【小指伸筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【小指伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【小指伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小指伸筋】は、「腕橈骨筋」「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「尺側手根伸筋」「総指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類される筋肉で、第5指の独立した伸展に作用します。 【小指伸筋】が第5指の独立した伸展に作用できることで、他の4指と区別して小指だけの伸展が可能になります。 【小指伸筋】起始停止 【小指伸筋】は、「上腕骨外側顆」から「総指伸筋」内側を走行して、「第 ...
「神経構造」「神経伝達の仕組み」「神経路(感覚・運動・反射)」「神経障害の分類と種類」まとめ
人体はコントロールセンターである「脳(神経の集合体)」と身体パーツをつなぐ神経経路による巨大なネットワークシステムのようなもの。 人体の連絡網である神経を細胞レベルまで分解し、神経伝達を理解する上で重要な「ニューロン」「シナプス」「神経伝達物質」「主要神経路」「反射機能」「神経障害の種類や分類」について整理して説明します。 「神経」情報伝達の仕組み 情報の伝達(報・連・相)は、仕事においても人間関係においても重要なものですが、人体の生命維持やあらゆる活動にも必要不可欠です。 人体は、脳を司令塔として複数の ...
「質の高い睡眠でぐっすり!」スマホ疲れや脳疲れを解消!毎日スッキリ元気に過ごすための睡眠方法
現代人の生活はスマホやインターネットの普及などで便利になる一方で、 睡眠時間確保がおろそかになったり、質の高い睡眠を妨害する要素が増えたため、睡眠の悩みを持つ人が急増しています。 睡眠の質が低下したり、必要な睡眠時間が不足すると、日中活動のパフォーマンスが低下するだけでなく、心身の健康に異常を来たし、日常生活もままならない状態になってしまうこともありますので、「睡眠」を正しく理解し、良い睡眠を十分な時間確保できる工夫を取り入れてください。 現代人の睡眠問題:「量」よりも「質」低下 睡眠は「量」と「質」の両 ...
「頑張らないから成功する!正しいダイエット」痩せて健康になる超簡単ダイエット方法
次々と登場する「新しい」ダイエットを追いかけ続け心も体もボロボロな「ダイエット法難民」になっていませんか? 脳や身体の機能を上手く活用して人間の本来の機能を正しく理解すれば、一生無理なく続けられる正しい効果的なダイエットになりますし、その基本原理は仕事や勉強などの目標達成にも応用できます! 巷の「ダイエット法」で痩せないのはなぜ? 「ダイエットは頑張ること」だと誤解していませんか? 「ダイエットが成功しないのは意思が弱いせい」だと思っていませんか? 次々と登場する「新しい」ダイエットを追いかけ続ける「ダイ ...
【小趾対立筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
小趾(第5趾)の外転と屈曲に作用する【小趾対立筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【小趾対立筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小趾対立筋】は足底外側部にある小さな筋肉で、「小趾外転筋」「短小趾屈筋」と共に足底外側筋群(小趾球筋)に、また「短母趾屈筋」「母趾内転筋」「短小趾屈筋」と共に足底筋第3層の筋肉に分類されます。 【小趾対立筋】は「第5趾の外転と屈曲」に作用しますが、「短小趾屈筋」の延長とみなされることもあります。 【小趾対立筋】起 ...
【短母趾伸筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【短母趾伸筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短母趾伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短母趾伸筋】は、「短趾伸筋」と共に背側筋膜に覆われた足背部の内在筋(足背に筋腹がある筋肉)に分類される短い筋肉です。 【短母趾伸筋】は、足背筋群最内側の筋肉で、下腿に筋腹がある「長母趾伸筋」の働きをサポートするように母趾伸展に作用します。 【短母趾伸筋】の母趾伸展は、他の足趾伸筋群と協調的に作用し、歩行やランニングの際につま先が地面に引っかからない ...
【アウターユニットとは?】正しい体幹トレーニング(鍛え方)のためのイラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学
【アウターユニット】とは、「インナーユニット」を補強して体幹軸(コア)を安定させつつ、姿勢やバランスを維持し、関節運動を開始をサポートする運動学的な筋肉のつながりのことです。 コア強化とパフォーマンス改善のための必須知識【アウターユニット】の解剖学構造や役割についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【アウターユニット】とは? 【アウターユニット】とは、背骨と腹腔を安定させて運動の軸を作る機能構造である「インナーユニット」の表層にある筋肉群が作る機能構造のことで、以下の4つのシステム体系に分 ...
【短趾伸筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【短趾伸筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短趾伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短趾伸筋】は、「短母趾伸筋」と共に背側筋膜に覆われた足背内在筋肉群(足背部に筋腹がある筋肉)に分類される薄い筋肉です。 【短趾伸筋】は、「長指伸筋」など足趾(つま先)伸展に作用する筋肉と協調的に作用し、つま先の伸展運動に貢献しています。 【短趾伸筋】起始停止 【短趾伸筋】は、踵骨上外側面・骨間距踵靱帯・下伸筋支帯と3つの部位から起始し、外側から内側に向 ...
【足底筋(下腿後面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「腓腹筋」とほぼ同じ走行で「腓腹筋」深層を走行する細長い筋肉【足底筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【足底筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【足底筋】は、膝裏からふくらはぎにかけて7-10 cmほどの紡錘状の筋腹と下に伸びる細い腱部分で構成されている細長い筋肉で、「腓腹筋」や「ヒラメ筋」と共に下腿後面表層の筋肉群に分類されます。 ほとんどの哺乳類で足底腱膜に停止するため【足底筋】と呼ばれていますが、人類の場合は「踵骨」後面に停止しています ...
【錐体筋】腹筋筋トレとストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
シックスパックの筋肉である「腹直筋」と共に腹壁前面を強化し、腹圧が必要な活動(呼吸・排泄・発声など)をサポートする【錐体筋】を効果的に鍛えるための解剖学知識(作用・起始停止・神経支配など)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【錐体筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【錐体筋】は白線の両側にある三角形の小さな筋肉で、「腹直筋」と共に「前腹筋群」に分類されます。 読み方(ふりがな) 英語 錐体筋 すいたいきん Pyramidalis 【錐体筋】単独では機能を持たず、白線を緊張させる ...
【腹筋の種類】一覧まとめ〜腹筋とはどこにあるどんな筋肉?〜【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
【腹筋】の分類、種類、名称、解剖学構造(起始・停止・作用・神経支配)、読み方や英語名、正しい筋トレやストレッチ方法などをまとめました。 【腹筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【腹筋】は名前の通りお腹周り(腹腔:胸郭下から骨盤までの間)を前後左右から覆う筋肉群で、「前面(前腹筋群)」「側面(側腹筋群)」「後面(後腹筋群)」に分類できます。 筋肉 詳細 前腹筋群 腹直筋 前面表層にある6パックの筋肉 錐体筋 前面下方の小さな筋肉 側腹筋群 腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋) 斜めに走行する横腹の筋肉 ...
【棘間筋(頸棘間筋・胸棘間筋・腰棘間筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
最深層にある小さい筋肉ながら姿勢調整と背骨の安定に重要な役割を果たす【棘間筋】についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【棘間筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【棘間筋】は隣接する椎骨の棘突起間(直上の棘突起)を繋いでそれぞれを近接させる作用を持つ小さな筋肉で、最深層にある小さい筋肉ながら姿勢調整と背骨の安定に重要な役割を果たしています。 【棘間筋】は内因性背筋群の中では最深層部にある筋肉で、「横突棘筋」(多裂筋・回旋筋・半棘筋)の深層内側に位置し、棘間靭帯の両側にひとつづつ対になって頸椎 ...
【横突間筋(内側横突間筋・外側横突間筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
椎骨横突起間を走行する細い筋肉束で、筋紡錘の数が多く脊椎間の動きを感知して運動を調整する背骨のセンサーのような働きをする最深層部にあるインナーマッスル【横突間筋】についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【横突間筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【横突間筋】は、椎骨横突起(左右)と直上の椎骨横突起(左右)を繋ぐように、「肋骨挙筋」や「棘間筋」と共に内因性背筋群最深層を走行している細くて短い筋肉群です。 筋肉名 分類 ふりがな 英語名 頸横突間筋 前部 けいおうとつかんきん ぜんぶ Ante ...
【肋下筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
呼吸補助筋(胸郭深層筋)である【肋下筋】の解剖学的構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【肋下筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【肋下筋】は、後胸壁内面で2〜3肋骨をまたいで「内肋間筋」と同じ走行をする薄い筋肉群です。 【肋下筋】は、「肋間筋」「後鋸筋」「肋骨鋸筋」「胸横筋」など共に胸壁の内因性筋肉(深胸筋)に分類され、胸郭を補強しつつ、肋骨を引き下げて呼息を促進する呼吸補助筋として作用します。 【肋下筋】起始・停止 【肋下筋】は、「肋骨角付近の肋骨内面 ...
【胸横筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
胸郭前面深層で「胸骨」と「肋骨」を繋ぐように走行している呼吸補助筋である【胸横筋】の解剖学的構造(起始停止・作用・神経支配)をイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【胸横筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【胸横筋】は胸壁前面内側にある小さな筋肉群(放射状に走行)で、「肋間筋」や「肋骨挙筋」と共に内因性の胸郭筋(深胸筋)に分類され、胸郭の安定および呼吸補助筋として作用します。 【胸横筋】起始・停止 【胸横筋】は、「胸骨体」「胸骨剣状突起」「第4〜7肋骨の肋軟骨」から起始し、拡散するようび放射状に ...
【長母趾伸筋(下腿前面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
母趾と足部関節の運動調整に作用してスムースな歩行や重心移動に貢献している【長母趾伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【長母趾伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長母趾伸筋】は「前脛骨筋」「長趾伸筋」「第三腓骨筋」と共に脛骨前面の筋肉(足関節背屈筋)に分類される、「前脛骨筋」「長趾伸筋」の間にある細い筋肉です。 【長母趾伸筋】の主な作用は「母趾(第1趾)伸展」ですが、他の下腿筋肉を補助しながら複数ある足部関節にも作用し、母趾と足部関節の運動 ...
【鎖骨下筋】筋トレやストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
「鎖骨」を「肩甲帯」に安定させ、鎖骨下の神経や血管を保護する役割がある【鎖骨下筋】の解剖学的構造(起始停止、作用、神経支配など)をイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【鎖骨下筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【鎖骨下筋】は、名前の通り、胸壁前面鎖骨下にある短い三角形の筋肉です。 【鎖骨下筋】は小さな筋肉ながら「肩甲帯における鎖骨の安定」や「鎖骨骨折時に鎖骨下の神経や血管を保護」「鎖骨の脱臼予防」など解剖学上重要な役割があります。 【鎖骨下筋】起始停止 【鎖骨下筋】は、「第1肋骨の胸骨端(肋軟 ...
【肋骨挙筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(起始停止や作用)
胸郭背面で胸椎と肋骨をつなぐように走行する小さな呼吸補助筋【肋骨挙筋】はについてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【肋骨挙筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【肋骨挙筋】は、胸壁後面にある胸椎と隣接する肋骨を繋ぐ12対(C7 - T12)の小さな三角形の筋束の集合体です。 読み方/ふりがな 英語 肋骨挙筋 ろっこつきょきん Levatores Costarum Muscle 【肋骨挙筋】は、「肋間筋」「上後鋸筋」「下後鋸筋」「胸横筋」と共に胸郭内部(内因性)の筋肉に分類される他 ...
【短母趾屈筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【短母趾屈筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短母趾屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短母趾屈筋】は、「母趾内転筋」「短小趾屈筋」「小趾対立筋」と共に足底筋群第3層に分類される筋肉で、機能(位置)的には「母趾内転筋」「母趾外転筋」と共に足底内側筋群(母趾球筋)に分類されます。 【短母趾屈筋】は足裏の母趾球を構成する筋肉のひとつで、「母趾末節骨底」に付着する「長母趾屈筋」と相乗的に作用して、「足の縦アーチ形成」や「母趾屈曲運動(第1趾 ...
【母趾内転筋(足の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【母趾内転筋】解剖学構造構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【母趾内転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【母趾内転筋】は、「短母趾屈筋」「短小趾屈筋」「小趾対立筋」と共に足底筋足底筋第3層に、機能(位置)的には、「母趾外転筋」「短母趾屈筋」と共に足底内側(母趾球筋)に分類される筋肉です。 【母趾内転筋】横頭は「横足弓(足の横アーチ)」、斜頭は「縦足弓(足の縦アーチ)」の形成要素となり、名前の通り「母趾内転」作用で歩行や運動時の衝撃を和らげたり、立位バラ ...
【茎突舌骨筋(舌骨上筋群)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「側頭骨」と「舌骨」をつなぐ走行で嚥下や呼吸時の「舌骨」および「舌」の動きに作用する【茎突舌骨筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【茎突舌骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【茎突舌骨筋】は、頸部前面深層の筋肉群のうち、「顎二腹筋」「オトガイ舌骨筋」「顎舌骨筋」と共に「舌骨上筋」に分類される筋肉です。 「舌骨上筋」とは、「舌骨」を「下顎骨」と「頭蓋底」に接続して「口腔底」を構成する筋肉群のことで、名前の通り舌骨より上位にあり、「舌骨挙上(嚥下 ...
【顎舌骨筋(舌骨上筋群)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「口腔底と舌骨挙上」と「下顎の引き下げ」に作用して咀嚼嚥下をサポートしているシート状の筋肉【顎舌骨筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【顎舌骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【顎舌骨筋】は、頸部前面深層の筋肉群のうち、「顎二腹筋」「オトガイ舌骨筋」「茎突舌骨筋」と共に「舌骨上筋」に分類される筋肉です。 「舌骨上筋」とは、「舌骨」を「下顎骨」と「頭蓋底」に接続して「口腔底」を構成する筋肉群のことで、名前の通り舌骨より上位にあり、「舌骨挙上(嚥 ...
【オトガイ舌骨筋(舌骨上筋群)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「オトガイ(下顎の先端)」と「舌骨」をつなぐ走行で、発声や嚥下中の「口腔底」と「舌骨」の動き調整に作用する【オトガイ舌骨筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【オトガイ舌骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【オトガイ舌骨筋】は、頸部前面深層の筋肉群のうち、「顎二腹筋」「茎突舌骨筋」「顎舌骨筋」と共に「舌骨上筋」に分類される筋肉です。 「舌骨上筋」とは、「舌骨」を「下顎骨」と「頭蓋底」に接続して「口腔底」を構成する筋肉群のことで、名前の通り舌骨よ ...
【顎二腹筋(舌骨上筋群)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
二腹で「顎下」から「側頭骨」まで走行して咀嚼嚥下補助筋として作用する【顎二腹筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【顎二腹筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【顎二腹筋】は、頸部前面深層の筋肉群のうち「オトガイ舌骨筋」「茎突舌骨筋」「顎舌骨筋」と共に「舌骨上筋」に分類される筋肉です。 「舌骨上筋」とは、「舌骨」を「下顎骨」と「頭蓋底」に接続して「口腔底」を構成する筋肉群のことで、名前の通り舌骨より上位にあり、「舌骨挙上(嚥下)」と「咀嚼(開口)」 ...
【足と足趾の筋肉】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
足部(足底と足背)内に筋腹がある【足と足趾の筋肉(足部内在筋)】の名前、種類、分類(層と機能)、解剖学構造(起始・停止・作用・神経支配など)、足部のアーチ構造や人間特有の役割について一覧にまとめました。 【足と足趾の筋肉】種類と名前一覧(リスト) 【足と足趾の筋肉】と、二本足歩行や立位動作において全身を支える足部構造内に筋腹を持つ筋肉群で、足背筋にある「短母趾伸筋」「短趾伸筋」と足底部にある「母趾外転筋」「短趾屈筋」「小趾外転筋」「足底方形筋」「虫様筋」「短母趾屈筋」「母趾内転筋」「短小趾屈筋」「小趾対立 ...
【外側翼突筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「側頭筋」と「咬筋」の深層で「蝶形骨」と「顎関節」をつないで咀嚼運動に作用する【外側翼突筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【外側翼突筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【外側翼突筋】は「側頭筋」「咬筋」「内側翼突筋」と共に「咀嚼筋」に分類される筋肉で、「頭蓋骨の側頭下窩」に2頭の扇形筋腹を構成します。 【外側翼突筋】は両側同時に収縮すると「下顎の下制御とプロトラクション」に、片側収縮すると「下顎の回転」に作用し、他の「咀嚼筋」との相乗作用で咀 ...
【内側翼突筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「下顎骨」内側から「下顎」を強く引く軸を作るような走行で咀嚼運動を円滑にする【内側翼突筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【内側翼突筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【内側翼突筋】は「側頭筋」「外側翼突筋」「咬筋」と共に咀嚼筋に分類される筋肉で、「下顎骨」「上顎骨」「蝶形骨」「口蓋骨」を繋ぐように4角形の構造をしています。 【内側翼突筋】は、「下顎骨内側」から「下顎」を強く引く軸を作るような走行で、他の「咀嚼筋」と相乗的に作用して、口を閉じて ...
【咬筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「頬骨」と「下顎骨」をつなぐ咀嚼筋で、特に閉口に強力に作用する【咬筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【咬筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【咬筋】は「側頭筋」「外側翼突筋」「内側翼突筋」と共に「咀嚼筋」に分類される筋肉です。 【咬筋】は、「頬骨弓」から「下顎角」まで走行する太く厚い四角形筋腹を構成し、顎関節関節包を補強しながら下顎の運動(下顎の挙上とプロトラクション)に強い力を発揮します。 【咬筋】は顎から頬骨についている筋肉のため、【咬筋 ...
【背側骨間筋(手内在筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
第2指〜4指を外転して指の間を広げ、「パー」の形を作る運動でよく働く【背側骨間筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【背側骨間筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【背側骨間筋】とは、手内在筋のうち、「掌側骨間筋」 「虫様筋」と共に「中手筋群(中手骨の間にある筋肉)」に分類される筋肉です。 【背側骨間筋】には、第1〜4中手骨の隣接する側面に付着する4つの筋腹(二腹)を含み、橈側(外側)から尺側(内側)の順で第1〜第4と番号が付けられています。 手の ...
【掌側骨間筋(手内在筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
開いた指を閉じて揃える時に働く【掌側骨間筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【掌側骨間筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【掌側骨間筋】は、手内在筋のうち、「背側骨間筋」 「虫様筋」と共に「中手筋群(中手骨の間にある筋肉)」に分類される筋肉です。 【掌側骨間筋】には、第1,2,4,5中手骨に付着する4つの筋腹(単腹)を含み、橈側(外側)から尺側(内側)の順で、第1〜第4掌側骨間筋まで順番に番号が付けられています。 手の骨間筋は2つあり、掌側にあ ...
【小指外転筋(小指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
小指球最内側の筋肉【小指外転筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【小指外転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小指外転筋】は、「小指外転筋」「短小指屈筋」「小指対立筋」と共に小指球筋に分類され、小指の(他の4指から)独立した運動(外転・屈曲・外旋・対立およびそれらの組み合わせ)に作用し、握る、つまむ、離すなど手の巧緻性向上に貢献しています。 【小指外転筋】の主な作用は小指外転ですが、小指屈曲にも関与してバスケットボールなど大きな物を指を広げて ...
【短小指屈筋(小指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「小指外転筋」「小指対立筋」と共に小指球(掌小指側の膨らみ)を形成する筋肉【短小指屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。す。 【短小指屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短小指屈筋】は、「小指外転筋」「小指対立筋」と共に小指球筋に分類され、小指の(他の4指から)独立した運動(外転・屈曲・外旋・対立およびそれらの組み合わせ)に作用し、握る、つまむ、離すなど手の巧緻性向上に貢献しています。 【短小指屈筋】の主な作用は「第5中手指節間関節の屈曲」で ...
【小指対立筋(小指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
小指球を構成する筋肉のひとつで、母指対立筋と一緒に作用して小指と親指を近づける運動(対立)に作用する【小指対立筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【小指対立筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小指対立筋】は、「小指外転筋」「短小指屈筋」と共に小指球筋に分類され、小指の(他の4指から)独立した運動(外転・屈曲・外旋・対立およびそれらの組み合わせ)に作用し、握る、つまむ、離すなど手の巧緻性向上に貢献しています。 【小指対立筋】は小指球を構成する他 ...
【母指対立筋(母指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
母指と他の指を合わせる(対立させる)運動に作用して物を掴むときに活躍する【母指対立筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【母指対立筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【母指対立筋】とは、手の外側(橈側・親指側)で親指下あたりに小さな筋腹の隆起(母指球)を作る短い手内在筋(母指球筋)のひとつで、「母指球筋」には、「母指内転筋」「短母指外転筋」「短母指屈」「母指対立筋」の4筋が含まれます。 【母指球筋】に分類される筋肉はそれぞれ異なる手根骨から母指遠 ...
【母指内転筋(母指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
母指(親指)を示指(人差し指)に近づけたり指の間を閉じるときに活躍する筋肉【母指内転筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【母指内転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【母指内転筋】とは、手の外側(橈側・親指側)で親指下あたりに小さな筋腹の隆起(母指球)を作る短い手内在筋(母指球筋)のひとつで、「母指球筋」には、「母指内転筋」「短母指外転筋」「短母指屈」「母指対立筋」の4筋が含まれます。 【母指球筋】に分類される筋肉はそれぞれ異なる手根骨から母指 ...
【短母指外転筋(母指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
スマホ操作で酷使しがちな親指の独立した外転運動(他の指や掌から離す)に作用する筋肉 【短母指外転筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短母指外転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短母指外転筋】は、手の外側(橈側・親指側)で親指下あたりに小さな筋腹の隆起(母指球)を作る短い手内在筋(母指球筋)のひとつで、「母指球筋」には、「母指内転筋」「短母指外転筋」「短母指屈」「母指対立筋」の4筋が含まれます。 【母指球筋】に分類される筋肉はそれぞれ異なる ...
【短母指屈筋(母指球筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
母指を単独で屈曲させかつ掌側へ引き込む作用があり、親指を握り込む「グー」の手を作る時や物を掴むときなどに活躍する【短母指屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【短母指屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短母指屈】とは、手の外側(橈側・親指側)で親指下あたりに小さな筋腹の隆起(母指球)を作る短い手内在筋(母指球筋)のひとつで、「母指球筋」には、「母指内転筋」「短母指外転筋」「短母指屈」「母指対立筋」の4筋が含まれます。 母指球筋に分類される筋 ...
【前腕筋肉】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
「前腕」に主要な筋腹を持つ筋肉群を【前腕筋肉】としてまとめ、名前、種類、分類、解剖学構造(起始・停止・作用・神経支配)を一覧で整理しました。 【前腕に筋腹を持つ筋肉】とは? 「上腕骨」または「前腕の骨」から起こり「前腕」に主要な筋腹を持つ【前腕筋肉】は、前腕の太さや形状を決める筋肉であり、家事など日常生活からラケットスポーツ、野球、ゴルフ、家事、腕相撲など前腕・手首・手指の細かい動きや調整、パワーが必要な時に広範囲に活躍します。 「前腕」に主要な筋腹を持つ【前腕筋肉】のほとんどは、手根(手首)を越え手内の ...
【示指伸筋(前腕後面深層筋)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【示指伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【示指伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【示指伸筋】は、「回外筋」「長母指外転筋」「短母指伸筋」「長母指伸筋」と共に前腕後面深層筋群に分類され、名前の通り人差し指(示指)の独立した伸展(伸ばす)で、「指す」動作を可能にする筋肉です。 【示指伸筋】が、4指を同時を伸ばす「総指伸筋」とは別に存在することで、人差し指だけを伸ばす運動(指を指す)が可能になります。 【示指伸筋】起始停止 【示指伸筋】は、「尺骨遠 ...
【短母指伸筋(前腕後面深層筋)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【短母指伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【短母指伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短母指伸筋】は、「回外筋」「長母指外転筋」「短母指伸筋」「長母指伸筋」「示指伸筋」と共に前腕後面深層筋群に分類されますが、その中でも【短母指伸筋】「長母指外転筋」「長母指伸筋」の3筋は母指(親指)に特化して作用する筋肉です。 【短母指伸筋】は、「長母指伸筋」と相乗的に作用して母指の独立した伸展運動に作用する他、前腕後面筋群と相乗的に作用して、「橈骨手根関節に ...
【長母指伸筋(前腕後面深層筋)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【長母指伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【長母指伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長母指伸筋】は、「回外筋」「長母指外転筋」「短母指伸筋」「示指伸筋」と共に前腕後面深層筋群に分類され、その中でも【長母指伸筋】「短母指伸筋」「長母指伸筋」の3筋は母指(親指)に特化して作用する筋肉です。 【長母指伸筋】は、前腕に筋腹を持ちながら長い腱を有して「母指の独立した伸展運動」に作用する筋肉です。 また、他の前腕後面筋群と相乗的に作用して、「橈骨手根関 ...
【長母指外転筋(前腕後面深層筋)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【長母指外転筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【長母指外転筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長母指外転筋】は、「回外筋」「長母指伸筋」「短母指伸筋」「示指伸筋」と共に前腕後面深層筋群に分類される筋肉です。 その中でも【長母指外転筋】「短母指伸筋」「長母指伸筋」の3つは母指(親指)に特化して作用する筋肉です。 【長母指外転筋】の主な作用は、「第1手根中手関節における母指外転と伸展」です。 また、「短母指伸筋」「短母指伸筋」など母指伸筋群と相乗的に ...
【回外筋(前腕後面深層筋)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【回外筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【回外筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【回外筋】は、「長母指外転筋」「短母指伸筋」「長母指伸筋」「示指伸筋」と共に前腕後面深層筋群に分類され、橈骨近位部を囲むように走行して「尺骨」とつながり、「前腕回外に作用」する筋肉です。 【回外筋】は、「円回内筋」の拮抗筋として、また、「上腕二頭筋」の「回外作用」と相乗的に働いて、「ジャムの瓶のフタを回す」「ドライバーを回す」などの日常動作、バトミントンやバレーなど前 ...
【総指伸筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
4本の指を同時伸展させる唯一の筋肉【総指伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【総指伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【総指伸筋】は、「腕橈骨筋」「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「尺側手根伸筋」「小指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類される最強かつ最表層にある指伸筋です。 【総指伸筋】は4本の指を同時に伸展させる唯一の筋肉であり、指伸筋の中では最も表層あり、手指の屈曲力も最大です。 【総指伸筋】起始停止 【総指伸筋】は「上腕骨外側顆」の共通腱 ...
【尺側手根伸筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【尺側手根伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【尺側手根伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【尺側手根伸筋】は、「腕橈骨筋」「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「総指伸筋」「小指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類される筋肉で、その中でも一番内側(尺側)にあります。 【尺側手根伸筋】は、手首の背屈(伸展)や尺屈(内転)に作用し、グリップ(握力)を高めたり、ゴルフやバッドスイング、釘を打つ、テニスのバックハンドなど手首での調整が重要な運動で活躍してい ...
【長橈側手根伸筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【長橈側手根伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【長橈側手根伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長橈側手根伸筋】は、「腕橈骨筋」「短橈側手根伸筋」「総指伸筋」「尺側手根伸筋」「小指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類される筋肉で、他の前腕後面筋群(手首伸筋群)と共に手首を伸展する運動で強く作用します。 【長橈側手根伸筋】は、テニスのバックハンドなどのように前腕回内位で手首を伸展する運動で強く作用し、使いすぎ症候群であるテニス肘(長橈側手根伸筋およ ...
【短橈側手根伸筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【短橈側手根伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【短橈側手根伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【短橈側手根伸筋】は、「腕橈骨筋」「長橈側手根伸筋」「総指伸筋」「尺側手根伸筋」「小指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類され、並走する「長橈側手根伸筋」と協力して、物を掴む動作を最大化させたり、テニスのバックハンドなど手首を伸展しながら握力を出すような動作をでよく働く筋肉です。 物を掴んだり持ち上げたりするの手首の背屈動作など、日常でも多用される筋肉な ...
【腕橈骨筋(前腕後面表層筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【腕橈骨筋】 解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【腕橈骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【腕橈骨筋】は、「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「総指伸筋」「尺側手根伸筋」「小指伸筋」と共に前腕後面表層筋群に分類される筋肉ですが、走行も機能もかなり特殊です。 【腕橈骨筋】の主な作用は「前腕回内位での肘屈曲」で、腕相撲やコップを持ち上げる運動などで大活躍します。 前腕後面表層筋群に分類される筋肉のうち、上腕骨外側や外側上顆から始まる筋肉のほとんどが手首や ...
【上腕筋肉】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
上腕(肩と肘の間)に筋腹を持ち、「肘関節」や「肩関節」の保護や運動に作用する筋肉群の名前、分類、種類、解剖学構造(起始・停止・作用・神経支配)確認できるように一覧にまとめました。 【上腕筋肉】とは?筋肉の名前と分類(役割) 肩と肘の間に主要な筋腹がある筋肉を【上腕筋肉】は、「屈筋群(前面)」と「伸筋群(後面)」の2種類に分類できます。 分類 筋肉 ふりがな 英語名 上腕前面肘関節屈筋群筋皮神経支配 上腕二頭筋 じょうわんにとうきん biceps brachii 烏口腕筋 うこうわんきん coracobra ...
【上腕三頭筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
腕の裏側(二の腕)にある唯一の筋肉【上腕三頭筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明していますので、正しい知識で効果的に腕の引き締めやボディメイクをしましょう。 【上腕三頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【上腕三頭筋】は、上腕後面(いわゆる二の腕:力こぶの反対側)に分類される唯一の筋肉で、上腕後面全域に大きな筋腹を構成しています。 【上腕三頭筋】は、上腕にある三頭で起始する筋肉のため、【上腕三頭筋】という名前が付けられています。 【上腕三頭筋】の3つの起始 ...
【肘筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
運動時に関節包が関節に引き込まれないように緊張させる肘関節サポーターとして機能する【肘筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【肘筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【肘筋】は「上腕骨遠位端」から「尺骨近位端」へ「肘関節」後面を覆うように走行して三角形の筋腹を持ち、「腕尺関節関節包」および「尺骨」に働きかけて「肘関節」を守りつつ、「上腕三頭筋」の肘伸展作用を促進するサポーターのような役割をしている筋肉です。 【肘筋】は、位置的に「腕橈骨筋」「長橈 ...
【長母指屈筋(前腕前面深層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
母指IPの独立した屈曲運動に作用する唯一の筋肉【長母指屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【長母指屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長母指屈筋】は、「深指屈筋」「方形回内筋」と共に前腕前面深層の筋肉群に分類され、前腕前面表層筋群の深層(骨の近く)に存在します。 【長母指屈筋】は母指IPの独立した屈曲運動に作用する唯一の筋肉として「深指屈筋」と並走し、握る動作に大きく貢献しています。 【長母指屈筋】起始停止 【長母指屈筋】は、「橈骨」および周辺 ...
【方形回内筋(前腕前面深層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【方形回内筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【方形回内筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【方形回内筋】は、「深指屈筋」「長母指屈筋」と共に前腕前面深層の筋肉群に分類され、前腕前面表層筋群の深層(骨の近く)遠位端に四角の筋腹を持つ筋肉です。 【方形回内筋】の主な作用は前腕(橈尺関節)回内で、「ジャムの瓶のフタを回す」「ドライバーを回す」「ピッチャーがシュートボールを投げる」時など、手首での調整が必要な日常動作スポーツなどに貢献している筋肉で、遠位前 ...
【上腕筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
力こぶの筋肉として有名な「上腕二頭筋」以上に肘屈曲に強力かつ常時作用する筋肉:【上腕筋】の解剖学構造についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【上腕筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【上腕筋】は、力こぶの筋肉として有名な「上腕二頭筋」の深層にある上腕前部の筋肉です。 「上腕二頭筋」が付着している「橈骨」は回内外で動きますが、【上腕筋】停止する「尺骨」はほとんど動かないため、前腕回内時に作用が低下する「上腕二頭筋」とは異なり、前腕の位置に影響を受けず、前腕の位置にかかわらず一定のパフォーマンス ...
【浅指屈筋(前腕前面表層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
物を握る動作(握力を出す運動)で最も強く働き、しっかりとした筋腹で前腕の形(腕の太さ)にも影響する【浅指屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【浅指屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【浅指屈筋】は、「円回内筋」「橈側手根屈筋」「尺側手根屈筋」「長掌筋」と共に上腕骨内側上顆から起始する前腕前面浅層の筋群に分類されます。 【浅指屈筋】は、深層にある「深指屈筋」と共に指の屈筋群として強力に作用する筋肉です。 「円回内筋」以外の前腕前面浅層の筋群は共同し ...
【深指屈筋(前腕前面深層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【深指屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【深指屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【深指屈筋】は、「長母指屈筋」「方形回内筋」と共に前腕前面深層の筋肉群に分類され、前腕前面表層筋群の深層(骨の近く)に存在します。 【深指屈筋】は、前腕前面浅層にある「浅指屈筋」や手内筋と共に指屈筋として強力に作用し、物を握る(握力を出す)動作で活躍します。 【深指屈筋】起始停止 【深指屈筋】は、「尺骨」近位部分から広範囲で起始し、「第2~5指末節骨底」まで走行し ...
【上腕二頭筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
腕の筋肉の中でも一番有名な、いわゆる「力こぶ」の筋肉【上腕二頭筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【上腕二頭筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【上腕二頭筋】は上腕前部表層を占める大きく分厚い筋肉で、2頭で起始しているため【上腕二頭筋】と呼ばれます。 腕の筋肉の中でも一番有名な、いわゆる「力こぶ」の筋肉である【上腕二頭筋】は、「肩関節」と「肘関節」をまたぐ構造のため、腕の様々な運動に作用し、特に前腕の「屈曲」と「回外」に強く作用します。 つま ...
【尺側手根屈筋(前腕前面表層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
日常生活ではもちろん、ゴルフや野球のピッチングなど手首の調整が重要なスポーツで活躍する筋肉【尺側手根屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【尺側手根屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【尺側手根屈筋】は、「円回内筋」「橈側手根屈筋」「長掌筋」「浅指屈筋」と共に上腕骨内側上顆から起始する前腕前面浅層の筋群に分類され、その中で最内側(尺側)にある筋肉です。 【尺側手根屈筋】を含む、「円回内筋」以外の前腕前面浅層の筋群は共同して「手首の屈曲(掌屈)」に作 ...
【烏口腕筋】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
肩関節の安定と運動に作用する【烏口腕筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【烏口腕筋】とはどこにあるどんな筋肉? 【烏口腕筋】は腕の前面に細長い筋腹を持つ筋肉で、「肩甲骨烏口突起」から起始して「上腕骨」に停止していることから名前がついています。 【烏口腕筋】は肩関節の屈曲と内転に作用しますが、「上腕骨頭」を関節窩の方向へ寄せて肩甲上腕関節安定させることが主な役割です。 【烏口腕筋】起始停止 【烏口腕筋】は、「肩甲骨烏口突起」から起始し、下外側 ...
【長掌筋(前腕前面表層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【長掌筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【長掌筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長掌筋】は、「円回内筋」「橈側手根屈筋」「尺側手根屈筋」「浅指屈筋」と共に上腕骨内側上顆から起始する前腕前面浅層の筋群に分類され、握りこぶしを作った時に手首で最も目立つ腱である手掌腱につながる筋肉です。 【長掌筋】は、「円回内筋」以外の前腕前面浅層の筋群の共同の作用である「手首の屈曲(掌屈)」に作用する他、何か物を握る際に手掌腱膜を張ることでその下の血管や神経を保護 ...
【橈側手根屈筋(前腕前面表層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【橈側手根屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【橈側手根屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【橈側手根屈筋】は、「円回内筋」「尺側手根屈筋」「長掌筋」「浅指屈筋」と共に上腕骨内側上顆から起始する前腕前面浅層の筋群に分類される筋肉です。 「円回内筋」以外の前腕前面浅層の筋群は共同して手首の屈曲(掌屈)に作用しますが、その中でも【橈側手根屈筋】は最強の手首の屈曲(掌屈)筋で、前腕回内位で特に強く作用する他、手首外転(橈屈)にも作用します。 【橈側手根 ...
【下半身トレ解剖学】お尻・股関節・太ももを鍛えるトレーニングの正しいやり方イラスト図解!
【下半身(お尻・股関節・太もも中心)】を鍛えるトレーニングやエクササイズ効果を最大限高める解剖学と運動学についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 正しいトレーニングの基礎知識 【下半身(お尻・股関節・太もも中心)】を鍛えるトレーニングやエクササイズでも、上半身を含む準備姿勢の作り方や全身の筋肉連動を意識した動かす方向や負荷のかけ方で効果が大きく変わります。 無理のない効果的なトレーニングを行うには、姿勢保持に働く筋肉、主に動作に働く筋肉、補助的に動作に関与する筋肉それぞれの相互作用やバラン ...
【円回内筋(前腕前面表層の筋肉)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
【円回内筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【円回内筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【円回内筋】は、「橈側手根屈筋」「尺側手根屈筋」「長掌筋」「浅指屈筋」と共に前腕前面浅層の筋群に分類され、その中で最外側(橈側)にある筋肉です。 【円回内筋】は、「上腕骨」および「尺骨」から二頭で起始して「橈骨」に停止し、主に「前腕回内」と「肘屈曲」に作用します。 【円回内筋】は、家事やデスクワークなど日常生活でも酷使しがち(継続的に負荷がかかる)なため、夕方に手 ...
【下腿(膝下)筋肉】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(起始停止・作用)】
二本足歩行をする動物としての活動パフォーマンスを高めるために重要な役割をしている【下腿(膝下)に筋腹を持つ筋肉】の名前、種類、分類、解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)や正しいトレーニング方法について一覧にまとめました。 【下腿筋肉】とは?種類と分類 【下腿(膝下〜足首までに主要な筋腹を持つ)筋肉】は、「前面の足首背屈筋群」「後面の足首底屈筋群」「外側にある腓骨筋群」の3つに大きく分類できます。 筋肉群(神経支配) 個別筋肉 前面 足関節背屈筋群(深腓骨神経) 「前脛骨筋」「長趾伸筋」「長 ...
【第三腓骨筋(下腿前面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
捻挫予防や立位動作安定に貢献している【第三腓骨筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【第三腓骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【第三腓骨筋】は下腿外側下部にある筋肉で、「前脛骨筋」「長趾伸筋」「長母趾伸筋」と共に、主に「足関節背屈(足趾伸展)」に作用する下腿前面の筋群に分類されます。 【第三腓骨筋】は小さな筋肉なので力は弱いですが、「距腿関節(足関節)」と「距骨下(距踵)関節」にて背屈と外反に作用します。 【第三腓骨筋】は、外側筋群として分類 ...
【長腓骨筋と短腓骨筋(下腿外側面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
二本足歩行動物である人間固有に進化した筋肉群【長腓骨筋と短腓骨筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【長腓骨筋と短腓骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 下腿外側に筋腹を持つ筋肉群には、【長腓骨筋】と【短腓骨筋】が含まれますが、作用や走行が類似するため「腓骨筋群」とまとめられることもあります。 筋肉名 ふりがな 英語名 長腓骨筋 ちょうひこつきん Fibularis Longus 短腓骨筋 たんひこつきん Fibularis Brevis 【 ...
【長趾伸筋(下腿前面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
スムースな歩行や立位動作に重要な役割を果たす 【長趾伸筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【長趾伸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長趾伸筋】は下腿前面にある羽状の筋肉で、「前脛骨筋」「第三腓骨筋」「長母趾伸筋」と共に下腿前面に筋腹を持つ足首(足趾)伸筋群に分類されます。 【長趾伸筋】は、足背を横切る走行で「足部背屈運動」に作用すると共に、「距骨下関節」「中足趾節関節」「足趾節間関節」も経由するため、「距骨下関節外反」や「足趾伸展」にも作用 ...
【前脛骨筋(下腿前面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
下腿前面(スネ部分)の筋肉【前脛骨筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【前脛骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【前脛骨筋】は下腿前面(スネ部分)にある紡錘状の筋肉で、「第三腓骨筋」「長趾伸筋」「長母趾伸筋」と共に、下腿前面筋(伸筋群)として分類されます。 【前脛骨筋】の主な作用は「足関節(距腿関節)」背屈ですが、「距骨下(距踵)関節」内反にも作用し、歩行や立位での活動、スポーツや運動では、スキーやアイススケートなどで足首から前傾姿勢になる場 ...
【長趾屈筋(下腿後面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
足趾屈曲運動により立位バランスや歩行などの運動に関与する【長趾屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【長趾屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長趾屈筋】は、「脛骨」後面から足裏(足底)を経由して足趾まで走行する長い筋肉で、「膝窩筋」「後脛骨筋」「長趾屈筋」「長母趾屈筋」と共に下腿後面深層の筋肉に分類されます。 【長趾屈筋】は、「距腿関節(足関節)」「距骨下関節」「中足趾節関節」「足趾節間関節」と4つの関節に作用し、主な作用は「足の底屈」と「 ...
【長母趾屈筋(下腿後面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
歩行のしなやかさやダッシュのときの蹴り出す力に作用する【長母趾屈筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【長母趾屈筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【長母趾屈筋】は、下腿後面から足裏を経由して母趾に停止する羽状筋で、「膝窩筋」「後脛骨筋」「長趾屈筋」と共に下腿後面深層の筋肉に分類されます。 【長母趾屈筋】の主な作用は「母趾屈曲(長母趾伸筋の拮抗筋)」ですが、「足の内側縦アーチ」にも関与していますし、「足関節底屈」や「足の内反」にも作用し、歩行のし ...
【後脛骨筋(下腿後面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
足のアーチや足首の安定に作用して立位バランス調整する【後脛骨筋】 解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【後脛骨筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【後脛骨筋】は、「膝窩筋」「長趾屈筋」「長母趾屈筋」と共に下腿後面深層の筋肉に分類されますが、その中でも最も深層かつ中央にある筋肉です。 【後脛骨筋】は、ふくらはぎ深層に筋腹を持ち、腱になって踵の内側を通過して足根骨に付着している(足関節を経由する)ので、「下腿三頭筋」同様「足関節底屈」に作用します。 ま ...
【膝窩筋(下腿後面の筋肉)】イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
「膝関節」を安定させつつ膝ロック解除(屈曲開始)に作用する筋肉【膝窩筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【膝窩筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【膝窩筋】は、名前の通り「膝関節後面膝窩」深層にある小さな筋肉で、「後脛骨筋」「長趾屈筋」「長母趾屈筋」と共に下腿後面深層の筋肉群に分類されます。 【膝窩筋】は膝関節を安定させつつ、膝ロック解除(屈曲開始)に作用する筋肉で、立位保持やスムースな歩行や動作開始に重要な役割があります。 【膝窩筋】起始停止 ...
【上半身トレ解剖学】胸・肩・腕を鍛えるトレーニングの正しいやり方イラスト図解!
【上半身(胸・肩・腕)】を鍛えるトレーニングやエクササイズ効果を最大限高める解剖学と運動学についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 正しいトレーニングの基礎知識 【上半身(胸・肩・腕)】を鍛えるトレーニングやエクササイズでも、下半身を含む準備姿勢の作り方や全身の筋肉連動を意識した動かす方向や負荷のかけ方で効果が大きく変わります。 無理のない効果的なトレーニングを行うには、姿勢保持に働く筋肉、主に動作に働く筋肉、補助的に動作に関与する筋肉それぞれの相互作用やバランスをきちんと把握すること大切 ...
【顎関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】
頭蓋(頭および顔部分)唯一の可動関節【顎関節(側頭下顎関節)】の運動方向や可動域(ROM)についてイラスト図解を用いてわかりやすくまとめました。 【顎関節(側頭下顎関節)】とは?どこにあるどんな関節? 頭や顔の骨である頭蓋はほぼ全てが「不動関節(縫合)」ですが、「側頭骨」に対する「下顎骨」で構成される【顎関節(側頭下顎関節)】だけは「可動関節」です。 【顎関節(側頭下顎関節)】は耳の前あたりにあり、口を開閉することで関節面での動きを触れることができ、口の開閉および摂食や咀嚼において不可欠な関節運動です。 ...
【関節】とは?関節の種類と運動方向(運動面)の基礎知識まとめ
骨と骨をつないで姿勢や運動軸を作る【関節】の解剖学構造や運動学(運動方向や可動域に関するメカニズム)について、イラスト図解を使ってわかりやすく整理しています。 【関節】とは? 【関節】とは骨と骨の間を繋ぐ(骨格を結びつける)構造で、姿勢や運動する時の身体のあり方(軸や運動方向)を決める主要要素で、可動域または結合組織構造により、それぞれ大きく3種類に分類できます。 人体には複数の骨と骨の結合である【関節】があり、「関節包」「筋肉(骨格筋)」「靭帯」などの組織にサポートされながら、運動や姿勢(ポジション)維 ...
【骨盤とお尻の筋肉】名前と種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
姿勢や運動を安定させる股関節(上半身と下半身をつなぐ関節)および骨盤周囲に筋腹を持つ筋肉とお尻の筋肉(臀筋)を一覧にまとめ、分類、名前、起始停止、作用、神経支配などをイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【骨盤とお尻の筋肉】分類 【骨盤とお尻の筋肉】を、「骨盤内に主要筋腹がある内寛骨筋(腸腰筋群と骨盤底筋群)」「臀筋(表層と深層)」「股関節から膝関節をまたぐ調整役の2関節筋」に分類して整理しました。 筋肉群 筋肉 内寛骨筋 腸腰筋群 【腸骨筋】【大腰筋】【小腰筋】 骨盤底筋群 臀 ...
【手首・手・手指関節】運動方向(作用とROM)【イラスト図解でわかりやすい運動学と解剖学】
細かい動作ができる【手関節(手首および手部部関節)および手指関節】の運動方向や可動域(ROM)についてイラスト図解を用いてわかりやすくまとめました。 【手首および手指関節】とは?どこにあるどんな関節 【手部(手首〜ゆび先まで)】は左右合わせて54個の骨で構成されていて、「隣接する手根骨や手指骨」結合による関節面はもちろん、前腕部との関節や機能(主要な運動方向)関節も定義されていて、細かく複雑な動作がコントロールできるように複数の関節が相互に連動しています。 関節名 関節の種類 要素 手関節(橈骨手根関節) ...
【肩甲挙筋】肩こり解消ストレッチや筋膜リリースのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
肩こりの原因筋としても有名な【肩甲挙筋】の解剖学構造を理解した正しいほぐし方(肩甲挙筋ストレッチや肩甲挙筋マッサージ)を日頃から意識して実践することで、姿勢を整えつつ肩こりを予防解消しましょう。 【肩甲挙筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【肩甲挙筋】は、上部頸椎から肩甲骨上角に向かって走行する細長い筋肉で、名前の通り「肩甲骨を挙上する作用」があります。 【肩甲挙筋】上部は「頭板状筋」と「胸鎖乳突筋」に覆われ、【肩甲挙筋】下部は「僧帽筋」に覆われていて、解剖学的には表在背筋に分類されて背骨の安定や頚部運動に ...
【大円筋】筋トレとストレッチの基礎知識【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
綺麗な逆三角形バックライン(脇の隆起)を作る【大円筋】筋トレやストレッチを効果的に行うために重要な解剖学的構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【大円筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【大円筋】は、「肩甲骨下面」から「上腕骨小結節稜」に向かって走行し、肩関節に作用する厚い筋肉です。 【大円筋】の主な作用は「肩甲上腕関節関伸展と内旋」で「広背筋」とほぼ同じですが、起始部が違うため作用する姿勢や条件が異なってきます。 また、【大円筋】は、「ローテーターカフ」 ...
【小胸筋】ストレッチや筋トレでこりや痛みを解消【イラストでわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
【小胸筋】解剖学的構造(作用、起始停止、神経支配など)を理解した効果的なストレッチでこりをほぐし、正しい筋トレで猫背解消!肩こり知らず!上向きバストや綺麗な姿勢を作りましょう。 【小胸筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【小胸筋】は、「大胸筋」「鎖骨下筋」「前鋸筋」と共に胸郭前面に付着する筋肉群で、バストや胸板の筋肉である「大胸筋」深層にあります。 【小胸筋】は「肩甲骨烏口突起」と「肋骨」をつなぐサスペンダーのような走行をしているため、「肩甲骨」および「胸郭」の動きに作用し、肩関節運動、呼吸、姿勢などに関与 ...
【背筋(背中と背骨の筋肉)まとめ】トレーニングやストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
「背中」「ウエスト」「肩ライン」を構成すると共に、姿勢や脊椎運動に関与する筋肉と上肢(肩甲骨)や肋骨(呼吸)運動に作用する筋肉を含む【背筋群】の名称(名前)と解剖学構造(起始停止・作用・神経支配)を層構造や役割別に分けて一覧にまとめました。 【背筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【背筋】は、「体幹背面部分脊椎全長(後頭部下から骨盤あたり)にわたり存在する筋肉群」のことで、背骨や体幹を安定させながら、腕や脚と体幹の協調的な運動に作用しています。 【背筋】3つの分類 背筋は「内在筋(固有背筋)」か「外来筋」か ...
【肩関節(肩甲帯)の筋肉】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
人体で一番可動範囲や角度が大きい「肩関節複合体」を支えて動かす筋肉群【肩関節(肩甲帯)の筋肉】の名称、分類、解剖学(起始停止・作用・神経支配)を一覧にまとめました。 【肩関節(肩甲帯)の筋肉】とは?構造と役割分類 【肩関節(肩甲帯)の筋肉】とは、肩関節で上肢運動を起こす「上腕骨」と「体幹軸(主に肩甲骨を介して)」を繋ぐ構造で、上腕骨や肩甲骨を体幹に安定させ、肩関節(主に肩甲上腕関節)の運動を起こしたり調整する働きがある筋肉群です。 【肩関節(肩甲帯)の筋肉】は身体の前面および後面から包み込むように重なりあ ...
【菱形筋(大菱形筋・小菱形筋)】ストレッチと筋トレのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
猫背になりがちな姿勢を修正したり、懸垂や腕立て伏せ (プッシュアップ)などの自重筋力トレーニングなどで肩甲骨を安定させる役割がある【菱形筋】の解剖学構造をイラスト図解で正しく理解して効果的な菱形筋ストレッチと菱形筋筋トレをしよう! 【菱形筋(大菱形筋・小菱形筋)】とは?どこにあるどんな筋肉? 【菱形筋】とは、項靭帯および胸椎棘突起と肩甲骨内側縁をつなぐように走行する、名前の通り菱形(四角形)の2つの筋肉が含まれます。 読み方/ふりがな 英語 小菱形筋 しょうりょうけいきん Rhomboid ...
【三角筋】 筋トレとストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
肥大させると逆三角形ボディがデザインしやすくなり、相対的に顔を小さく見せる「小顔効果」も期待できる【三角筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)イラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【三角筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【三角筋】は名前の通り三角形の形をして肩パッドのように肩関節を覆って肩の丸みを作る厚い筋肉で、肩関節を保護したり、腕を前、横、後ろに上げる肩関節運動に(特に外転筋として)作用する力強い筋肉です。 ギリシャ文字の「delta (Δ)」が語源になっていて、日本語でもそのまま【 ...
【生理学】と【解剖学】の違い:正常な身体の仕組みや構造を学ぼう!
人体の構造を知る【生理学】と【解剖学】の違い、また、正常との違いから病気を読み解く「病理学」の定義や違いについてわかりやすくまとめました。 正常の身体の仕組みや構造(人体の解剖学と生理学)を理解していると、病気の原因を突き止めたり、予防や対処方法なども考えられるようになります。 病理学と正常の人間の仕組みを学んで、病気が発信する異常サインを正しく読み取り、病気の予防や早期改善に役立てましょう! 「生理学」と「解剖学」の定義と歴史 「生理学」と「解剖学」の違いを説明する前に、まず「生理学」と「解剖学」の定義 ...
【肩甲下筋(ローテーターカフ)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用・起始停止・ストレッチ・トレーニング)
ローテーターカフの中でも唯一内旋に作用する【肩甲下筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)イラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【肩甲下筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【肩甲下筋】は、胸郭の後外側から上腕骨に向かって走行して肩甲骨の肩甲下窩を埋めるように存在する三角形の強力な筋肉で、腋窩後壁の大部分を構成しています。 筋肉名称 ふりがな 英語 肩甲下筋 けんこうかきん Subscapularis 【肩甲下筋】は、「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」と共にローテーターカフを構成し、肩関節の安定と ...
【小円筋(ローテーターカフ)】 イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用・起始停止・ストレッチ・トレーニング)
ローテーターカフの一部として後下方から肩関節の安定と正常な機能をサポートしている筋肉【小円筋】解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【小円筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【小円筋】は「肩甲骨背面」から「肩甲骨」と「上腕骨」をつなぐように走行し、「棘上筋」「棘下筋」「肩甲下筋」と共にローテーターカフを構成して肩関節の安定性と機能性を支えています。 筋肉名 ふりがな 英語 小円筋 しょうえんきん Teres minor 【小円筋】は、「肩関節外旋」およ ...
【棘下筋(ローテーターカフ)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用・起始停止・ストレッチ・トレーニング)
ローテーターカフ下部の構成要素【棘下筋】 の解剖学的構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【棘下筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【棘下筋】は「肩甲骨棘下窩」から「上腕骨」に向かって走行し、厚く広い筋腹で肩甲骨背側の大部分を占めます。 筋肉名称 ふりがな 英語名 棘下筋 きょくかきん Infraspinatus 【棘下筋】は「棘上筋」「小円筋」「肩甲下筋」と共にローテーターカフを構成して肩関節構造を支える重要な筋肉のひとつで、「僧帽筋」や「三角筋」と「広背 ...
【棘上筋(ローテーターカフ)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用・起始停止・神経支配)
肩関節を包み込むローテーターカフの中でも最も断裂や損傷しやすく、肩の痛み、脱臼、四十肩や五十肩、肩こりなどの原因にもなりやすい筋肉【棘上筋】の解剖学構造(起始停止、作用、神経支配)についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【棘上筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【棘上筋】は、「僧帽筋」の深層で「肩甲骨棘上窩」から「上腕骨」に向かって走行している筋肉で、「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」と共にローテーターカフを構成し、肩関節を上から包み込むように肩関節の安定した機能をサポートしています。 筋肉 ...
【肩甲骨とは?】肩の運動と姿勢のバロメーター【イラスト図解でわかりやすい骨解剖学】
「肩甲骨はがし」や「肩甲骨ストレッチ」などを効果的に行って肩こり予防対策をしたり、肩甲骨周囲筋肉の起始停止を覚えたりするために役立つ【肩甲骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。 【肩甲骨とは?】どこにあるどんな骨? 【肩甲骨】は、人体の大黒柱である「背骨」を挟んで、背中上部に左右対称に存在する翼のような、骨解剖学構造としてもとてもユニークな形状の骨で、「天使の羽」などと呼ばれることもあります。 【肩甲骨】は、腕(上腕骨)を3次元空間で自由に動かす時の支点となる【肩関節 ...
【多裂筋(頚多裂筋・胸多裂筋・腰多裂筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
椎骨間をつないで背骨の安定とスムースな動きをサポートする靭帯のような構造で腹腔(コア)の土台となる「インナーユニット」にも含まれる筋肉【多裂筋】解剖学をイラスト図解を使ってわかりやすく説明しています。 【多裂筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【多裂筋】は、2〜6個の椎骨を橋渡しするように不規則に上行する筋繊維の集合体で、付着している椎骨のエリアによって「頸多裂筋(頸部)」「胸多裂筋(胸部)」「腰多裂筋(腰部)」に分類できます。 読み方(ふりがな) 英語 多裂筋 たれつきん Multifidu ...
【半棘筋(頭半棘筋・頸半棘筋・胸半棘筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
脊髄の保護・脊柱のスムースな動きに関与する背中のインナーマッスル【半棘筋】の解剖学構造をイラスト図解でスッキリ整理して、良い姿勢を保ち、首こり・肩こり・腰痛を予防解消しましょう! 【半棘筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【半棘筋】は、「多裂筋」「回旋筋」と共に「脊柱起立筋群」の内側深層にある背面深層筋のグループである「横突棘筋」に含まれます。 【半棘筋】は付着部位により、「上部:頭半棘筋」「中部:頸半棘筋」「下部:胸半棘筋」に更に分類される場合がありますが、協力してひとつの筋肉のように作用します。 筋名 ...
【回旋筋(頚回旋筋・胸回旋筋・腰回旋筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
椎骨間を短い間隔でつなぐように走行し、姿勢の保持や運動時に背骨の安定を微調整する役割がある【回旋筋】の解剖学構造をイラスト図解でわかりやすく解説しています。 【回旋筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【回旋筋】は、背骨外側に沿って椎骨横突起と棘突起間を走行する四角形の深層筋(インナーマッスル)で、「多裂筋」および「半棘筋」と共に「横突棘筋」に分類されます。 【回旋筋】は名前の通り「背骨の回旋や伸展運動を起こす作用」のある筋肉ですが、筋腹が短いので、関節運動を起こすというより、背骨を安定させるための微調整をす ...
【脊柱起立筋(棘筋・最長筋・腸肋筋)】イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)
首こり・肩こり・腰痛予防のための姿勢改善に重要な背骨周りの筋肉【脊柱起立筋(「腸肋筋」+「最長筋」+「棘筋」)】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【脊柱起立筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【脊柱起立筋】とは、「深部(内因性)背筋中間層」に分類され、「頭蓋底」「頸椎」「胸椎」「腰椎」「骨盤(仙骨や寛骨)」まで背骨(脊柱)全域に沿って走行している縦長の筋肉です。 【脊柱起立筋】は、更に、内側から外側まで3つのグループに分類できます。 ふりがな 英語 全体:脊 ...
【広背筋】筋トレとストレッチのための【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
「猫背」「腰痛」「五十肩」などの原因となる姿勢改善に重要な人体構造の要「背骨」「肩甲骨」「骨盤」をつなぐ背筋:【広背筋】解剖学構造(起始停止・作用・神経支配)についてイラスト図を使ってわかりやすく解説しています。 【広背筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【広背筋】は背中(背部)表面下部を広範囲に覆い、面積は人体筋肉の中で最大です。 【広背筋】は、「僧帽筋」以外のほぼ全ての背筋群を覆っていますが、背筋群の中でも外来筋に分類され、主に「肩甲帯運動」に作用します。 背筋群の中でも最表層にあり、肩甲帯を広く覆う「僧 ...
【胸郭筋肉と胸筋】種類一覧まとめ【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学】
「胸板やバストの土台を作り上肢運動に作用する胸筋」「胸郭(肋骨)運動に作用して呼吸を補助する筋肉(前面および背面)」「胸部と腹部の境にあるメインの呼吸筋であり全ての筋肉のコアとなる横隔膜」を含む【胸郭筋肉と胸筋】の分類、名称、解剖構造や役割を整理できるように、イラスト図解を用いてわかりやすくまとめています。 【胸郭筋肉と胸筋】構造と役割 【胸郭筋肉と胸筋】とは「体幹胸壁に付着する筋肉」のことで、層および機能により以下のように分類できます。 層(大分類) 層(小分類) 筋肉名 前面表層 表層 大胸筋 中間 ...
【後鋸筋(上後鋸筋と下後鋸筋)】呼吸を補助する肋骨背面の筋肉【イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
背面肋骨上にある鋸状の筋肉で、呼吸補助や胸郭の安定に作用する【後鋸筋】の解剖学構造(作用や起始停止など)をイラスト図解を用いてわかりやすく説明しています。 【後鋸筋】とは?どこにあるどんな筋肉 【後鋸筋】は、胸郭背部の上部と下部で背面肋骨(胸郭)と背骨を斜めつなぐように走行する鋸状の筋肉で、上部を【上後鋸筋】、下部を【下後鋸筋】と呼びます。 後面にある鋸状の筋肉なので【後鋸筋】という名前がついていますが、「椎骨棘突起」から「肋骨」に向かって走行するため、「脊柱肋骨筋」などと呼ばれることもあります。 &nb ...
【鼻筋】鼻筋を通すマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
【鼻筋】は、鼻筋ラインや鼻孔(鼻の穴)の大きさなど影響する小鼻と鼻筋周りにある表情筋です。 吸息時にも重要な働きをする【鼻筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【鼻筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【鼻筋】は鼻の背面を覆う左右ペアの筋肉で、それぞれ更に「横部(鼻孔圧迫筋)」と「翼部(鼻孔開大筋)」に別れます。 また、【鼻筋】は、「鼻根筋」「上唇鼻翼挙筋」「鼻中隔下制筋」と共に鼻の形状や働きに作用する筋肉群に分類されます。 【鼻筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名 ...
【鼻根筋】表情筋の鍛え方とマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
【鼻根筋】は鼻の上から眉間に向かって走行している筋肉で、眉間に横シワを作る作用があります。 【鼻根筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【鼻根筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【鼻根筋】は鼻の上から眉間に向かって眉間を埋めるように走行する三角形の小さな筋肉です。 【鼻根筋】はいわゆる「眉をひそめる」時によく働く表情筋で、怒っている時や困っている時に眉間に横シワを作る作用もあります。 【鼻根筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:鼻根筋 ふりがな:びこんきん 英語 ...
【皺眉筋】表情筋の鍛え方とマッサージ【表情筋イラスト図解でわかりやすい筋肉解剖学(作用と起始停止)】
眉を内側(鼻側)下方向に押し下げて眉間に縦シワを作用がある表情筋【皺眉筋】の解剖学構造についてイラスト図解を用いてわかりやすく解説しています。 【皺眉筋】とは?どこにあるどんな筋肉? 【皺眉筋】は「上眼瞼挙筋」「眼輪筋」と共に眼窩周囲の筋肉に分類される表情筋で、左右の眉毛の内側深層に小さい筋腹を構成します。 【皺眉筋】作用のイメージ(アニメーション画像) 名称:皺眉筋 ふりがな:しゅうびきん・すうびきん 英語名:Corrugator supercilii muscle 【皺眉筋】が収縮すると眉毛を内側下方 ...