】前腕の骨とは?どこにあるどんな骨? 手首から肘までの範囲を「前腕」と呼びますが、前腕は【橈骨と尺骨】が骨格の軸となっています。 骨名 ふりがな 特徴など 橈骨 とうこつ 前腕親指側(外側)の骨 尺骨 しゃっこつ 前腕の小指側(内側)の骨 【橈骨】解剖学構造 【橈骨】は前腕にある二つの骨 ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/14

【上腕骨】二の腕骨の構造【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

「上肢」と「体幹」を繋ぐ「二の腕」の骨で、「肩関節」や「肘関節」の構成要素となる【上腕骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【上腕骨】とは?どこにあるどんな骨? 【上腕骨】は、いわゆる「二の腕」部分で、力こぶの筋肉(上腕二頭筋)がついている骨です。 【上腕骨】は、「体幹(胴体)」と「上肢(腕〜手)」を繋いでいて、上肢骨の中では一番大きく長い骨です。 【上腕骨】解剖学構造 【上腕骨】は、長い骨幹と特徴的な両端を持つ上肢最長の長骨で、上端は「肩関節」下端は「肘関節」の構 ...

骨(ほね)解剖学

2023/1/3

【手根骨・中手骨・手指骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

料理や工作など細かい作業ができるように複数の骨で構成される手首〜指先までの範囲にある骨【手根骨・中手骨・手指骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【手根骨・中手骨・手指骨】とは? どこにあるどんな骨? 私たちの手首から指先までの範囲には、片手で27個(両手合わせると54個)もの骨があり、大きく3つに分類できます。 名称 特徴 関節など 手根骨(合計8個) 手首と繋がる手の近位端にある骨 橈骨手根骨関節(手関節)手根中央関節手根間関節 中手骨(合計5個) 手のひらや手 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

【胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)】と【鎖骨】構造と役割【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】

心臓や肺など生命維持に重要な臓器が収まる空間(胸腔)を作り、上肢(腕)を体幹につなげる骨構造【胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)】と【鎖骨】骨解剖学をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【胸郭】とは?「胸壁・胸郭・胸腔」の違いは? 「胸郭」「胸壁」「胸腔」と似たような言葉がいくつかありますが、それぞれの違いをまず整理しましょう。 名称 詳細 胸壁 「左右の肋骨」「背骨(胸椎)」「胸骨」で構成される骨構造と骨構造に付着する筋肉や皮膚によって作られる外壁のこと 胸郭 「胸壁」と「横隔膜」によって仕切られた ...

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脳と神経

2023/1/19

『中枢神経(脳と脊髄)疾患』症状の特徴、病理、診断基準、治療法まとめ

中枢神経(脳と脊髄)系に発生する腫瘍の【分類】【症状】【検査・診断・治療】について整理してまとめました。人体の司令塔である脳と脊髄(中枢神経系)に影響する範囲に腫瘍ができると、生命維持や身体機能の制限や停止に直結するため、早急な対応が必要です。 大脳特定部位の病変 パーキンソン病(大脳基底核の病変) 「パーキンソン病」は、1817年にイギリスのジェームス・パーキンソンという医師がこの病気を「振戦麻痺」として発表したことに由来して名前がついた病気です。 「パーキンソン病」の好発年齢は40歳以降ですが、遺伝性 ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

下腿骨【「脛骨」「腓骨」】と【膝蓋骨】下腿骨の構造〜イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

「膝関節」や「足関節」の構成要素で膝下から足首までの軸となる【下腿の骨(「脛骨」と「腓骨」)】と、「膝関節」構成要素である【膝蓋骨】の骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【下腿骨(「脛骨」「腓骨」)】と【膝蓋骨】とは?どこにあるどんな骨? 【下腿】とは、膝〜足首までの範囲のことで、骨がスネおよびふくらはぎ部分の軸となる骨は【脛骨と腓骨】の2本あります。 【下腿骨】下端部は「くるぶし」として触れることができ、スネの筋肉の少ない部分で簡単に触れることができる骨が【脛骨(い ...

骨(ほね)解剖学

2022/12/28

足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

二本足歩行を行う人間の立位歩行において唯一の接地面となる特殊な足部構造を作る【足根骨・中足骨・足趾骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】とは?どこにあるどんな骨? 足部(足首以下)は、立位歩行時に地面や床と接する面を作る複数の小さな骨の集合体で構成されていて、その構造や役割から大きく3つに分類できます。 分類 特徴 含まれる骨 足根骨 かかとや土踏まずなどを構成する骨 近位列:踵骨・距骨遠位列:舟状骨・内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状 ...